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自分の舵取りを諦めないためのエール

今年は何回か、いのちのお話を小中学生や保育園児とその保護者に伝える機会に恵まれている。どんな話ができるかな、どんな言葉で伝えられるかな、どんなメッセージを、印象を受け取ってもらえるかなー―想像を膨らませて準備して臨む。そのときに感じたこと、思いついたことを忘れないうちに書き残しておきたい。

人生、うまくいくことばかりじゃない。思いが叶わなくて、悲しい、悔しいこともある。そのときに忘れたくないのは、自分で自分の気持ちを無視していないか、見て見ぬふりしていないか、ということ。

相手に感情をぶつけるのは違う。でも、哀しい、つらいな、寂しいなと思ったことは、素直に伝えていい。言わないで我慢することが偉いわけではない。もちろん、相手の状況を慮って、言わずに様子を見守ることはあっても、まず自分が自分の状態を認めることは諦めたくない。そうなんだ、そんな気持ちだったんだね、そんなことを感じているんだねって。

人がどうとか、他責になっている場合じゃない。自分の人生なんだから、自分の機嫌を取るのも自分次第。誰かに機嫌を取ってもらうのを待っている暇があったら、できること、やってみたいことをしてみたらいい。そこでぼーっと何もしないことを選ぶのも自分。自分がどういう状態でいるかも、自分で決めていい。自分で選んでいい。

他の人に乗っ取られない。乗っ取るというと言葉が強すぎるかもしれないけど、自分の心中を浸食されすぎない。共感して、共鳴してもいい。でもそこで自分がどう在りたいかは自分がコントロールしていい。他人のことはコントロールできない。だけど、この混沌とした世界で、思い通りにならない、ままならないことがたくさんある毎日の中でも、自分の在り方は唯一、自分で決められる。

諦めないのは、自分自身の軸を立てること。他人軸を参考にしてもいいけど、それは決定打ではない。自分で軸を据えるんだ。理想の自分を諦めなくていいんだ。泣いても、笑っても、悔しがっても、喜んでも、こんな自分でいたい姿に一歩ずつ、少しずつ、近づいていけばいいんだから。

あぁ、人に伝えているようで、結局は自分へのエールなのかな、コレ。

多種多様な世界、多様性に富んだ価値観の中で、私らしくいられる場所をこれからも模索していきたい。私が私自身を励ますように、みんなの人生も応援している!楽しもうー!生きようー!人生を彩る毎日に、その一瞬一瞬に、どんな色を付けるかも自分次第なんだ☆

安心して産み育てやすい社会を作るため、また社会全体で子育てを支援する仕組みを作るため、サポートいただけると嬉しいです。いただいたサポートは、あいのちの活動で使わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。