【スタンレギュ】 ドラゴポン
エクストラで活躍しているレジドラゴですが、スタンダード環境でもやれるんだぞ、という構築紹介のノートです。
「再現性低いでしょ?」って聞かれることありますが、かなり再現性高い構築になっていると思います。ので、一度お試しいただければ幸いです。
はじめに
このノートを書こうと思った背景
先日開催された世代対抗戦で個人戦績7-1だったことを受けて、『このデッキ強いんじゃね?』って思い、書き始めました。JCSが近づいている中で、少しでもメタられてないデッキを探している方の参考になれば幸いです。
注意事項
構築の説明に入る前に、以下の注意事項を守れる方だけに使用をお勧めしています。
①じゃんけんに絶対勝てる
基本的に、早く準備して殴りにいきます。相手に準備させる前に盤面を制圧することを目指し、『先行』を絶対に取ってください。試合を先2で決めにいきましょう。じゃんけんで負けてしまった時のことは知りません。
②試合後に雑談して場を盛り上げられる
25分間のポケモンカードを楽しみたい方にはお勧めできません。割と試合が早く終わってしまいます。チーム戦だと、プレイ時間より待ち時間が長くなります。相手選手ともう1試合やっても余ってしまうことがあります。それぐらい一瞬で勝負を決めにいくデッキです。そのため、雑談をして場を繋げる力が求められます。
③ポンデライコ・サナと対面しない
ポンデライコ(*1)・サナ(*2)に対しては基本的に勝てないと思ってください。その2つの対面を引かない自信がある方に限り、このデッキの使用をお勧めします。
(*1) ポンデライコは後1で280を超える打点の攻撃をしてきます。まず、耐えれません。そして捲りきれません。
(*2) サナは、フワンテでサイドを2-2-2と取ってきます。捲られます。
※とはいえ、無理だからって諦めるわけにもいかないので、理想的な立ち回りは後述しております。
構築
ポケモン
レジドラゴV(3枚)
レジドラゴVSTAR(3枚)
緑オーガポンex(3枚)
ミュウex(1枚)
===== 補欠 =====
イキリンコex
かがやくリザードン
わざマシン枠
ドラパルトex(2枚)
ヌメルゴンVSTAR(1枚)
タケルライコex(1枚)
オンバーンex(1枚)
===== 補欠 =====
ギラティナV
カイリュー
カミッチュ
グッズ
ネストボール(3枚)
ハイパーボール(4枚)
エネルギー付け替え(4枚)
トレッキングシューズ(2枚)
ポケモンいれかえ(1枚)
すごいつりざお(2枚)
大地の器(4枚)
プライムキャッチャー(1枚)
サポート
博士の研究(3枚)
探検家の先導(3枚)
セレナ(2枚)
ジャジマン(1枚)
ボスの指令(1枚)
ボタン(1枚)
===== 補欠 =====
ナンジャモ
ナタネ
メロコ
スタジアム
シンオウ神殿(2枚)
===== 補欠 =====
ポケストップ
エネルギー
基本炎エネルギー(3枚)
基本草エネルギー(8枚)
対面
ドラパルト
相性:微有利
速攻を決めて、サイド差を広げておくことがポイントになります。後1で殴ってくることはまずない+200ダメージを超える打点を出せるポケモンがいないため攻撃を一回は耐えられるので、2ターン分のアドバンテージを強く使っていきましょう。サイドを取りにいく優先順位としては、①エネが付いているドラパライン >> ②ネイティオ >> ③ロトム・ネオラント >> ④ネイティ・ポッポの順になるかと思います。
ロトムがボス・セレナ・プライムキャッチャーと呼び出し札は多いので、さっさと取ってサイドを進めてしまって良いと思います。ロトムを取りながらのファントムダイブを決めれると、2-1-1-2・2-1-3といったサイドプランを狙いやすいです。
ドラパルトが起動した際にはきょくらいごうを積極的に打っていってしまった方が回収サイクロンの影響を最小限にすることができます。きょくらいごうは、2回までであればエネルギーの準備は間に合うと思いますが、1回目の起動にレガシースターを使う必要がある場合は、きょくらいごう1回の起動でサイドを取り切るプランにした方が良いと思います。
ポンデライコ
相性:不利
先行を取れた場合、後1でレジドラゴVを取られると次のターンにレジドラゴVSTARを立てることができず、試合が基本的に終了します。そのため、先1でバトル場をなるべく緑オーガポンにして手番を返すことをお勧めします。後1で280打点を出してくるためにはオーリム博士の気迫を使ってくる必要があるので、ベンチ呼び出しは警戒する必要はありません。
りゅうむそうでオンバーンの『おんみつひこう』を押し付け続けられると勝てる希望が出てきます。相手側はボスの指令が1〜2枚+ともだちてちょう1〜2枚があるので、レガシースターを強く使って、オンバーンの『おんみつひこう』が起動したらベンチを空にすることを目指し、裏呼びをさせないように立ち回ります。
