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謎のみぞおち痛で2度も救急車を呼んだ話 その1

タイトルに『謎のみぞおち痛』と書いたが、半分は謎ではない。
このみぞおち痛は、月経の度に起こるので、いわゆる「生理痛」と言われるものだというところまでは、病院での検査の結果で分かっているのだ。

が、普通 月経痛と言えば、下腹辺りや腰が痛むもの。頭痛もよくある。
でも、私は、みぞおちが痛むのだ。
どういう機序で みぞおちが痛むのか 医者は説明してくれない。
分からないのだろうね。

で、このみぞおち痛の時、横になって安静にしていれば落ち着くのだが、座ったり立ったりという状態でいると 最近はすさまじく悪化してしまうのだ。

この日は、1時間半ほどの電車通勤の日。
生理初日だったので、痛み止めを持参して出かける。
電車で座れず立っていたら、案の定痛みが増してくる。
慌てて痛み止めを飲む。
が、だめだ。
もう、真っすぐ立っていられない。冷汗が出てくる。

乗り換え駅の窓口で駅員さんに助けを求めた。
「みぞおちが痛いので、少し休ませてもらえませんか?横になりたいんです。」
「救護室ありますか? ベッドありますか? 生理痛なので少し休めばよくなると思うので。」

20歳くらいの時、同じくみぞおちが痛くて耐えられなくなり、渋谷駅で休ませてもらったことがあったので、同じように対応してもらえるかと思って聞いたのだ。

が、今回は予想外の結果に。

駅員さんは、「ベッドはありますが、このご時世なので・・・。」と部屋にも入れてもらえず、

「じゃ、椅子でもいいです」と私が言うと、丸いスチールの椅子を出してきて、窓口の横に置いた。

「えっ? ここですか?」

ここまで、駅員さんから「どうしましたか?」とか「大丈夫ですか?」の一言もなかった。
私がマスクをしていないからか???????

極めつけは、「ダメなら救急車呼びますよ」とまるで警察を呼ぶような冷たい態度で言い放ったのだ。

「じゃぁ、荷物が重いので預かってもらえませんか?」
「ダメです。預かれません。」

駅員はその後も、私の様子を見に来ることもなく、完全に放置。

JR駅員に救護義務はないのだろうか?


そうしているうちに、痛みが酷くなり限界を感じ、やむを得ず、自ら救急車を呼ぶ羽目に(涙)

救急隊員には、本当は救急車を呼ぶほどでも病院に行くほどでもないが、駅員が対応してくれないのでという事情を話し、病院には行かず、救急車内で休ませてもらうことになった。

本当に、こんなことで救急車を呼び出してしまって 申し訳ない気持ちでしたが、隊員さんはもちろん優しく対応してくださりありがとうございました。
それに引き換え、JR職員は・・・。

JR駅員に救護義務はないのだろうか(2回目)


職場に連絡をして仕事を休むこともできたが、不定期の場所で連絡先がすぐにみつけられなかったので、とにかく、仕事場までは行かなくてはと思い、完全にはおさまっていない痛みを抱えたまま 救急車を降り、再び電車に乗り込んだのだった。





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