見出し画像

【ネタばれあり】2分の1の魔法考察の殴り書き

================

ネタばれがあります!!!

ネタばれなしで映画を楽しみたい人は今すぐブラウザバックしてください!

================

【↓ネタばれ見たくない人のための字数稼ぎ基本情報】

2分の1の魔法
Onward
監督 ダン・スキャンロン(英語版)
脚本 ダン・スキャンロン
ジェイソン・ヘッドリー
キース・ブーニン(英語版)
製作 コリ・レイ(英語版)
出演者 トム・ホランド
クリス・プラット
ジュリア・ルイス=ドレイファス
オクタヴィア・スペンサー
音楽 マイケル・ダナ
ジェフ・ダナ
主題歌 ブランディ・カーライル『君が支えてくれた』
スキマスイッチ『全力少年』
撮影 シャロン・カラハン(英語版)
アダム・ハビブ
編集 キャサリン・アップル
製作会社 ピクサー・アニメーション・スタジオ
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2020年3月6日


==========
はじまるよ!!!
==========



・主人公が最初に乗り越える試練が車の運転なのがおもしろい。
ディズニー+で見たドラマ「グッドラックチャーリー」で「子供が車にのったらもう大人になって自分の元を離れていってしまうみたいで寂しい」ってママが言うエピソードがあるんだよね。
ファンタジーの世界だけど、現実の「成長」を表す運転を出してきたのが面白かった。

・魔法が廃れていく様が現代の文化文明と一緒で面白かった。

・お母さんの恋人って存在とか、再婚とかっていうのが出てきて良かった。パートナーが亡くなったからといって一生一人でいる必要はないよね。1人で居たい人はいたらいいし、恋人との縁があればまた誰かと歩めばいいね。そういうのもあるんだっておしつけがましくなく子供たちに伝わる作品。

・監督もインタビューで言ってたけど今回の敵は「時間」
ドラゴンも「呪い」でしかなく悪の人格はいなかった。
子供向けは今後こういうスタイルで統一していくのかな。

ディズニー映画の大きな流れ【ネタばれ注意】



悪いものはぶっ叩かれても良い。みんな善人であれモノ
姫は美しく寝てたらキスで起こしてもらえて王子と結婚できるエンド
・1937年ごろの白雪姫や1959年ごろの眠れる森の美女など

悪いやつも善人になれるよモノ
・1991年ごろ美女と野獣
・1993年ごろアラジンなど

第一回!思い込みを壊そうモノ
・1996年ごろのノートルダムの鐘(外見が醜くても主人公になれる)
・1998年ごろのムーラン(女性も戦える)
※しかし今までやってこなかったメッセージに挑戦した作品のため色々間違えてしまう。

ヒット作があまり出ない時代
・2000年代中盤

第二回!思い込みを壊そうモノ
・2009年ごろのプリンセスと魔法のキス(黒人もプリンセスになれる)
・2010年ごろ塔の上のラプンツェル(女の子も勇敢に冒険するよ)
・2013年ごろのアナと雪の女王(女の子も勇敢に冒険するし恋愛しない人もいるよ)

悪いやつにも事情があるよモノ
・2013年ごろのアナと雪の女王(不遇の環境だったのさ・・・)
・2014年ごろのベイマックス(ひどいことされたから・・・)
・2014年ごろのマレフィセント(ひどいことされたから・・・)

最近の作品に多いメッセージ(2010年代以降ぐらいから)
多様性を認めていこうよ
居場所は自分で決めて良いんだよ
生まれは関係ないよ
誰かを敵にするのはやめよう
家族の形はいろいろ
恋愛が全てじゃないよ
女性も戦うよ
肌の色は様々だよ
など・・・

子供向け映画では扱いづらい「悪い子も認めよう」みたいなのはアプリゲームのツイステで展開されている模様なのでやろうかなって思ってる・・・。
(ディセンダントでも少し描かれてる。でも基本は良い子になるほうにしポットが当たる。)
やっぱ悪い子も認めるって、土台の「多様性」に対する価値観がしっかりできてないと進むのが難しいステップだから大人向けのアプリゲームで対応してるのかな。

2分の1で出てきたメッセージ


多様性を認めていこうよ
→色んな外見があったね。ちっちゃいのとか目が一つとか。

居場所は自分で決めて良いんだよ
→今回はないかも!まだ一回目なのでわかんない!あったら教えて!

生まれは関係ないよ
→血がつながっていても魔法使える子と使えない子がいる。

誰かを敵にするのはやめよう
→時間と呪いと戦う。悪の人格不在。

家族の形はいろいろ
→お母さんに彼氏がいる事もあるし、再婚とかもみんな苦労しながらもやってる。新しいパパとの暮らし。

恋愛が全てじゃないよ
→ラブロマンスは中心にない。兄弟の絆。家族の絆。ママも女の友情をみつける。

女性も戦うよ
→ママ、コーリー

肌の色は様々だよ
→色んな色の生き物がいたね!

★忘れてた力、呼び覚ませ!
→自分の中にある「自分で生きる力」諦めないで呼び起こそう!何歳になっても!ってメッセージを感じました。
だから日本の主題歌全力少年なのねー。
最後も字幕つきで丁寧にながしてくれてて良かった。文字だけなのに爆泣きした。

個人的注目ポイント

やっぱ大冒険を描かせたらピカイチですね。
めっちゃライド映えする展開でした。
最高にわくわくしたのでアトラクション感覚でリピートしたい作品でした!

だから好きだよディズニーは

自分たちのコンテンツが持っている世界的な影響力を理解して、常に最善を尽くそうとアップデートをしている。
そのためには過去の名作も書き換える。
でも、人間だから思い込みを壊そうとする中にも思い込みがあってまちがえちゃうことがある。
そこで諦めずにまた新しいエンターテイメントで書き換える。
悩んであっちにいったりこっちにいったりして歴史を作っているのをリアルタイムで見る事ができるのが嬉しい。
なんかミスったとしても、これをどうやってエンターテイメントで覆してくれるのかなって期待に変わるからすごい。失敗しないことより挑戦することのほうがよっぽど大事だって教えてくれる。すき。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?