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絶対釣れる、釣れる◯◯って言葉がキライなのだ。

タイトルに書いてる、
「絶対釣れる」
「釣れる◯◯5選」
「最強◯◯」
なんて言葉、動画サイトや釣り道具の名前で検索するとよく目にするんだけど、オレ、絶対と言うくらいそういうのクリックしません。

そもそも、ちゃんとした価格で売っている釣り道具はエキスパートな方々やメーカーの方々が看板を掛けて長い時間と労力、お金を使って開発しているわけで、まず釣れないわけがない。

「いや、あの◯◯ってルアーさぁ、100回投げたけど釣れなかったんだから、釣れないんだ!」
「△△をいくら投げても釣れなかったのに、◯◯投げたらすぐに釣れたから最強はこれなんだよ!」

なんて事言う人やそんな言葉を信じちゃう人に言われちゃいそうですが、恥ずかしいから言わないほうが良いんじゃない?って思うんですよ。

もちろん、その瞬間毎に「アタリルアー」は確実に存在するんだけど、その瞬間にそれがハマってるだけであって、別のタイミングではもちろん違うルアーが「アタリルアー」になるわけでして。

確かに、そのルアーの持ってるポテンシャルが高ければ振り幅は広くなるわけで、「そつなく釣れる優等生」にはなるのだけど、外れることがあるのは事実。

そのルアーを、その釣り道具を、その瞬間に使い分けるのは釣り人であって、釣れる釣れないはあくまでもユーザー側にある。
道具の力に頼ったやり方では、いつまでもいつまでも

「釣れた」であって、

「釣った」ではないのだ。

その道具の使い分けをできる釣り人が「上手」であって、それは経験から導き出された「技術」なので、相当な勢いで道具に依存したそんな言葉が大嫌い。

別にオレが「上手」なわけでもなく、「技術」を持ってるわけでは決してないけど、釣りの楽しさはそこにあると思うし、それを体験したい、体験したことがあるから、心から楽しいって思えるんじゃないかな。

再生数やアクセス数、いいね!が沢山貰えるのは確かに嬉しいけれど、そんなインチョキ感の否めない情報を垂れ流して、それが増えたとしても

なんだかなぁ~、

なのです。

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