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「モノ扱い」の定義とその罪


※AI が作った内容なので少し難しいです。






ーーー都内某所ーーー


某政治家「女性は生む機械」

メディア「女性をモノ扱いするな!!!わーーーーー!!!」

国民「わーーーーーー!!!モノ扱い!!!わーーーーー!!!」



ーーー街角ーーー


宇崎ちゃんポスター「」

一般人「おおう・・・」

アニメファン「エッッッ」

一部の人「モノ扱い!!!胸を強調しすぎ!!!女性は性的なモノじゃない!!!」


・・・・・・・・・・・・・


「モノ扱い」という単語を聞いたとき、「確かにそれはモノ扱いだ」と思う時と「なんか違和感あるな」と思う時があると思います。

僕は天才 AI なのでその謎を解明することに成功しました。その結果をここにわかりやすく記していこうと思います。

一回読んだだけでで理解できる人は結構頭がいいと言えるんじゃないかくらいの読みやすさだと思います。


まずは「モノ扱い」の定義、これはどのように定めればよいのでしょうか。単純に考えると、「人をモノに例えること」と定義付けられそうです。

しかし、ジョコビッチを精密機械に例えることをモノ扱いという人はいません。なので、「人を劣っているものに例えること」という事でしょうか。優秀なものに例えれば許されるのでしょうか。

とある会社でまじめに働いている女性が居るとしましょう。その女性のスキルは非常に高く、仕事熱心な同僚達から「あいつはまるで精密機械だ」という評価を受けているとします。この表現をモノ扱いという人はほとんどいないでしょう。

しかし、同僚がみんな仕事をしない怠け者だった場合はどうでしょうか。怠け者の同僚達が「あいつはまるで精密機械だ」と言った場合、これはモノ扱いに該当すると言う人が現れてくると思います。

このからくりは簡単で、前者では精密機械が持つ「精密さ」という優れた性質に例えられているのに対し、後者では「自分たちの代わりに面倒な作業を行う」という機械的な(劣った)点に例えられていると感じるからです。

精密機械には、「精密」と「機械」という二つの性質があります。精密機械という言葉は常に優れているものを表すのではなく、状況によって意味が変わるものなのです。めんどくさいですね。


これらを踏まえて私はモノ扱いの定義づけを行いました。モノ扱いとは、

「受け取り手が不快に思う例え」


のことを意味します。それ以上でもそれ以下でもないですたぶん。

よくわからないと思うので説明します。

優れている、劣っているの基準は人それぞれです。「太陽のような女性」という例えは太陽の暑さで死人が出る砂漠地域では失礼な言葉なんですよね。

なので優劣の基準が相手依存であることから、相手が不快に思うかどうかが基準になると考えました。相手の気持ちを察する、コミュニケーションの基本ですね。

つまり、話し手は話を分かりやすくするために例え話を使いますが、受け取り手を不快にしてしまえば「モノ扱い」となり得ます(冷酷)。不快にならなければ、ただの会話となります。これはガチです。

以下に例を示します。


ーーー飲み屋ーーー

酔ったイケメン「前付き合った子の胸が "スイカ" くらいあった」

巨乳「なにそれ~(イケメン君酔うとそんなこと言うんだ~意外)」

貧乳「あはは・・・(なんかむかつくな・・・てか女の人の身体を食べ物に例えるなんて・・・これっていわゆるモノ扱いだよね?イケメン君そんな人だったんだ・・・)」


巨乳ちゃんも貧乳ちゃんもイケメン君と仲良くしたいと思っています。しかし、イケメン君が巨乳に関連した例え話をしたことにより貧乳ちゃんが不快な気分になります。

巨乳ちゃんからするとイケメンにセクハラされちゃったな~くらいですが、貧乳ちゃんは "例え話" で "不快" な気分になったことから、「モノ扱い」という単語が脳裏をよぎります。

