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ごくごくのむ忠臣蔵 本気の大人はかっこいい

ごくごくのむ忠臣蔵 ~落語で歌舞伎入門~
1週間前に、足を運んだ。ほぼ、はじめての歌舞伎・落語。

もともと、本が好きで国語が得意ではあった。ただし現代文に限る。古文漢文といわれる、歴史の絡むいわゆる古典は何となく苦手だった。

ほぼ日のイベントなら、という気持ちで参加して、前回はシェイクスピアの世界を知って、カクシンハンという存在を知った。公演に足を運ぶようになって、世界観を肌で感じる機会が増えた。古典も堅苦しいだけじゃなくて面白いんだって気付いた。

落語は小さい頃に、母に連れられて見に行ったような記憶がある。でもおぼろげ。歌舞伎は取っつきにくいイメージがあって、いつか行ってみたいけれど分からないな、高いしな、って感覚だった。

桂吉坊師匠、柔らかい印象で、ほぼ初めてに近い私でもだんだん世界に入っていけて、ときどき分からないところがあっても、事前に説明があったことで想像力で楽しめた。

”2時間15分、フルマラソン”
すごいことが目の前で起きているというのは、わかった。終わったあとの満足感と、もっと見たい、こういう世界なら怖がらずに入れるかもしれないというワクワクと、鳴り止まない拍手と。

大人の本気って、めちゃくちゃかっこいいな、って思うイベントだった。時間をつくって、落語を聞きに行ってみよう。

河野さんのことばはこちらから。

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