見出し画像

時間に追われる仕事・・・

バイトが終わって帰ってきた。完全に人手が足りない。
今日は4人でやる仕事が、2人休んで急遽2人ヘルプで現場入りしてくれて一緒にやってくれた。
もう簡単に休める状況じゃないよ。現場は火の車だよ。

忙しいってもんじゃない。目が回る忙しさで全然時間に余裕ないし、一緒に作業する人のことを構っていられる余裕がない。自分の作業に専念する以外に道がない。それくらい現場はひっ迫してる。
元々、無茶な人数で仕事を回してるし、限界点がすぐに見えてたしね。

そりゃ、他の人は休むわ。俺もこの先、今の会社で仕事を続けられるか分からんし、身が持たない気がする。


資本主義の洗礼を浴びてる感じだわ。
でも、これをドロップアウトするってことは、ニート、もしくはひきこもりになるってことなんだからね。俺からしたら「ニート」「ひきこもり」「無職」は同義になる。そのままその状態を続けるってことはいずれ何かの社会的支援を受けなくてはいけなくなるし、福祉制度に頼らざるを得ない状況になる。時間の問題だと俺は考えてる。
俺は工場に勤めてた時から徹底的にカール・マルクスの著作を読みまくってきて、感じたのはこのことだった。読んでいくうちにすでに結論は出ているんだなって痛感した。

「何もしなければ、待っているのは・・・」
考えたくはないが、資本主義社会は残酷なまでに勝者と敗者を決定づけていく。落ちていく者に容赦はしない。勝者も勝ち続けることを要求される。
「辞められない。止まらない」

お金と権力と地位がある者に有利に働く社会、それが資本主義社会の現実。
虐げられる者は徹底的に虐げられる。

平等なんかじゃない、こんな社会。でも、いくらここで嘆いていても世の中が変わるわけじゃない。俺はこれからどうするかを考えるほうが建設的だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?