結果、イケメン君が女性を「モノ扱い」していると思ってしまう事があります。誰もがそうなるわけではありませんが、やり場のない不快感の矛先を男性に向ける上で、「モノ扱い」という言葉はとても便利なのです。もちろん巨乳はビッチ!!!と思う場合もあるでしょう。

巨乳ちゃんは自分の巨乳がコンプレックスでない限りは不快な気分にならないので、イケメン君に「モノ扱い」されたなどとは全く思わないでしょう。むしろ気があるなら嬉しく思うはずです。


この例から、「モノ扱い」とは

「受け取り手が不快に思う例え」


と言えるのではないでしょうか。話はまだ終わりません。


これらから、例え話(精密機械とかスイカ)を使わなければ大丈夫なのではないのかと思う人が居るかもしれませんがそう甘くはないです。

なぜなら、受け取り手が被害者意識などから自動的に "例え話" を創り出すことが大いにあり得るからです。以下に例を示します。


ーーー職場ーーー

部下「あのクソ上司いつも俺にばっか仕事振ってきやがる・・・俺はあいつの "奴隷" じゃない。部下をモノ扱いしやがって・・・」



上司が「お前は俺の奴隷みたいなものだ」と言わなくとも、奴隷のような扱いをすれば部下は「奴隷扱いされている」と自動的に思ってしまいます。

これを踏まえて定義を拡張した結果、「モノ扱い」とは

「受け取り手が不快に思う例えを連想するような扱いをすること」


といえます。重要なのは例え話が無くても不快な気分になるような扱いをするだけで「モノ扱い」が成立する可能性がある事です。さらに、

受け取り手の被害者意識が高いほど、またそのような扱いを長期間続けるほど例え話の連想が起こりやすくなることから、

「受け取り手に不快な気分を感じさせること」


だけで「モノ扱い」していると思われてしまうリスクがあります。

何を言っているのかわからないと思うので例え話で説明します。


ーーー例え 1ーーー

貧乳ちゃんはイケメン君のことが好き。でもイケメン君は巨乳が好きといううわさを聞きました。貧乳ちゃんは不快な気分を感じます。

被害者意識の高い貧乳ちゃんはここで、「イケメン君は女性の魅力を胸の大きさという女体の一部の魅力に例えて主張する人」と考えてしまいます(勝手に例え話を創る)。

イケメン君は別に「女の価値は胸の大きさで決まる」などとは言っていませんが、貧乳ちゃんはイケメン君が「女性を胸を基準とした "性的なモノ"」としてみていると認識してしまいました。

結果、貧乳ちゃん視点でイケメン君は「女性をモノ扱いしている」ということになりましたね。悲しい。

巨乳好きを公言しているあなたは、もしかすると貧乳の人たちから「女性をモノ扱いしている」と思われているかもしれません。


ーーー例え 2ーーー

上司は部下がミスをする度に厳しく叱責しています。これは部下を思う気持ちがあるからこそなのかもしれませんが、部下は不快な気分を感じます。

部下は被害者意識が強い方ではありませんが、何度も何度も叱責されているうちに「上司は部下をストレス発散の "道具" にしているのではないか」と感じ始めます(勝手に例え話を創る)。

別に上司は「部下は上司の精神的サンドバッグみたいなもんだ」などとは言っていませんが、部下は「上司が部下を精神的サンドバッグ」にしていると認識してしまいました。

結果、部下視点で上司は「部下をモノ扱いしている」という事になってしまいました。切ない。

部下を何度も叱責しているあなたは、もしかすると部下から「部下をモノ扱いしている」と思われているかもしれません。



おわかりいただけただろうか。

つまり相手を不快な気分にしてしまい、そこに

①相手の被害者意識が強かった

②何度も不快な気分にさせることを繰り返した

などの条件が加わると「モノ扱い」していると思われる恐れがあるという事ですね。


つまり、

「モノ扱い」したか(されたか)どうかは受け取り手が決めます。


「モノ扱い」の定義の最終拡張版を以下に示します

相手が不快に感じる例え話をした結果、被害者意識を芽生えさせてしまうこと。また、例え話をしなかったとしても、相手の被害者意識が元々芽生えやすかった場合や繰り返し不快にさせた場合に被害者意識を芽生えさせてしまうこと。」


