【早期リタイア】退職宣言への反応や状況
ごきげんよう。AIKEです。
早期リタイアについて。
本日のnoteでは、「退職宣言への反応や状況」として、
退職までのスケジュール感
どう伝えたか
伝えた反応と注意点
といったところをお話したいと思います。
退職までのスケジュール感
所要期間
結果的には、宣言から退職まで、4ヶ月半かかりました。
もともとは3ヶ月を見込んでいましたが、およそ1.5ヶ月、引っ張られた形になります。
02/01 上司(課長)と面談
退職意向を伝達(4月末最終出社希望)
02/21 上司(課長)と面談
退職スケジュールの調整(案①提示→NG)
03/01 上司(部長含む)と面談
退職意向をあらためて伝達
退職スケジュールの調整(案②提示→NG)
03/06 上司(課長)と面談
退職スケジュールの調整(案③提示→NG、案④逆提示→拒否)
04/08 上司(課長)と面談
退職スケジュールの調整(案⑤提示→合意)
04/19 上司(課長)と面談
後任が決定 ※9月末で離任した部下が戻ってくるミラクル
担当内へ周知
04/25 退職願提出(形式的)
05/08 退職願受理(形式的)
06/07 最終出社日
06/14 退職
退職スケジュール案
下記の案について、抱えている案件や引継ぎ、有給消化を加味したカレンダーを作成し、見える化した上で調整を進めました。
案① 4月末最終出社→2ヶ月間の有給消化→7月末退職
案② 6/03退職 ※ボーナス支給判定を過ぎてすぐ
案③ 6/10退職 ※案②から1週間後
案④ 6/30退職 ※最も一般的でカモフラージュ性が高い
案⑤ 6/14退職 ※折衷案
案①→上司NG
案②→上司NG
案③→上司NG
案④→自分NG
案⑤→OK
4月の担当内周知後から公に有給消化を開始し週休4日制になった
最終週は丸1週間悪あがきで有給消化に充てた
引継ぎは38ページにおよぶ資料を作成してすべて対面レクチャー
どう伝えたか
前回noteでご紹介した通り、自分の退職理由は大きく分けると5つです。
それをすべてそのまま伝えたわけではなく、取捨選択しました。
理由1:周囲と仕事の価値観・スピード感が合わなくなった
これは半ば体制への不満という形となるので、控えめにしました。
理由2:金銭的な意味での働く必要性がないと見切れた
これは伝えませんでした。
理解が得られないだろうなと思ったからです。
説明も面倒でした。
理由3:家族の老いと介護
この理由を中心に置きました。
実際問題、秋頃からちょくちょく家の都合で休暇を取得したりしていたので、説得力もありました。
理由4:人生半分、やりたいことをやりたい
これも伝えましたが、「次なにやるの?」はその後含めて、ひたすらいろんな人に聞かれました。
自分の中で明確に定まっていなかったため、都度、回答に苦心しました。
理由5:すべてのタイミングが噛み合った
今が一番都合がよいということを、自分都合、業務都合双方の視点から、
できるだけ客観的に伝えました。
反応と注意点
退職理由に体制批判は含まないべし
不満があるから出て行きたい・辞めたいという方も多いかと思います。
実際自分も、半分くらいはそうでした。
ですが退職理由において、不満や体制批判などは、主軸に添えないほうが無難です。
なぜなら、容易に弁明され、逆に引き止め材料になってしまうからです。
事実、ついつい口から出た不平不満に対しては、「それは○○だから~」とか、「じゃあそれが改善されれば~」と言ったように、ああ言えばこう言う状態でした。
そのため、退職理由は相手が口の挟みようがない、自分の意志や家庭環境を主軸にするべきです。
辞めてまでやりたいことを明確に言葉にできるようにしておく
これをしっかり伝えられると、圧倒的に説得力が高まります。
転職先が決まっているなら、それが言えれば問題ないでしょう。
そうでない場合も、自分の気持ちを言葉でまっすぐ伝えられる様になっておいたほうがよいです。
上司との面談のみならず、その後延々と「次なにするの?」と聞かれ続けるからです。
また、上司もその上司や本社に、伝える必要があります。
その時に、伝えやすい、書きやすい、納得感が得られやすい内容にしておくと、受け取られやすいように思います。
最終出社日後の有給消化は満了できないこともある
会社によります。
うちは無理でした。
厳密には、無理ではありませんでしたが、非常に揉めそうだったので、やめました。
有給休暇は、労働者の権利です。
ただ、その取得時期については、会社との折り合いが必要です。
その折り合いが付かない以上、実質的には取れないということになります。
とはいえ、ここはドライに割り切ってもよかったはずです。
自分はだいぶ、甘く折れてしまいました。
ちなみに理由として挙げられたのは、以下の通りです。
前例がない
在籍中は代わりの人員を入れられない
1は知ったことではありませんでしたが、2は確かに言われればその通りかと思ってしまいました。
有給を使い切りたいなら、散らして取って欲しいと言われました。
つまり、週2で使うとか、そういうことです。
そうすると結果的に、在籍期間が伸びることになります。
少しでも引っ張りたい、職場側の都合も透けて見えるようでした。
捨ててすぐ辞めるか、使い切って引き伸ばすかの2択。
結果的には前者で、日数にすると、40日弱、丸損する形となりました。
勤務約2ヶ月分とすると、給与換算しておよそ70万前後になります。
それを丸損するというのは、今考えても、なかなかにしんどい選択でした。
有給休暇は可能な限り毎年使い切っておくことの大切さを、時すでに遅しでようやく痛烈に理解しました。
ボーナス受給してからの退職
うちのボーナス支給条件として「6月1日に在籍していること」と定められていました。
この辺は社員規則を確認したりして自分で確認しないと、誰も教えてくれないと思います。
今年は6/1が土曜日だったので、翌営業日の6/3月を退職希望日として挙げましたが、難色を示されました。
理由は、「あなたの心象が悪いから」と。
どうせもう居なくなるんだし、今更心象がいいとか悪いとか、ちょっとよく分かりませんでした。
まあこれも、残されたメンバーや上司のそれと捉え換えて、無理やり納得することにしました。
代替案として、6月いっぱいを提案されましたが、それは拒否。
間をとって6/14にて、折り合いをつけました。
ちなみに。
過去3年分の社員の全退職日を調べ上げましたが、1人だけ、基準日後すぐに退職していた方がいました。
他は8割が月末退社で、月中が僅かにいるくらいでした(自分はそれ)
退職願の提出
一般的には初っ端に退職願を提出するのかもしれませんが、うちの場合は、まず直近の上長と面談でした。
その結果正式に定まれば、本社向けに退職願を提示(テンプレあり)という形でした。
以上、「退職宣言後の動向や状況」というところをお話しました。
次回以降は、「退職後にはどういう手続が必要か」など、実施事項や心境の変化などをお伝えできればと思います。
またお付き合いいただければ幸いです。