見出し画像

武本昌三さんのホームページご紹介

以前に身近な人が急に亡くなってしまったことがあります。
どなたにも、そのような経験がおありなのではないかと思います。
私はその時、何とかならなかったのだろうか、自分に何か出来たことはなかったか、という気持ちが湧き辛い気持ちになっていました。
その時にネットで見つけた武本昌三さんのホームページを読んで気持ちがだいぶ楽になりました。
それ以来今でも時々読み返しています。

奥様と息子さんを大韓航空機追撃事件で同時に2人亡くされ、その後英国の大英心霊教会の霊能者の方を通して、お2人の魂は「生きている」と確信して、立ち直ったというお方です。

奥様と息子さんはアメリカで働いていたご自身に会いに来られた帰りの飛行機での事故だったそうです。
ほぼ寝たきりのようなショック状態から立ち直って、同じような苦しみの中にある人のともしびになるようにとご自身の体験や、様々な本からの引用など膨大な量の文章を公開して下さっています。

最近の記事(2022.08.22)から一部抜粋し、お借りします。

アン・ターナーの霊界からのメッセージ    
1991年春から1年間、私はロンドン大学客員教授として渡英し、ロンドン郊外のロチェスターに住んでいた。週の半分、講義と下調べで大学へ通うほかは、自宅の芝生の庭に面した居間の片隅で、研究テーマの「日英比較文化論」についての資料集めや原稿執筆などで時間を過ごしていた。大英心霊協会のことはよく知っていたが、ミーディアム(霊能者)に会う前に、充分に気持ちの準備をしておかねばならないと思っていたので、シルバー・バーチの原本を買い集めて熱心に読んだりもしていた。私がロンドンの生活にも慣れてきて、初めて大英心霊協会でアン・ターナーと会ったのは、翌年の1992年2月4日のことである。その日の午後、私は、アン・クーパーという名の女性霊能者の 2度目のシッティング(Sitting、霊能者の前に座って霊界からの情報を受けとること)を予約していたので、大英心霊協会へ行き、二階の待合室になっている「リンカーンの間」で、ひとりで座っていた。
中略
期せずして、その 2月11日は、終生、私の忘れられない日になった。私と家族のことなど何も知らないはずの彼女が、いきなり、「いまあなたの前には息子さんが立っていて非常に感動している様子だ」と言い出した。私はひと言もしゃべらず、黙って聞いていた。彼女は続けて、「息子さんは身長が5フィート8インチ(173センチ)くらいで、聡明な顔つきに見える」と言った。これは、数日前のアン・クーパーとのシッティングでも言われたことで、特に驚くことはなかった。ところがアン・ターナーは、さらに、「息子さんが、自分の名前を『キ・ヨ・ノ・リ』と名乗っている・・・・」と続けたのである。私は激しくこころを打たれた。そのあとも、次々に彼女は、1983年、飛行機事故、家族だけしか知らない私の足の傷跡のこと等々、極めて正確に真実を描き出していった。言っていることにひとつの間違いもなかった。あり得ないことが起こって、一言もなく耳を傾けていた私は、ただ、深く項垂れるばかりであった。
 あの時、やはり潔典はそこに来て、私の目の前に立っていた。「非常に感動した様子」を見せながら――。潔典は生きている。その他の可能性は何も考えられなかった。この重大な事実を前にして、それまでの私の、霊の世界や死後の生命に対する長年の無知蒙昧、疑惑、不信、逡巡などは一瞬にして吹き飛ばされた。私はその時から、否応なく、霊的真理に目覚めていくことになったのである。アン・ターナーの霊能力のお陰であった。
中略
大英心霊協会に所属する数十人のミーディアムたちは、みんな優れた霊能力の持ち主であった。自分たちの霊能力を人々を救うために役立てたいと、30分のシッティングで、日本円に換算すると1,500円くらいの、ほとんど交通費だけの安い料金で奉仕活動を行っている。特に、心霊治療のヒーリング・コースなどは無料であった。患者が難病を治してもらったりしてお礼の気持ちを伝えたければ、協会の入口に設けられている小さな募金箱に気持ちだけの寄付をすればよいことになっていた。霊的真理を伝えるのに、金銭的利益を求めてはならないのであろう。だから、大英心霊協会のミーディアムたちは、みんな謙虚で献身的であった。

引用終わり

以上、長めですが引用させて頂きました。
英国での交通費だけでの奉仕活動をされている高い霊能力のある方々の存在も知ることが出来ます。日本とはだいぶ事情が違うと思いました。

私が特に好きなのは、武本さんご自身の言葉で語られている部分です。

こ著書もあります。↓
とても読み応えがあります。ホームページだけでなくこちらもおすすめです。


肉体としては亡くなっても魂は生きている。このように考えると、身近な人の死を受け入れる辛さが和らぎ、自らの死が近くなった時の怖れも減るのではと思います。

なので、身近な人や自分の死について辛い気持ちになっている方がいらしたら読んで頂きたいです。

私は、そのような状況ではない時でも読ませて頂いています。読むと心が静かになります。

現在は90歳代でご高齢でいらっしゃいますが、ホームページの更新を続けて下さっています。
たくさんの気付きや学び、癒しを頂いています。
ありがたいです。

ホームページはこちらです。↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?