「サッカー試合がある日は外に出ては行けない??」イタリアあるある21

イタリアあるある

おもしろいからアッサリ目にまとめてみました!!!

イタリア在住の人らからすれば苦笑いネタばっかりですwww

いやウチの地域ではそんなことなよ!!っていうこともよくあるのがイタリア。

それだけ街によって個性が異なるのもイタリアの魅力ですからね。


さて行ってみよう!!



⑴ 挨拶は男同士でもハグとキス

これはイタリアに住んでるときに最初にハードル高く感じることでした。。。

握手だけならまだしも、、、

女の子じゃあるまいし、、、

でも拒否しちゃもったいないですね!イタリアの文化の一つですから。

ヒゲが痛いのと、シャワーを数日に一度しか浴びないという人がほとんどなので匂いが気になることがあります。



⑵ ビーチではおばあちゃんもおかあさんも子どもも全員ビキニ

これはとっても健全で素敵なことだと思います!

日本ではよっぽど気合入れないとビキニは着れないことかと思いますが。

イタリアのビーチではほぼみんな裸のようなものです。

そして裸を見慣れているから、やらしい目でジロジロ、ということもまずないように思います。

お腹がどかーーーん!!!とまるでトトロみたいな女性でも男性でも、皆一様にビキニだから。

自然体で飾らないイタリア人らしさがいいですね。


⑶ ピッツァは庶民が気楽にカジュアルにワイワイ食べるもので、高級オシャレなものではない

イタリアではなんか軽く食べに行こうよーーっていう時は、ほぼピッツェリアかなと思います。

それだけ庶民の味方として愛されてるソウルフードなんですね。

日本ではおしゃれなデート?のイメージかもしれませんが、、、

値段も日本の半分です。

僕はこの間初めてピザーラっていう配達ピザを頼んでびっくりしました。

値段がイタリアの普通のピザの4倍なのに、サイズは半分、そして異常に具沢山??!

ちなみに、ピッツアの聖地ナポリでは、ピッツァは二種類しかありません。

マリナーラとマルゲリータです。

とっても美味しいのでぜひ本場で食べてみて貰いたいです。



⑷ お店やコールセンターに電話する時は大声ではっきり用件を聞かないと、一方的にガチャ切りされる

これはイタリアに住んでいると必ず越えなければならない試練です。。。

何度泣きそうになったことか。

お手上げです。はい。

宅配のピザ屋に電話してガチャ切りされた時は呆然としました。。。

イタリア語が流暢に話せる上級者以外は、悪いこと言わないから英語か日本語話せる人に頼んで、電話代現金で渡してでもお願いすることをおすすめしますよ。

それはイタリア人ネイティブでも同じことのようで、携帯ショップにはたいてい行列ができていますから。。




⑸ ホームパーティは山盛りの食事と昼寝と夕暮れの散歩が含まれている

これはナポリの田舎に限らず、割とのんびりした地域あるあるかと思われます。

お食事に招かれるとおご馳走でおもてなしされることがしばしば。

イタリアの本気料理はものすごいボリューム!!

前菜でハムとモッツアレラとパン。

それからブルスケッタなんかもでたりして。

その後スパゲティ食べて、メインのお肉をがっつり。

とてもじゃないけど日本人にはついていけないレベルです。。。

さらにお昼寝がセットの場合は、そのお邪魔しているお宅で使われていないベッドに寝ることになります。

お昼寝して起きた後、近くの海辺や山道をドライブしたり散歩するという場合も。

こうなると一日掛の一大イベントです。

ホスピタリティあふれる素敵なイタリアの本気が存分に堪能できるのがホームパーティといっても過言ではないでしょう。



⑹ 家族でピクニックがメジャーな娯楽

これは日本で言うところの近所の大きな公園に行きましょうー!みたいな感じかと思います。

イタリアの場合、海辺や山、それから大きな公園などにサンドイッチとワインと敷物を持って行って、家族で楽しむスタイルがあります。

ディズニーランドとか家族旅行のような遠出をする方もいるのですが、それはバカンスの時期などまとまった休みの時のように思います。



⑺ サッカーの試合がある日は街中の犯罪が増えるから危ない

これは熱狂的なサッカーファンのせい。

節度あふれる日本人ネイティブからすれば、行き過ぎ・やりすぎ・クレイジーなのがイタリアのサッカー観戦者たちです。

解説者からしてもはや狂犬かと疑いたくなります。。。

そのせいで、サッカー場で火災や放火・暴動や喧嘩、発砲事件なんかがよく起こるため、サッカーの試合がある日は警官たちがサッカー場に集合しているので、街中の治安が手薄になり非常に危険です。