ルギア
相性:有利
シンオウ神殿を貼りながら、アイアンローリング・ファントムダイブを使って倒していくことで、相手のギフトエネ・ミストエネの効果を無効化しながらサイドを順当に取っていくことができる対面です。
先2『きょくらいごう』で試合終了の可能性もあるので、頭の片隅にオプションとして考えておいても良いかと思います。後2アッセンブルスターは、ルギア側としても上振れなので、通常はもっと余裕を持ってプレーできます。
リザ
相性:有利
2-2-2もしくは1-2-3なサイド取りを目指せる構築だと思います。ロトムの呼び出しが可能で、ベンチにポッポがいるなら、3-2-1を狙っても良いかもしれません。『2エネついたリザは、緑オーガポンで取れる』ことを忘れなければ勝てる対面だと思います。
ロスト
相性:微有利
サイドレースで先行しやすい対面です。高火力で殴ってこれるポケモンが比較的に少ない相手ですので、ガチグマ・ギラティナを警戒すれば基本的には強く立ち回れます。序盤のファントムダイブのダメカンは、緊急ボードが付いているキュワワーに乗せて、いれかえカートを無駄にしないとダメカンをなくせないようにすると良いです。
サナ
相性:不利
相手の出だしの渋さによってはワンチャンありますが、基本的に1-2交換を押
し付けられてサイドレースで負けやすい対面です。
ファントムダイブのダメカンは、クレセリア・マシマシラを警戒すると1体に集めることが求められます。(ラルトスに集められると相手にアメ要求ができるので◎です。)
サーナイトexが起動したら積極的にきょくらいごうを打ちたいですが、エネルギーが間に合わない可能性がありますが、勇気を持って攻撃しないと追いつかないので割り切ります。
タネポケモンをオンバーンの技で取っていけると、フワンテで返される可能性を潰せます。(サーナイトで190与えてくるのを一回耐えれます。)その返しできょくらいごうをうって、2-2交換を要求するのが理想展開になります。
ミライドン
相性:有利
火力勝ちしやすい対面です。基本的にファントムダイブで押し切れれば勝てますが、ターンを稼ぎたい場合はオンバーンのおんみつひこうも効果的です。ファントムダイブをした際にベンチポケモンに巻くダメカンは、緑オーガポンでワンパンできるラインにしておくと2-2-2とサイドを取りやすくなります。
ライチュウ・ミライドンがこちらのたねポケモンを一発で倒せるポケモンにはなりますが、後1でそこまでいくのはかなり要求が高いので心配しなくて良いと思います。念には念をということであれば、緑オーガポンを前に置いて手番を返しても良いかもしれません。
パオ
相性:微有利
パオジアンに先2アイアンローリングを決めておくと後2の相手のターンを落ち着いた気持ちで迎えることができます。もちろん、ファントムダイブでセビエに圧をかけることやきょくらいごうでパオジアンをとってしまうのも有効ですが、先2きょくらいごうだと盤面からエネがなくなってしまうリスクもありますし、後2ヘイルブレードでレジドラゴVSTARを取られてしまうとその後が辛いので、お勧めできません。(オンバーンのおんみつひこうでじっくりアタックしていくのも有効打です。)
ゲッコウガ
相性:有利
ピジョット型であることがほとんどなので、積極的にポッポとロトムの同時狩りを先2で決めると勝てます。試合が中盤まで続いた場合は、シンオウ神殿を貼っておくと『ぶんしんれんだ』を打つこともできなくなるので、アイアンローリング・ファントムダイブを宣言しながら火力勝ちを目指しましょう。場にエネがかなり潤沢にある場合は、きょくらいごうを使っていって問題ないです。
サーフゴー
相性:微不利
ファントムダイブの200+60ダメージはサーフゴーの260とピッタリハマります。ただ、高火力でレジドラゴを一発で倒せるデッキ・先2でサイドを2枚取れないので、有利とは言い切れない対面です。パルキア型であればこの点が解消されるので微有利に、ハッサム型はベンチを絞れば倒されにくいので同じく微有利になりますが、純正サーフゴーだと不利よりです。結果的に、1-2-2-2と取っていかざるをえないサイドプランになるので、アイアンローリングを挟みつつ、相手に高いエネ要求を押し付けることで勝ち切ることを目指します。
カビゴンLO・コントロール
相性:有利
カビゴンLOのエンジンはロトムです。ロトムを倒し、ジャッジマンを打てると基本的にそこで試合が決まる可能性が高いです。極力縛られない盤面づくりが重要なので、エネをしっかりつけたレジドラゴVSTAR・緑オーガポンex・ミュウexが1体ずつ並ぶ盤面を目指します。
最後に
このノート見てスタンでレジドラゴを握ってやってもいいかなって思っていただけたら、『いいね』してもらえると嬉しいです。
それでは!
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