Nahuel Note #001"Disputas" 〈Marcos〉 (2003)
この5月に観た『BPM ビート・パー・ミニット』で、一瞬にして主演のナウエルさんこと、俳優のNahuel Pérez Biscayartに完全に魅了されました。しかしナウエルさん情報を探すも、ほんとに日本語では出てこない。
ならもう私がまとめるしか！！
ということで、「ナウエルノート」を作ることにしました。
そもそも名前、Nahuel Pérez Biscayart の日本語表記が統一されてなくて、困っています。
最初に日本語になったのはおそらく『今夜、列車は走る』（2004年、アルゼンチン）で、このときはスペイン語表記の「ナウエル・ペレス・ビスカヤート」。ただしスペイン語では「y」は「ｊ」の音にもなり、かつアルゼンチンでは「sh]にもなるようで、『Glue』の監督はDVDのインタビューの中で、「ビスカシャート」と発音してた（ナウエルさん本人も2008年はビスカシャーって言ってた→★）。次の『肉体の森』（2010年、フランス・ドイツ）ではフランス語に近づけて、「ナウエル・ペレ・ビスカヤー」に。しかし『BPM ビート・パー・ミニット』(2017年、フランス）と『天国でまた会おう』（2017年、フランス）では英語風に「ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート」。その時の出演作がどの言語かに合わせたらいいと思うので、英語版は個人的には却下したいけれど、とりあえず変化しなそうな「ナウエル」さんと呼びます。
『BPM ビート・パー・ミニット』は2017年の映画で、日本公開は2018年。やってることは知っていたけれど、なんとなく内容を誤解していたのと、他のことで忙しくて見逃す。この5月、WOWOWで放送されたので、気が向いて観てみたところ、遅ればせながら、この人は……！！！と。
ナウエルさん情報、日本語で得られるものはほんの少し。英語でも手軽に参照できるのは、WikipediaかIMDbくらい。それらによると2003年からアルゼンチンのテレビドラマに出演。17歳。『BPM』の中で「かわいい」と言われていた写真は「15歳」という設定だったけれど、だいたいその頃。
そんなナウエルさんの出演しているアルゼンチンTVドラマ、検索するとほとんどYoutubeにあがっていて、観られることが発覚！！！もちろん字幕はなしだけど…。
とりあえず順を追って、ナウエルさんのフィルモグラフィーを完成させることが目的のnoteです。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
今回は、TVドラマ『Disputas(論争）』2003年、アルゼンチン（Telefe）
製作：Sebastián Ortega/Pablo Culell/ Marcelo Tinelli
全11話（放送:2003年5月22日〜7月31日)
出演は主にこの5名
Mirta Busnelli (Amelia)
Belén Blanco (Soledad)
Dolores Fonzi (Gala)
Julieta Ortega (Gloria)
Florencia Peña (Majo)
舞台は娼館。4人の娼婦たち。
ナウエルさんはこの中で24歳のSoledadと関わる16歳のMarcosの役。
出演回は第3〜11回。
私は英語とドイツ語は勉強したのですが、フランス語とチェコ語が初級レベル。他はほぼ分からないので、翻訳ツールを使ってWikiのスペイン語サイトを読むと、薬局を営むMarcos（ナウエルさん）の叔父が、彼の同性愛的嗜好に気づき、矯正しようとして、娼婦のSoledadに依頼した、という設定らしい。
Soledadに紹介され、おどおどするナウエルさん。
ナウエルさん、とにかくひたすら可愛い。
Soledad役の女の子も可愛くて、黒髪ボブだからか、ナウエルさんも黒髪長め。双子みたい。薬局勤めだから白衣姿も拝める。素晴らしい。
第3話（初登場）26:57〜 初登場ですぐベッドイン。
第4話 6:40〜、28:19〜 レジからお金をくすねたり。
第5話 14:15〜、19:28〜、21:41〜 病院でいちゃついたり。
第6話 14:08〜、車いすの背後でいちゃついたり。
第7話 冒頭〜 階段を上る。
第8話 21:05〜 勤務中の薬局でSoledadと会う。
第9話 1:35〜、39:30〜 町中でぐるぐると回るカメラ。目が回る。
第10話 （飛ばしながらでは見つけられなかった…）
第11話 1:30〜 Soledadとの再会。
この超絶かわいいナウエルさん、もし日本のドラマとかに出てきたらみんなすごく食いつくと思うけど、アルゼンチンではどう観られてたんだろう…？やっぱりマッチョな男性の方がかっこいい！！として人気があって、無視されてたのかなあ。でもこうしてyoutubeで全編観られるくらいだから人気のあるドラマだったのでしょう。アルゼンチンでは誰でも顔見たら「ああ、あの子ね」って知ってるような存在なのか…？