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ぽってり

Canvaでみつけたレッサーパンダ

ぼくの画像 使わないの?

って言われた気がして
(気のせい?)
使いました。

レッサーパンダとは関係ない
(関係ないのかーい)
陶芸の話です。

ちょいと長めの文章なので
お時間のあるときにお読みくださ〜い。


新作ができました!


\(^o^)/

パチパチ パチパチ


ぽってり

花瓶です。
黒泥土、透明釉、模様はピンクと白
(爪楊枝でお花模様を描きました)
うしろのお皿たちも新作


焼成後、水漏れの危険性が…(゚o゚;;
先生に修正してもらいました


お皿4枚
ぽちぽち模様に使った色は
①トルコ、黄、ピーコック
②ピンク、チョコレート、黄、緑
③④ヒワ、黄
ぽちした形も濃さも
揃ってないところがポイント
とか言っちゃって。


陶芸教室では、このような作業があります。

・成形する
・削る、形を整え素焼きへ(1回目の焼成)
・素焼き後、釉薬をかけ本焼きへ(2回目の焼成)

ざっくりいうとこんな感じ。

今日はつくるだけ、とか、削るだけ、とか、区切りよく終わるといいのですが。なかなかそのようにいかないもので。何個か掛け持ちしながら、いくつかの異なる作業を同時進行でおこなうことが多いです。

やることがてんこ盛りの、とある日に
わたくし やっちまいました。

なにをやっちまったのかといいますと

素焼きをする前に
釉薬をかけてしまいました。

焼いてないのに釉薬をかけちゃうなんて
長年続けてきて初めてのことです。

(・・;)


この日は花瓶とお皿を数枚、作業工程もそれぞれ違うのでメモを頼りに進めます。


はじめに取り掛かったのは花瓶。
前回は成形で終わっているので、今回は軽く削った後にカラー化粧土(素焼き前に使用)を塗り塗り、模様も描きます。
全体のバランスを考え下のほうにだけお花の絵を描くことに。爪楊枝を使って描き描き。
(たくさん描きたくなる衝動を抑えて、下のほうにだけ)
色数もできるだけシンプルに。ピンクと白のみ。楽しく作業♪

花瓶の作業は今日はここまで、のはずでした。
この後先生に素焼きをしてもらいます、本来であれば。
(素焼きは先生にお任せします。窯の空き具合をみて、後日焼いてもらいます)

素焼きが終わってから釉薬をかける予定だった花瓶。しかしなぜか今日中に釉薬までかけるものだと思い込みまして。
(思い込みってこわい)
今日これから釉薬をかけるお皿たちと同じ場所に置いてしまったのです。

やることがたくさんあるから手際よくいかねば。
てきぱきやらないと時間内に終わらない、と気持ち焦っていました。なぜ釉薬までかけようと〜なーぜー♬
(わーからない〜、わーからない〜、、、)

思い込みってこわいですね。
(2回言いましたね)


花瓶の次はお皿たち、下絵の具を使って(素焼き後に使用)模様を描き、その後釉薬がけをお急ぎモードでこなしていきます。(普段は基本ゆったりモード)

大皿小皿の模様描きも終了。ぽちぽち模様を描きました。うつわ全体に色をつけましょう。何色を使うのかメモをみながら、順に釉薬をかけていきます。

順に、釉薬をかけていきます。

釉薬を、かけました。

素焼きをしていない花瓶にも!
かけてしまいました。

なんの迷いもなく
花瓶を手にとって。

釉薬の入ったバケツにドボンしました。

釉薬をかけた瞬間は全く気づかず
なんか柔らかいなぁ〜くらいにしか思わなくて。
なんでかなーと
釉薬をかけた花瓶を机に置き
まじまじと見ていると…

??
(何かがおかしいと時間差で)

!!
(気づいた!)

うわあああー

これまだ焼いてないのにーー
かけちゃったーーー


なぁーにぃ〜
やっちまったなぁー

釉薬、かけちゃったぁーーー

ううう わああおおおーーー


びっくり!!!

焦りました。


即先生に報告を

先生はその花瓶が崩れていないことを確認すると、静かに「大丈夫ですよ」とひとこと。

え?
大丈夫なの?


釉薬をかけた時、土が溶けて崩れてしまったらおしまいだそうですが、状態を見てもらうとしっかりしてるので問題ないとのことでした。

花瓶は削りにくい形状のため土を厚めに作っていたのが幸い。削りを頑張って薄く仕上げていたら残念な結果になっていたかもしれないですね。

安心しました。
(でも焼き上がるまでは、とぉーっても心配でしたよ)


海外の陶芸では、素焼きせず釉薬をかけるといったやり方もあると先生からお聞きしました。素焼きなしの釉薬がけ、間違いではないと。

へぇー こういうやり方もあるのか。

へぇ〜 へぇ〜 へぇ〜
(へぇボタンあったら何回押すだろう?『トリビアの泉』懐かしいですな)

はーほんとよかった。

(よかったと言いつつ、焼き上がりを見るまでは不安でしたけどね)


時は経ち

教室に行く日が来ました。

いました。

ちゃんと焼き上がった花瓶がそこに
いました。

他のうつわたちもいましたが、まずは花瓶のお姿を確認して ホッ です。

ご無事でなにより
ほんとによかった。

(o^^o)

底に亀裂が入ったのも、素焼きせず釉薬をかけてしまったからなのかもしれません。
(釉薬が底に溜まって土が柔らかくなってしまったのかも)
水漏れのする花瓶では困りますものね。

先生に修正してもらったので、無事水漏れもせず花瓶としてきちんと機能しています。


いろんな花瓶でたのしむ
日々のお花たち


下書きをあたためている間に
季節のお花も変わってきました(^^;;
今飾ってるお花も写して
記事を公開〜♪


ぽってり いい形

いろいろありましたが
気に入った花瓶が出来ました。

もうひとつあったらいいかもと思い
似たようなフォルムの花瓶を作っています。

来月焼き上がるかな(*^^*)

楽しみです♡


最後までお読みいただき
ありがとうございました♪




お読みいただきありがとうございます♡ 感謝感激でございます♪