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エンドペリオ病変(歯内﹣歯周病変)

今年がもう終わろうとしているのに
年末の実感があまりない💦

今年は一年通して、インプラントメインテナンス、インプラント周囲粘膜炎、周囲炎についての数々のお話を聴く機会あり、大変満足です😰

その中でも、最後に聴いた先生のお話は毎日のようにあるメインテナンス(インプラントの入ってない口腔内)でも非常に役に立つお話でした。
(まとめたらnoteにアップ📓しますね)

今年の秋頃からエンドペリオ病変

血流が歯髄に行かず、歯周炎を発症したケース

ペリオエンド病変

歯周炎が進行して、歯髄に血流が行かなくなったケース


または両方が繋がったもの

もはやどっち由来か。


エンド治療が絡むものを深く勉強会したいと思った訳です。

なぜかというと🤔🤔
初期に判断しなければ(SRP前に)治療が成功しません。
SRPしても、再生療法したとしても治りません!
歯根膜をSRPで除去して失敗になるからです。
治療の順番を間違えてはいけません!


最初に必ずエンド(根管)治療をして、3ヶ月~長くて6ヶ月は治療反応をみます。
(その歯が根管治療が既にされてる場合でも、エンド治療)

歯根膜が生きてる状態であることが条件 =
歯根膜が骨を作るのです。

待っている期間に自然に骨が作られてくる場合があります。その後、再評価して必要であればその歯の歯周病治療へと移行します。

重度の歯周炎で抜去された歯の85本のうち、94%の歯に歯髄壊死など…何らかの変性がみられたと報告

<軽度~中等度の歯周炎の場合>
プラークコントロール
 ⬇
縁上のスケーリング

SRP

再評価検査

<重度の歯周炎>
ただしペリオの先生が「再生療法できると診断」した場合エンド治療へ。
抜歯診断の場合もあります。

その1本の歯を精査する必要があると言えますฅ
プラークコントロール

縁上のスケーリング➡他の部位のSRP

エンド治療(重度なので94%エンドからかも)
⬇3~6ヶ月待つ
再評価
⬇エンド由来は、補綴治療へ
SRP

再評価

再生療法

再評価、補綴治療に続く…となる。

軽度、中等度レベルでも歯肉にサイナストラクトがある場合や、患者さんが急性の痛みを感じてる場合もエンドペリオ病変の疑いはあります。

サイナストラクトがある場合は、炎症がどこかの歯髄に繋がっているのでプローブでポケット測定したり 
ガッタパーチャーポイントを入れて、デンタルX線など用いて診査など

電気歯髄診断なども診断のうちの1つですが、
鈴木先生の講義を聴くと複数の根管をもつ歯は1本でも歯髄が生きていると反応してくるため、
どちらかが壊死していれば、やはりエンド治療必須‼️なので、判断は難しいそうです。

鈴木先生メインの再生療法の講義も、のちにnote📓にまとめます(* 'ᵕ' )☆
今日はこの辺です!!

1人で勉強するより、みんなで勉強した方が
よ良い効果もあるよね🙆‍♀️


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