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行きたい時に行っとけ、会いたい時に会っとけ

気が付けば、家族で2年くらいは旅行に出かけていない。最後に行ったのは、息子が小学1年生の時の夏休み。大分の別府へ行ったのが最後だ。

あの時の思い出は息子にとって印象深かったらしく、今でも「あそこに泊まったよね〜」と懐かしげに話したりする。
それはそれで嬉しかったりはするのだが、ここ最近はどこにも連れて行けないことに申し訳なさも感じている。

「また行けたらいいね〜」

なんて、「旅行なんていつでも行ける」くらいの感覚でいたのだが、実際は去年の末から病気でどこにも行けなくなってしまった。割と回復してきた今でもまだ、「体調的に行けるかなあ」と二の足を踏んでしまう。

一度「健康」を失ってしまったからこそ、「あの時行っとけば良かったのかも」という気持ちが強い。人と会うのもそうだ。会える時に会っておかないと、会えなくなってしまうかもしれない。

僕はつい今までと同じ日々が、当たり前のように続くと思いがちだ。でも、実際はそうじゃない。
当たり前のように見えて、実はシーソーのようにギリギリのところでバランスを保っているのかもしれない。片方がガタンと体勢を崩すと、途端に何もかも立ち行かなくなってしまう。
最近は、日常って案外もろい物だなと思うようになった。

「いつでも行ける」「いつでも会える」なんて思わずに、行ける時に、会える時に行動した方が良い。今だからこそできることを、大切にしようと思う。

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