岡山と、将来の夢の話
あなたは、どんな場所で、どんな死に方をしたいか考えたことはありますか?
実は、私は将来岡山で死ぬ予定です。
岡山出身ではなく、住んだことがあるわけでもありません。
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ずっと拒否していた「文章を書く」ということ。
これを最近進んで、楽しんでやるようになった。
どうやら書きたいことと見せたい相手がいると、自然と書けるようになるらしい。
私にはそれがラブレターだった。
何かを得る時、恋愛の力を使う。これは私にとって最も効果的な方法だった。
英語話者の彼氏がいたら、わたしはあなたの母語で愛を伝えたいと思う。
今は、私の語彙力が尽きるまで、好きな人に愛をしたためたい。
今日のラブレターは、友達へ宛てた、あなたと死にたいという話。
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いつか、友達と客の来ないカフェを経営したい。
昭和を想起させるような、レトロっぽいカフェ。
カフェの看板はどんなフォントがいいか会議しよう。メロンクリームソーダもおきたい。
でも、なんであそこ潰れないの?って言われる、店員がずっと喋ってるカフェにしたい。
実はネット通販が主な事業で、カフェは暇つぶしでだらだらやるんだ。
余った時間で、私は文章を書いて、友達は絵を描いて、アクセサリーを作って、好きなことで小銭を稼ごう。
隠れ家カフェを気取って、見つかりにくいような立地を選ぶんだ。
営業時間にネイルをオフして、その最中にお客さんが来ちゃったらセルフでコーヒーを淹れてもらおう。その時は、もう1杯飲んでもいいよ。ミルクをいっぱい入れてもいい。特大サービスね。
家のクーラー代がもったいないからやっぱり今日は開けて涼もう!とか、不純な理由で定休日でも集まりたい。
低気圧の日に頭痛がしたらcloseにしちゃえばいいし、元気な日はメニューにないフレンチトーストを作ろう。試作品!とかいって破茶滅茶な創作料理を作るんでも良い。
みんなで老後どこで生きるか考えて、ビビッときたのが岡山だった。言い出しっぺはわたし。全員一致の大賛成。
将来、仲良い友達と一緒に岡山の老人ホームに入りたい。
晴れの国だから、いっぱい散歩もできるだろう。
身体の調子が良い日は、みんなで駅前のイオンでショッピングしよう。
寒い、指先が凍るような冬の日に心が病むこともきっと少ない。雪が積もらない街は、雪国出身にとって冬ではないからだ。
雪が見たい時は日本海側に旅行でもいけばいい。
電車が止まって帰れなくなるかもしれないけど。
女の方が平均寿命が長いから、歳上の男性と結婚したり、同級生との結婚であったとしても、残されるのは私たちだろう。順調にいけば。
いつもゲラゲラ笑ってるから、おそらく肺と腹筋は強いはず。声帯もかな?ずっと元気でいようね。
誰かがボケても一緒に中学の頃の話を延々としよう。それなら記憶は色褪せずに覚えてるはずだから。何回でも聞くよ。今だってもう何百回も聞いてる。でも毎回笑えるから大丈夫。
飽きずに繰り返し同じ話をしてくる、しつこくてめんどくさいおばあになろう。あいつらうるせえって、老人ホームの問題児認定されよう。
5億円当たったら、今すぐカフェを始めよう。
当たらなければ、もう少し先の話かな。
ということで5年ぶりに岡山に来ました。
役者の友達の晴れの舞台です。晴れの国で。
どんな物語が見れるんだろうか。
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