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正常化に向けて、はじめの一歩👣

黙食、やっと見直し…に🙌

我孫子市では、千葉県のガイドライン等の変更を受けて、1月19日に「黙食の見直し」について教育長からの発信がありました。小さくとも、大きな一歩でした🙌

noteでのご報告が遅くなり恐縮です。

5/8~2類から5類へ、3/13~マスク着用の緩和へ

❶5月8日から感染法上の分類が2類から5類に引下げること、また、❷卒業式シーズンを迎える中で、3月13日からマスク着用について見直すことを政府が決定しました。

矢継ぎ早というか、くるくると対応方針が変更されることに苦い想いをいだきつつ、政府の対応を注視していた方も少なくなかったと思いますが、この間、私たちの行動や精神的な自由を縛り付けてきた”様々なくびき”から解放されることを素直に喜びたいと思います。


あれから1年。そして、4年目のコロナ禍で。

ちょうど一年前、我孫子市議会への【子供のマスク着用緩和に関する陳情】の上程にあたり、陳情活動の中心となったお二方と意見交換を重ねていました。

あれから一年。やっとここまで辿り着いたという想いを抱く一方で、子供たちを取り巻く環境を細かくみれば、課題は少なくなく、これからどのように対応して行くかが一番大切だと感じます。 感染症対策について様々な意見や見解がありますが、だからこそ、約3年間の対応対策を冷静に総括することが不可欠だと思います。

残念ながら、陳情は市議会で不採択となりましたが、陳情活動の中心となられたお二方は、お子さんが通う学校との対話を何度も何度も重ねられました。そのご苦労は、いかばかりだったでしょう…😓

私は、市議会議員として行政および教育委員会に対して、議会の定例会の度に要望や提案を重ね、R2~3年度は小学校のPTA会長および中学校の学校評議員として、R4年度は小学校の学校運営協議会の委員として、学校運営に関わる立場に居たことから、校長先生や教頭先生をはじめとして、現場の先生方との対話を重ねました。

もちろん、私たち以外にも、様々な視点や形で働きかけをされた方々も少なくないと思います。こうした想いを受け止めて、学校現場等においては個別的な配慮をいただいたものと受け止めていますが、基本的な対応方針等が変わらなかったことは紛れもない事実です。

ただ、冒頭に申し上げたとおり、我孫子市では、千葉県のガイドライン等の変更を受けて、1月19日に「黙食の見直し」について教育長からの発信がありました。市内小中学校が19校ある中で、個別にみて行くと、感染状況や学校学級規模等を踏まえての対応となる為、全市一斉で黙食が解禁となったわけではありません。

それでも、このことは、小さくとも、大きな一歩でした👣


子供たちにとって、かけがえのない貴重な3年間。

コロナ禍での生活も四年目を迎えています。やっと正常化に向けた歩みを踏み出せた感がありますが、ここまでたどり着くまでに必要以上の時間をかけてしまったのではないかと私は思います。

子供たちの3年間は、私たち大人の3年間とは比べ物にならない重みがあります。

この間、様々な規制が実質的にかけられてきた子供たち。思い切り遊び、大いに食べ、たくさんしゃべるという子供の特権を奪われて来た子供たち。

一日の大半の時間を過ごす学校現場等において、マスクの着用を実質的に強制されて来たことをはじめとして、我々大人以上の制約下で過ごしてきました。一番成長できる、かけがえのない大切な時期にです。心身の発達の妨げにつながるようなことも少なくなかったことでしょう。

このコロナ禍において、自身の意見や見解に拘泥するあまり、「分断や対立」が顕在化したことは、とても残念でしたが、だからこそ、前向きに臨み、力強く歩んで行きたい。

そうでなければ、子供たちに示しがつかないと感じます。

そうした想いをグルグルとめぐらせていると、孔子の言葉が頭に浮かんで来ます。

過ちて改めざる是を過ちという。
過ちを犯していながら改めないのが、ほんとうの過ちである。過失はやむを得ないが、過ちと気づいたらすぐ改めよ。

論語

この間の感染症対策について、手探りの中での初期段階から現在に至るまで、その全てが過ち(誤り)だと言う考えはありません。その時々において最善と考える対策を実施してきたものと理解はする所です。

しかし、度重なる緊急事態宣言等の発令による行動の制限、長らく続いたマスク着用の実質的な義務化や、重症化率が極めて低い低年齢の幼児や児童、そして子供たちへのワクチン接種など、その効果に疑問を感じる対応が繰り返されて来たことは事実であり、大なり小なり、その弊害が生じていることも事実です。

過ぎ去った時間は取り戻すことは出来ません。

でも、対応の間違いや誤りに気付いたのであれば、速やかに意識・態度・行動を改めることが大切だと痛切に感じます。

孔子は、こうも述べています。

過ちては則ち改むるに憚ること勿れ
間違いを犯したと認識したら、
躊躇せずに改めるべきである

論語

と。


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