見出し画像

【遊戯王】メルフィーユニコールver2

以前に紹介した【メルフィーユニコール】ですが、ユニコールの癖が強いのでこればっかりはどうしても対人を重ねないとデッキ調整ができないため、かなりかたちが変わりました。

コンセプトは変わらず『メルフィーを出したり戻したりしながら魔轟神獣ユニコールの手札調整をするデッキ』です。

画像1

メルフィーの初動は、ランク2の森のメルフィーズを立てられるかどうかだけです。森のメルフィーズを立てて、メルフィーパピィをサーチ、エンドフェイズに自己SSが定石です。

画像4

画像5

こうすることで、相手の召喚・特殊召喚に対応して、パピィからカラントーサ(フィールドのカードを対象を取って一枚破壊)+森のメルフィーズ誘発で、対象のモンスターは攻撃できず効果が無効となります(つまりアンディメンション化されたのさ!

画像6

パピィは手札に戻り、次のターンのエンドフェイズに召喚権を使わずにSSできます。メルフィーにはかくれんぼがあるので、カラントーサが切れることはありません。パピィを起動させずに攻めて来られると弱いのですが(つまり、相手の場がもう完成されていて、召喚・特殊召喚せずに森のメルフィーズを先に殴られる状態)、そこは愛嬌。

なので、メルフィーとして合理的に考えるのならば先行を取るのが正しいのですが、いくらなんでも先行でこれをやると制圧が強すぎると思うので、このデッキでは後攻を取ります。ユニコールの手札調整のために、相手のデッキがどう動くのかも確認しておきたいので。

回りだせばぐんぐん場が固まっていくデッキです。ただ、戦い慣れている人だと、かくれんぼをすぐに割ってきます。やめて。

画像7

そのため、初動としてはランク2を立てることを目標としています。メルフィーは相手の動きに合わせてリアクションをするので、能動的な初動はほぼありません。そのため、ローレベル獣族の力を借ります。

画像8

画像9

先の理由により、後攻を基本としているので、新顔、アーマードホワイトベアの自爆特攻→レスキューキャットも選択肢に入ります。アーマードホワイトベアはよく読むと、星4以下の獣の蘇生もできるって書いてあります。つまりユニコールの蘇生ができるのです(魔轟神クルスとか以前採用を考えていたのですが、うまいカードが来てくれました)。しかもこれ、ダメステにカラントーサも呼べます。選択肢が強い。可能性の獣。

画像10

アーマードホワイトベアの自爆特攻では展開後にバトルができませんが、このデッキではあまり問題になりません。メルフィーは相手の動きに合わせてリアクションをするからです。

画像11

同じ理由で、バトルフェイズができないことのデメリットがほぼ意味がないため、同胞の絆を採用しました。魔獣の懐柔が高くて買えないので代替的に使っていたのですが、あちらは自分の場が空である条件がメルフィー的に難しいことと、効果無効で呼ぶのが残念で、いまでは同胞の絆のほうがいいんじゃないかとも思えます。ゼンマイニャンコも効果使えるし。森のメルフィーズを立てられずとも、パピィで1妨害はできますし、キャシィならレスキューキャットを手札に持ってこれます。

画像12

メルフィーが回り始めたら、エースを立てにいきます。

画像13

ユニコール。チェーンを組まない永続効果。すなわち、手札の枚数が違っても相手の効果にチェーンをして手札調整し、解決時に手札が揃っていれば、無効にして破壊できます。わたしのたったひとつの望み。これが完成されたシステムクリーチャー。

きちんとメルフィーのシステムが回っていることが前提条件ですが、相手の召喚・特殊召喚に反応して、場のメルフィーは手札に戻すことができます(+1枚)。サーチやサルベージをする子もいます(+2枚)。発動しない権利もあります(±0枚)。ユニコールの解決時の手札の枚数参照というユニークな能力と、がっちり噛み合って、相手との駆け引きを生みます。

手札が多い? メルフィーは自分のエンドフェイズに同名ターン1ですが、自己SSする効果があります。

魔轟神チューナーを要求しているため、ケルベラルを採用しています。都合よく星2の獣なので、リクルートもサーチも並べることも無理なく運用できます。このデッキでは手札調整のため、手札を切るカードを多く採用しているため、ケルベラルの特殊召喚も容易です。

