詩*無題詩

へろへろのバス

夕食はスタミナのある美味しい炒めもの

疲れが椅子に染み込みかける頃

外の光は白と橙の点々が流れてて

流れ星みたいに走り出す

流れ星が四角い光に変わる頃には

僕がバスに

赤い光をともす


くたくたがコンクリートに染み込む前に

布団に入れば

僕が布団に溶け込んで

瞼の裏で
僕しか見えない流れ星



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くたくたの夜の帰り道。

2014.04.18.
疲れた日の帰りのバスの中で書いた記憶。

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