ワールドカップの都市伝説
2006年のワールドカップドイツ大会が始まる前に、ある本にこんなことが書いていました。
【ブラジルの優勝は絶対にない】
結果はイタリアの優勝、フランスが準優勝。
出場国32チームから一つの国を優勝しないと予想するのは簡単です。
でもブラジルだけは例外です。前回大会2002年日韓ワールドカップの優勝国であり、ワールドカップ歴代最多の5回優勝、言わずと知れたサッカー大国です。いつの時代にもスーパースターを輩出しています。
そのブラジルが絶対に優勝できなかったワールドカップがドイツ大会だったんです。理由を説明します。
2006年ドイツ大会、ブラジル代表は過去に劣らない最強メンバーでした。
GK ジーダ(ACミラン)
CB ルシオ(バイエルン・ミュンヘン)
CB ジュアン(バイヤー・レバークーゼン)
RSB カフー(ACミラン)
LSB ロベルト・カルロス(レアル・マドリード)
DMF エメルソン(ユベントス)
DMF ゼ・ロベルト(バイエルン・ミュンヘン)
OMF カカ(ACミラン)
OMF ロナウジーニョ(FCバルセロナ)
FW アドリアーノ(インテル)
FW ロナウド(レアル・マドリード)
優勝予想のポイントは【スポンサー】、【開催国】です。
ワールドカップを見ていれば気付くとおもいますがボールを始め、いろいろなところにアディダスが絡んでいる。ジダンが選ばれたいわゆるMVPの正式名称はアディダスゴールデンボール賞。アディダスは以前からワールドカップの大スポンサーです。
今回はそのアディダスの発祥の地にして本拠地、ドイツでの大会。
だから資金力があり、同社にとって最大のライバルの【ナイキ】のユニフォームを着ているチームが晴れ舞台に上がれるはずがなかった。というわけです。
優勝したイタリアのユニフォームはプーマ。プーマはもともとアディダスの創業者の兄弟が始めた会社であり、同じドイツのメーカーなので譲歩できる範囲。ちなみにナイキはアメリカの会社です。
そんなことコントロールできないと思いますか?
確かに国の威信をかけて戦う選手に理解してもらうのは無理でしょう。
でも審判は?、、、
例えば準々決勝のフランスVSブラジル。
前半からブラジルばかりにイエローカードがでたりしてましたよね?
僕はビデオに全試合残していたので見返しました。
前半のイエローカードはブラジルのみで3枚。
ロナウドとDFのカフーとジョアンでした。
ロナウドは前半終了後、審判に公平じゃないと話をしていたといわれています。ロッカールームに戻る時に必死に審判に話しているロナウドも写っています。
個人的には得点シーンも怪しく見えました。
左サイドからのフリーキック。ジダンが蹴ったボールにアンリが決めました。この時アンリはドフリーなんですよね(笑)
見た感じマークはロベルト・カルロス。
叩かれるレベルでサボってるんですよね(笑)
これは関係ないかもしれませんが今後もドイツ大会でブラジルが優勝することはなさそうです。