画像14

なお、ヴァレリフォーン一枚でハリファイバーが立つのですが(蘇生したのがなんであれ。カラントーサならアドを取りつつ)、

画像19

それでケルベラルをリクルート。ハリファイバーをリンクロスにすれば魔轟神獣をチューナーとした星4シンクロでスマートにユニコールが立つことに最近気づきました。6月30日をもって禁止カードです。残念です。二度と帰ってくるな。

画像15

お馬ノ刻、もとい逢魔ノ刻も面白く、ユニコールがいないものと思っている相手に打つと強烈なカードです。ユニコールは、効果解決時に手札が揃っている状態で場にいさえすればいいので。

画像24

森のメルフィーズ二体目を出す際には、おいかけっこをサーチしましょう。かくれんぼとイラストが似ていてわかりづらいですね。ぼくも結構メルフィー回しているんですが、間違えることがあります。

画像16

これで一体目の森のメルフィーズを蘇生できるので、

画像17

からの、

画像18

です。未来龍皇は使われたことがないので制圧力が実感できないのですが、とにかく場持ちのいいカードです。だいたいこれが出たデュエルは、どちらかが負けるまで場にいます。

というわけで、安定した初動から、相手の行動に合わせたリアクションで妨害をしつつアドを稼ぎ、ユニコールと未来龍皇という強力なモンスターでコントロールしていくデッキです。

そんなメルフィーですが、やけくそになりたいときもあります。

現れろ、CNo.1! すべての秩序を破壊し、混沌なる闇へ。世界を真なる姿へ導け。ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ!

画像2

すべての秩序を破壊したくなっちゃう、そこのあなた!
さぁ、メルフィーたちと一緒に世界を真なる姿に導きましょう♪

ヌメロンネットワークで世間を騒がせているこのカード、実はNo1を使わなくても、もっと言えばヌメロンネットワークを使わなくても、星2を四体並べればバーン以外の効果は使えるんですよね。メルフィーならすぐ並びます。

しかし、メルフィーの自己SS効果は自分のエンドフェイズ。タイミングが合わない。SSを封じる同胞の絆も相性が悪い。

画像3

じゃあ、フリチェでエクシーズ召喚すればいいじゃない! というわけで差しているのがこのカードです。四体並んでてこのカードを伏せている時の安心感たるや。あと、No以外のエクシーズ二体で未来皇も出せます。思っていたよりは腐らなくて、面白いカードです。

画像26

未来皇でいえば、マスターピースもZEXAL好きとしては使いたいんですが、二体目の森のメルフィーズがおいかけっこをサーチするほうが楽なんですよね。

反省点。

画像20

決まると楽しいホップイヤー飛行隊からの、アークデクレアラーですが、

画像21

ちょっと妨害が強すぎるのと、意外とホップイヤー飛行隊のタイミングが難しくて採用をやめようと思っています。相手ターンにサーチしてそのまま仕事ができるいいカードなんですが、サウラヴィスのせいでユニコールの手札調整ができないという状況が何度かあったためです。

画像22

なお、獣族であれば、メルフィー・マミィがフリーチェーンで手札を消費してくれます。つよい。ユニコールのために産まれてきた存在すぎる。ただひとつ欠点は、かくれんぼの効果破壊耐性前提のデザインのため、かくれんぼしていない状況だと戦闘破壊耐性しかないんですよね。注意。

画像23

「ねえ、ぼくは???」

画像25

いつもエクストラデッキの横、メルフィーラビィゾーンに置いていますよ。


前回の記事はこれ!

いま読んでる本はこれ!

ワセダ大学で小説作法を教授している芥川賞作家・三田誠広が、小説家をめざすあなたに小説の書き方をいちから伝授する。小説とおとぎ話の区別から説き起し、書き方の基礎の基礎を押さえ具体的な注意事項を与えた末に、小説がスラスラ書ける黄金の秘訣まで授ける。文芸誌の新人賞作家を輩出したこの「講義録」を読んで、あなたもすぐにペンを執ろう。

♡数で記事の自己評価をしています。ぜひぜひ♡を押してください(*´ω`*)

いただいたサポートは、山田とえみるさんの書籍代となります。これからも良い短編小説を提供できるよう、山田とえみるさんへの投資として感謝しつつ使わせていただきます!(*´ω`*)