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バランスをとる練習をしている途中

4月3日(金)- 4月5日(日)
リモートワーク、ようやく昨日から導入し始めた。オフィスにいて居心地もいいし、環境だって整っているし、腰も痛くならないし…って思っていた。だけど、朝起きて出勤しなくていいって、それだけでストレスフリーだ。少しだけ、息がしやすい。自制も、自律も、すべて自分の手にかかっている。それは大変なようにも思えるけれど、任されているって嬉しいな、と思っている。ちょっと大袈裟かな。(パートナーもいて、さみしくないからかもしれない。)

芍薬のつぼみがゆっくり日ごと開いていくのを眺めたり、パートナーとお昼ご飯を食べたり、ストレッチするために体を動かしたり。朝ラジオ体操だってできる。それは、通勤したって毎日できることでもあるのかもしれないけど、「移動」って疲れるんだなぁ、と改めて思う。気を遣って、ざわざわとした空気に神経を尖らせる。全部、なくなってしまうのもさみしいけれど、バランスをはかる練習をしている。すーはー、息を吸う。生きてる、って思う。

電車に乗って春のピンクが流れていくのを見るのも、晴れた空も、川面のきらきらした光も好きだけれど、時間的な余裕がある今の生活も、いいな。やりたいことも、初めてやることも、何もかもうまくいってほしくて、もがいている。社会情勢も加わって、不安が消えることはない。わたしだって、ご飯を食べていけなくなるかもしれない。心の片隅に生まれた余裕のなさは、油断するとちょっとずつ大きくなっていきそうだ。

今できることは、今の暮らしを、仕事を、丁寧にすること。気を負いすぎず、できることを探してやってみること。目の前から目をそらさないこと。強がりすぎないで、過剰にならないで、毎日を過ごす。結構難しいことだし、不安を煽る情報に気持ちも下がってしまうけれど、そういうときこそ深呼吸する。何が大事?って考えてみる。日常が好きで、なんでもない日々が特別に感じる性格だからこそ、非日常が続くとストレスに感じる。そういう自分の性格とも、付き合っていく訓練だと思ってやりすごす。ピラティスをお家でやったり、近所をお散歩したり。部屋にいる時間が増えているから片付けるようになったり。いい変化もあるから、頑張りすぎないで「生きる」をやる。

インプットして、アウトプットするいい機会だ。本に映画、インターネット。空が少しずつ色を変えていくのを見ながら過ごすのは、贅沢だなぁ、って思えている今は、きっと大丈夫。

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