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「樹上のくまポフ」

樹上のくまポフは、樹の上で暮らしています。

葉っぱが陽の光をさえぎり、柔らかな陰をおとしてくれ、みどりの香りがたちこめる。
そんな樹の上で眠るのは最高です。

だからついつい、太陽が昇って太陽が沈む間ずっと、まどろんでしまいます。

特にお気に入りの樹があるわけではなく、どんな樹でも気持ちよく眠れます。
古くて大きな樹と、まだ若くて枝も細い樹では自分の大きさを変えて、樹に負担がないようにしています。

赤い耳は、よく木の実と間違われて、小鳥に狙われるので、いつもは大体耳を折り畳んでます。

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