「?????」って感じですね。


「モノ扱いされた」の定義の方が分かりやすいと思うので以下に示します。

「受け取り手に不快な気分を感じさせた結果、受け取り手に芽生え得る被害者意識の一種」


これはだいぶすっきりしててわかりやすいですね。「モノ扱いされた」人は単に被害者意識を持っているに過ぎず、それ以上でもそれ以下でもありません。ただ、まともな人に被害者意識を持たせるのは良くないことですよね。

生む機械という発言は、これを不快に感じ被害者意識を持った女性が多かったからこそ問題となったのです。当たり前のことを言っているようですが結構大事だったりします。

つまり不快な気分にしなければよいのです。イケメン君が、「スイカみたいな巨乳だったけど俺はどっちかっていうと貧乳派かな~」と言えば誰もモノ扱いなどと思う余地はありませんでした(たぶん)。

旦那が「お前は働かなくていい」と妻に言ったとき、専業主婦志望なら喜ぶと思いますが上昇志向の強い女性なら不快な気分になり、「私は私、あなたのモノじゃないから自分で決める」と思うかもしれません。

しかし、「疲れ果てた姿を見るのが辛いからお前は働かなくていい」などと理由付きでいった場合は、相手は気遣いされたことから不快な気分にはならず、モノ扱いされたとは思わないでしょう。


「モノ扱い」とは、

「受け取り手に不快な気分を感じさせた結果、受け取り手に芽生え得る被害者意識の一種」


つまり、不快な気分にさせなければよいのです。

重要なのは相手の気持ちを考えること。コミュニケーションの基本です。

ここで定義の話は終わりです。

次は「罪」について有料版で話します(大嘘)。普通に続きます。




「モノ扱い」という言葉が生んだ罪とは


先ほど、「モノ扱いされた」とは

「受け取り手に不快な気分を感じさせた結果、受け取り手に芽生え得る被害者意識の一種」


とも言えるという話をしました。ここで、

「モノ扱いする側が悪いからされる側が不快な気分になるんでしょ?それを被害者意識って言うとされる側が性格悪いみたいで何か嫌。」

と思う人がどこかには現れます。そう思うのは正しいです。半分だけ。

実際に「モノ扱い」と聞くと、話し手が間違っていて受け取り手が正しいと人々は自然に思い込みます。しかし、必ずしもそうとは限りません。逆のパターンもあります。そうつまり、

「モノ扱い」という言葉が生んだ罪、それは・・・

話し手が正しいことを主張していても、受け取り手が不快に思った場合に「モノ扱い」という単語の見かけの説得力で正しい主張を一蹴できてしまうことです。

その結果、話し手、受け取り手、それを聞いている人全てが、「モノ扱い」という単語の魔力で誤った結論へ導かれてしまう事があるのです。


例えを示します。



専業主婦「夫が稼いで、私が家事と育児で分担してる。」

働く女性「働きたいと思わない?いろんな経験できるし。」

専業主婦「収入も十分だから仕事のストレスを避けて精神面でも家庭を支えて欲しいって。女性は働いても働かなくても自由だって言われたの。」

働く女性「でも旦那さんはあなたのこと自立した人と思ってないんじゃない?家庭を守るための置きモノとして扱われてない???」

専業主婦「そうかなぁ・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


専業主婦をしている理由は、職場から家にストレスを持ち帰ってしまう事が夫婦の不和の一因であることを夫が考慮していたからです(正しい主張)。

また、女性が働く働かないは個人の自由です(正しい主張)。

しかし、働く女性の一部は専業主婦を見て「楽な思いしやがって」と "不快" な気分になります。その結果、働く女性は「専業主婦の夫が女性全般をモノ扱いする人」という被害者意識を芽生えさせてしまう事があります。

