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2人の間で揺れてどうしよう『王は愛する』

★★★☆☆星3つ

『ミセン』のイム・シワンくんの別のドラマが見たくて、『王は愛する』を見ました。

第25代高麗王の息子ウォン(イム・シワン)は、美しい容姿と知性にあふれ、大胆な行動力で人々を引き付ける卓越した能力の持ち主だが、母親が元(げん)のフビライ王の娘であったため、父親から忌み嫌われ警戒されていた。政に興味を持たず、権力争いも嫌い、いつも親友リン(ホン・ジョンヒョン)と過ごしていた。ウォンにとってリンは、家族よりも心を許せる存在であり、一生を共にすると誓った特別な存在であった。リンは、友でありながらも護衛としてウォンを誰よりも近くで支えていた。

ある日、二人は身分を隠し王宮の外に出かけ、高麗一の大商人ウン・ヨンベクの妻が何者かに殺されるところを目撃する。殺された女性の娘であるサン(ユナ)は幸い難を逃れるが、狙われていたのが娘だと気付いたヨンベクは、身分を偽り侍女として生きるようサンに告げる。一方、ウォンとリンは、サンの母親が亡くなる直前に残した娘への遺言を伝えようとヨンベクの屋敷へ忍び込み、サンとは知らずに母親の最期の言葉を伝える。これが三人の出会いだった……。

テレビ大阪

まず、子役の3人がすごくよかった。ウォンとリンという、主君と側近という関係を超えた友情と、ある事件をきっかけに2人に出会ったサン。

成長してから再会して、しばらくしてから「昔出会ってたんだ」と気づくところとか、ウォンとリンの間で揺れまくるサンとか、あるあるの展開かもしれませんが、最後まで若者たちの爽やかさがあってすごくよかったです。

少女時代のユナちゃん、かわいいし、演技も上手だなあと思いました。

世子は恵まれた生活をしているのかもしれないけど、いろいろつらいね。世子という立場を捨てるわけにはいかないし。

小説をもとにしたドラマのようですが、最後まで純粋な気持ちで演技をしてもらいたいから、原作は読まないように、とユナは言われていたそうです。

見る方も、ラストのネタバレは検索しないで、ぜひサンと一緒に2人の間で悩みながら見てほしいと思います。

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