見出し画像

法務のロールモデルって?〜Legal Women's Force2022でお話しました〜

hey法務のaikoです♪

2022年3月8日の国際女性デーに、LegalForceさんのLegal Women's Force2022のイベントにてお話をしてきました!

Legal Women's Forceは、こんなイベントでした

テーマは、「法務最前線で活躍する女性の力」

菊間弁護士の

「120%」で突き抜ける、理想のキャリアの掴み方

野村ホールディングスの森さん、横河電機の髙林さんによる

法務最前線で活躍する法務部門長の「頭の中」

そして双日の法務の松尾さん、ひめさゆり法律事務所の石川さん、そしてhey のわたくしの3人にて、

変化するライフステージ×法務プロフェッショナルの挑戦

のお話をさせていただきました。


会場のステージの様子!


法務イベントでの男女比?

Legal Women's Force 2022は、「企業法務で活躍する女性の力」にスポットをあてたイベントです。企業法務の世界では、とても多くの女性が活躍されています。一方、イベント等の発信の場となると、男性の登壇者の割合が圧倒的に多いのが実状です。そこで、株式会社LegalForceでは、国際女性デーに合わせ、法務最前線で活躍する女性が、法務パーソンとしていま何を考え、どんなことに挑戦しているかについて、お話しいただくイベントを開催します

https://legalforce-cloud.com/event/lwf2022 イベントの説明より

法務に関するイベントは、当然法律に関する専門のお話がメインですね。
司法資格のある方のデータをさがしにいったら、2015年で男:女=8:2くらいでした。今はどれぐらいだろう?

そして、企業法務のイベントのうち、法律に関するテーマを除いたキャリアイベントなどを思い返すと・・若手法務向け、などはあったなぁ・・・うーんと一生懸命思いだしてみて、法務の女性にフォーカスしたものは参加したことがない気がします。

国際女性デー、法務女性向けイベントに1700名も!

heyでは、取締役の半数が女性だったり、どの部署も男女だからどうと意識することもない職場環境です。そういう環境に慣れているので、今の時代にあえての女性向けイベントってニーズの想像がつかないな・・って思っていました。

まあ、どんなイベントであっても、お話する立場としては10人ぐらいには聞いていただけたらいいなあ・・と自分への期待値を低め低めで緊張をコントロールしてましたが、日々増えていくお申込数、質問の数々・・当日時点で1700名とは!話し手として心臓がぁぁ。

それだけたくさんの方にお申し込みいただけたということは、法務キャリア&女性のテーマは比較的珍しい(一周回って新しい)着眼点だから、みなさん気になって申込みいただいたのかな?

法務のロールモデル?

セッションで、ロールモデルはいますか?という、今回のテーマに沿う質問がありました。具体的にこの人です、と答えた方もいましたし、私の回答は「決められないぐらいいっぱいいます!」と答えました。ほんとそれぞれ。

セミナーのなかで、私も参加者として聞いていて、たしかになあとおもったのが、「法務は客観的に偏見なく評価することが仕事で、いろんな価値観の違う多様性を客観的に受け入れられる人が揃っている職場だと思う」というコメントでした。

回答もそれぞれ、思いもそれぞれ。さらに多様性を客観的に受け入れる素養があるって素晴らしいこと!

イベントの準備から当日までのあいだ、登壇される皆さんとは、打ち合わせの時間を何度か共にし、いろんなお話をしました。とにかく共通しているのは、皆さん目の前の仕事に必死に取り組んで、壁があったとしてもあれこれ工夫して乗り越えてきたし、その工夫もそれぞれ。

ロールモデルってなんでしょうね。自分の目指す正解の姿?ひとつの例示?ロールモデル、って言っちゃうと大げさなのかも。「とある先輩の生き方の事例」といえばいいのかな。

よく「同性の先輩がいないからロールモデルがいない」「先輩たちの真似はできない」など言ったりしますが、そもそもまるごと真似できる人なんていないですよね。

アンケートを拝見して、なるほど、と思ったのは、法務部門に女性が身近にいないという点。

法務部門の女性、という点で同じ仕事をしている女性が身近にいないので、登壇者の皆さまのお話を聞いて大変刺激を受けました。

アンケートより

たしかにそうですねー、法務はそんなに大きな組織ではなく、一人法務も多いですし、同じ役割のメンバーがいて切磋琢磨する、という、他部門ではありそうな環境がなかなか得られないですよね。

こうなりたいなーという像をあらゆる人から寄せ集めて、いまが自分1.0なら、自分2.0になれる要素を見つけられたらいいですね。もし、このセミナーでひとつの例として私を含め、登壇された皆さんから明日へのヒントが見えたのでしたら、とてもありがたいです。

お話していた様子は、 グラフィックレコーダーのまりんさんにより、グラレコにまとまっていますのでご参加いただいた方は、復習にぜひ!

さいごに。

探せばたくさんのキャリアセミナーもあるのだとは思いますが、同性かつ同じ職種のほうが打ち明けやすかったり、経験が似ている悩みや葛藤もありますよね。

控室に登壇者全員が揃う時間帯は、みんなで法務のこと、仕事でこんな工夫しているよ〜など、色んなお話で、わいわいしてました。こんな環境があれば、多少落ち込んだり迷ったりしても、元気をもらえてもう少し頑張ろう、と思える気がします。

場が許すのであれば、皆さんと個別にお話して、わいわいしたいですね!

そうそう、アンケートでも、そういった場があればいいというお声もありました!

今後も、イベントに限らず、企業の垣根を超えて、女性法務担当者同士が情報共有をしたり、気軽にトークができるコミュニティがあったらよいなと感じました。

アンケートより

コミュニティ運営の気合はまだないので、まずは1on1が気軽にできるMeety、作ってみました!
仕事や人生のご相談をいただいたとして、解決!できるかはわかりませんが、一人で悩むよりもいいかも。

セミナーでもう少し聞いてみたかったな、ということでもいいですし、別の話題でも構いません。もし私とお話していただける方がいらっしゃれば、ぜひお話しましょう〜

ではでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?