九大AI部のぎりすです!
ありがたいことにこれまでの2つの記事に20件を超えるスキを頂きました
本当にありがとうございます!
noteの先輩方に「いい記事だな」と思ってもらえるようこれからも頑張っていきます!
まだ前回の記事読んでないよという方は、ここからどうぞ
先輩からのありがたいお言葉
実は九大AI部にはpoiさんという先輩がいらっしゃいます
とても興味深い経歴を持っていて、今後ほかに記事でたくさんの有益な情報を紹介してくれますので乞うご期待!
そんなシュンスケさんにこれまでの2つに記事を読んでもらっていくつかのアドバイスを頂いたのでご紹介したいと思います
大前提、プロンプトに正解はない
自分なりのプロンプトを探すのが醍醐味
これは確かにそうだなと思います
この記事を書くにあたってわざと具体的なプロンプトに関しては調べていません
「これでいけるかな?」「こうしたらもっと良くなるのでは?」と考えながらプロンプトを作っていくのは楽しいし、オリジナリティが出ます
これは生成AIを使う心構えとして大事ですね
ここからはプロンプトの内容に対するアドバイスです
AIに役職を与える
これはプロンプトの先頭に入れると良いらしく、例えば「あなたは優秀な科学者です」とか「プロのライターです」といれると良い回答を出してくれるのだそうです
手順を明示する
これは長いプロンプトを書くときに有効で、そうしてもAI側は長いプロンプトを読むのをめんどくさがってしまうみたいです(人間もそうですよね・・)
なので、番号を振って手順を明示することで、より確実な実行が出来るそうです
先輩!ありがとうございます!
プロンプトに反映させます!
前回までに完成したプロンプトと今回やる事
前回までに完成したプロンプトはこんな感じです
今回はここに各章の内容を書いてもらうことを目標にプロンプトを改良していきます
記事の内容を作成するプロンプト
記事の内容は当然ながら、嘘や間違ったことを載せるわけにはいきません
なので、ここはネット記事を調べるよう命令する必要があります
とりあえず、「各章に対する文章を作成する前に、web上で九州大学の記事を調べるようにしてください」と入れましょう
あとは長すぎるのも嫌なので、300字以内に抑えるようにもします
りゅうすけさんのアドバイスも反映させて完成したプロンプトはこのようになりました
ものは試し、やってみましょう
その結果は・・・
まず、ChatGPTは各章のタイトルを考えてくれました
そして各章に対する文章を考えていました
一発目ではありましたが、かなりいいものが出来ていますね!
ただちゃんと読んでみるとなんか普遍的なことをさらっと言っているだけのようにも見えますね
ここからは試行錯誤をしてみて、良い記事を書くプロンプトを作っていきます
時間がかかるので、私の最近のおすすめ動画を見て待っててください
~2時間後~
やっと出来ました・・・
長かった・・・
最終的に完成したプロンプトはこのようになりました
かなり色々追加しました
例えば、ライターはライターでもどんな実績を持つライターかを追加しました
よりいい記事を作れそうなライターになってもらうことは大事ですね
あとは、記事のタイトルやリード文も考えてもらいました
このプロンプトの結果はこの通り
正直な感想としては、「もっと出来たのかもなあ」とは思いますが、自力にしては頑張ったと思うので、自分で自分のことを褒めたいと思います(古い・・・)
プロンプト作成での新たな気付き
プロンプトの作成とその出力を通して分かったことは以下のものがあります
例えば、「300文字以上で作成してください」と命令しても150文字ぐらいの文章しか出来ないことが多々ありました
調べてみると、ChatGPTなどにはトークンというテキストの基本単位があり、日本語と英語ではかなり違うそうです
ChatGPTは英語圏で作られたので恐らく日本語の扱いにくさが影響したのだと考えています
今回の九大の紹介記事の場合、具体的な研究内容とか近くの有名なお店の名前を出したいのですが、これはあまりしない方がいいと思います
やってみたんですけど、存在しない店や研究室の名前が出てきて到底載せられませんでした
今回のプロンプトでは、そこを意識して、自分が調べた方がいい内容を追加情報として提示するようにしました
紹介記事の作成を通しての学び
ここまで、ChatGPTによる九大の紹介記事の作成するためのプロンプトを考えてきましたが、ここでの学びは一つの言葉に集約できます
ChatGPTは今のところ提案ツールであり、作成ツールではない
もちろん、もっと上手いプロンプトや、課金などによって作成することは出来ると思いますが、今のところは提案ツールとして使う方がいいと思います
ただ、アイデアが欲しいとか、初めて記事を書いてみる時のサポートは十分に出来ます!
今後は日本語に特化したLLMも数多く登場すると思うので、その度にいろんなプロンプトを挑戦してみたいと思います
最後に
ここまで3回にわたる記事を読んで頂きありがとうございました
たくさんの人に読んでもらえると私自身の意欲も高まりますし、なにより九大AI部の活動をより知ってもらえます
是非拡散の程よろしくお願いいたします
これからもAIは世の中を変え続ける強いツールになっていきます
そして専門家やエンジニア以外の人も使いこなすことが出来るはずです
皆さんの学びに繋がる記事をこれからも書いていきますので、ご期待ください!
ぎりす