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恋のはなしあらため愛のはなし|ライフコーチの私の場合

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ライフコーチングというものを学び、私はひとと付き合うことがうまくなった気がします。人とのコミュニケーションというものを理解できたからです。自然消滅をしてみたり、付き合わないでいて…
ライフコーチという「ひとと話すことが仕事」の私がどんな恋愛をしているのか、どんなふうに愛を受けとっ…
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2023年12月の記事一覧

3週間の一時帰国旅行で私は何を得たか

12月あたまに日本に帰ってきて、3週間日本を旅行した。東京、広島、京都、大阪。一時帰国はあと1か月続くけれど、旅としてはここが区切りなので、一度振り返っておこうと思う。 1年間ドイツに住み、久しぶりの日本を私はどう感じたのか。初めて日本に来た恋人を見て、私はどう思ったのか。恋人と3週間ベッタリ一緒にいることは、私に何をもたらしたのか。 そんなことを、書いてみようと思う。 1年ぶりの日本 1年ぶりの日本で、私がもっとも時間とお金を使っていることは、日本でしか食べられない

恋人への自分の言動にハッとした

恋人と日本を旅行している。長いようで短いようなこの期間、もう2週間ほどが経った。 日本が初めてで日本語は勉強中という恋人とのコミュニケーションに、私はイライラすることが増えた。普段私たちが住んでいるベルリンにいても、恋人にイライラしないわけではないけれど、最近の私は自分でもイライラしすぎていると思う。 ある時、恋人を心配するような言葉を発していた私は、恋人に言われた。「僕は子どもなの?」と。「そうじゃないなら、もっと僕を信じたほうがいい」とも。 そうだ、まさに私は、相手

私の人生で二番目に長く住んだ場所

出身は高知、いま住む場所はベルリン。転勤で静岡と東京に住んで、退職後はソウルに住み、大学時代は京都に住んだ。 一時帰国をしてきているいま、私は京都に来ている。人生で一番長く住んだのは地元の高知だとして、大学時代に4年間住んだ京都を越える場所はまだない。その京都に、この数日は滞在している。 というのも、私の出身校の創立者が、恋人の大学の卒業生なのだ。うちの大学はある程度のマンモス校だけれど、恋人の大学はうちの大学の10分の1ほどしか学生がいないそうだから、この縁は面白いなと

恋人と初めて日本に来たら私たちに課されているテーマに気がついた

12月あたま、日本が大好きで日本語のできる恋人と、初めて一緒に日本に一時帰国をしにきた。あれこれに目を輝かせて、「ぼくここに住みたい」と言うかわいい生き物を連れて街を歩いている。 私たちはそれぞれの場所からドイツにやってきて、いまはベルリンに住んでいる。恋人になって半年と少し。そう思えないくらい、私たちはたくさん話をして関係性を作ってきたと思う。 一緒に日本へ旅行に来て、ベルリンでは出会わなかった事象に出会っている最近は、また新しく考えることが多い。そんな日々を過ごしてい