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サンテオッパの名演技に泣いた『サイコだけど大丈夫』

★★★★★星5つ

Netflixでおすすめに出てきたので見てみました。スタジオドラゴンが制作というのも信頼できそうな気がして。結果、本当に素晴らしいドラマでした!

幼いころに両親を亡くし、自閉スペクトラム症の兄 ムン・サンテ(オ・ジョンセ)の世話をしながら生きてきた精神科病棟で働く保護士・ガンテ(キム・スヒョン)。彼は、家では兄を、外では精神患者たちを献身的に世話しながらも、自身は夢も希望も金もなく、愛さえ拒否している男性。

一方、人気童話作家のムニョン(ソ・イェジ)は、欲しいものは必ず手に入れないと気が済まない傲慢な性格で、誰も近寄れない”孤高の女王”のような女性。反社会性パーソナリティ障害の傾向があり、人の気持ちはもちろん、愛という感情さえ全く分からない。

物語は、普通のようで普通ではない、世の中の基準で見れば”サイコ”に見える彼らが出会い、彼らをとりまく様々な人を巻き込んで、お互いの痛みを理解しながら成長し、心を癒していく過程を温かく描く。

TVマガより

いろんなドラマに名脇役として出ているオ・ジョンセが演じる、自閉症スペクトラム症の兄、サンテがもう素晴らしかった。

KOARIより

『椿の花咲く頃』に続き、この『サイコだけど大丈夫」でも2年連続で百想芸術大賞の助演男優賞を受賞しています。

そしてそんな兄を一人で支えている弟、ガンテ。その心の葛藤や、絵本作家ムニョンにまで振り回されて、もう勘弁してくれよ、と思いながらも少しずつ心を開いて「家族」になっていく様子が感動的でした。

それにしてもソ・イェジのウエストの細さはどうなっとんじゃ。きれいすぎる。そのビジュアルと低音ボイスとが、ムニョンの現実離れしたイメージにぴったりでした。『花郎』にもチソン王の妹として出演していましたね。あれもよかった。

いろいろブッとんでるけど、暖かい気持ちになる、いいドラマでした。


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