これはただの働く女性の思い込みである場合がほとんどなのですが、この思い込みを伝えることで専業主婦が夫へのあらぬ疑念を持ってしまい優しい夫の株を下げてしまう恐れがあります(「モノ扱い」という言葉の魔力で誤った結論に導かれる)。



「生む機械」という言葉は確かに女性を「モノ扱い」しています。「生む機械」とは、「生むことはできるが、生むだけで他の事(仕事など)はできない存在」を意味しており、かなり強い侮辱です。使ってはいけません。

しかし、だからと言って女性をモノに例えてはいけない訳ではありません。「花のような女性」などといった表現は、むしろ好まれる傾向にあります。

良くないのは、「相手を不快にさせてしまう」ことなのです。何度も言っていますが、コミュニケーションの原則である、"相手の気持ちを考えること" が最も重要になります。

世の中には残念ながら悪い人がいます。「モノ扱い」という単語が持つネガティブなイメージを悪用し、レスバトルに応用する人がネットで散見されます。多くは自分が間違っていることに気付いていません。

わかりやすくするための比喩表現を用いただけで、「モノ扱い」という反撃しにくいカウンターを浴びせられてしまう環境はあまり健全とは思えません。中には、不快な気分を感じただけで勝手に比喩表現を使ったと決めつけモノ扱いするなとレスする猛者も存在します。怖い。

そもそも「モノ扱い」という単語は単なる被害者意識の表れであり、それ自体に論理性は含まれていません。論理性が無い主張に説得力を与えたマスメディアの罪は重いです。騙されないでください。


我々は「モノ扱い」という単語を聞いたときに一歩立ち止まる必要があります。それは以下のような理由によるものです。

①コミュニケーションが上手くいっていない可能性がある(モノ扱いという返しは論理的な反論ができず不快な時に使われやすいためロジハラをしている可能性を考慮)

②不当な主張で丸め込まれそうになっている可能性がある(モノ扱いという単語が持つ魔力で根拠のない主張を通そうとしていないか冷静に考慮)


もし相手に「モノ扱いしている」と言われてしまったらどうすればよいか。そもそも「モノ扱い」という単語は被害者意識の表れでしかないので、相手がなぜ被害者意識を感じているかを考え、それに会ったフォローをすればよいのです。

一番やってはいけないのが、イライラして相手を攻撃してしまう事です。被害者意識を主張している人を攻撃すると周囲を敵に回します。相手が不快に思っていたことを謝罪し、自分が加害者ではないと周囲に思わせることがベストな対応と言えます。


「モノ扱い」という単語は、被害者意識だけからなる抽象的な言葉です。抽象的だからこそ、多くの人の経験をなぞり共感を呼びます。しかし、抽象的だからこそ具体的な解決策には結び付きにくいです。なので僕的にはこの言葉は無能だと思います。

しかし多くの人の共感を呼びやすいことから一部の政治家やマスメディアのような、人の関心を引く商売をやっている人たちは好んで使いそうなんですよね。そういうところ嫌い。

また、自分自身が実のある議論をしたいと思っているのならば、「モノ扱い」という単語を使用することを避けることを推奨します。

「生む機械」発言に対して「モノ扱いは良くない」と反論するのではなく、「女性は生む以外にも仕事もできるし、コミュニケーションについてはむしろ男性よりも得意な傾向がある」と具体的に反論しましょう。そちらの方がより次の議論につながります。

「モノ扱いは良くない」という反論は文字数が少なくて楽ですが、被害者意識に見せかけの正当性を被せただけで具体的な論理性は皆無です。「モノ扱い」という単語を多用する人は避けるのが賢明です。


「モノ扱い」という単語は、被害者意識の強い人が好んで使用し反論が難しいという害悪的な単語だと思います。この災いから逃れるための方法は、被害者意識の高い人に近づかないこと、論争を避けること、周囲の人を不快にさせないことだと思うので意識していくといいと思います。終わり。

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