僕はそのせいで強盗から財布を取られたことがあります。

本当に危ないので、サッカーの試合がある日は、夜間の外出はやめたほうがいいとお勧めします。


⑻ リアル・マリオカートかよ?!とツッコみたくなるくらいイタリアのドライバーの運転は危険

とにかく彼らは急加速・急停止です。

車間距離をとる文化がないので、高速道路で140キロ出して後ろ50センチにつけたまま煽られることなんて当たり前にあります。

対向車が来ていても構わず後ろからガンガン前の車を抜き去ろうと加速してきます。

危険すぎるので、イタリアでレンタカー借りて運転するのは絶対やめた方がいいです。

実際に事故ってる車を毎日見かけます。

日本の煽り運転なんてただの子供の戯れに思えてしまうくらいです。



⑼ イタリア人にとって信号は目安に過ぎない

歩行者がガンガン渡ります。赤信号で。

目安なんですね。

お行儀のいい節度ある日本人ネイティブが、信号で手を上げて渡る様子というのは、イタリア人からすれば驚愕の光景でしょう。

そういう文化なので、それで慣れてしまうしかないのですが、イタリアを一歩出ると状況が違ってくるので注意が必要ですね。


⑽ 日本人・日本文化好きな人がほとんど

これは本当に日本の先人たちのおかげで、イタリアには親日的な方がとても多いです。

礼儀正しくにこやかで大人しい日本人観光客のことを、みなさんよく見慣れているからかと思われます。

漫画・アニメオタクの方もたくさんいるので、彼らからは羨望の眼差しで見られます。




11  お店やタクシーではお釣りがもらえない可能性大なので、高額紙幣は使いづらい

最近はクレジットカード決済ができる店も増えて来たんですが、それでもレジで「現金にしてよ」って頼まれることが結構あります。

ところが、現金だと彼らはお釣りを用意してません。

そういう文化がイタリアにはないのです。

特に、朝がやばいです。

夕方になると、日中小銭をお客さんからもらってるのでお釣りの用意が自然とできて来るのですが。

朝はお釣りない可能性高いです。

僕は1ユーロと10ユーロ札をたくさんポケットに入れて持ち歩いています。

そうすればまず問題ないからです。


12 現金ニコニコが非常に好まれるのでカードは使いにくい

イタリアには脱税文化があります。

会計士さんが商売をやっている人に、脱税するように匙加減で働きかけるんです。

もちろん脱税は日本と同じように違法で、警察さんはじめ公権力の方が脱税に細かく注意して見回りをしています。

その影響で、確実に取引記録が残ってしまうカード決済が嫌われるのかなと思われます

イタリアではカードは当てにならないと思っていた方がいいです。


13 お手洗いの便座はオプションなので、便座がないことがある

これもイタリアあるあるです。。。

便座ないお店に入っちゃった時はもうほんと世界の終わりみたいな気分になります。

そういう時はホテルまでタクシーで黙って戻るかなと。

ウォシュレットなんてものも普及してないですし、冬場は便座あっても冷たいです。

綺麗なお手洗いというのは、一流のホテルかレストランにしかないものと思った方がいいです。



14 紅茶をお店で注文するとお湯にティーパックが出される

これはイタリア人が紅茶飲まないからですね。

エスプレッソが基本的な飲み物です。

それでもエスプレッソよりちょっと高いのが紅茶なんですが、お湯にパックだけでなんで??とたまに思います。




15 ビールは夏場におじさんが飲むもので、冬場は飲まない

これが日本との大きな違いの一つ!

イタリア人にとってビールって苦くて飲みづらいみたいで、正直街中で飲んでるのはドイツ・アメリカ・イギリスといったゲルマン系アングロサクソン系の観光客・留学生です。

夏場なら地元のおじさんがビールの瓶片手にピザ食べてる様子が見れます。

ただ、北イタリアにはクラフトビール文化があるので、冬でもプレミアムなペローにを飲んでる人たちを見かけます。

クラフトビールは本当に美味しく、ビールに世界一うるさい日本人でも満足できるかと思いますよ。



16 フィレンツェから北と南ではほとんど外国かと思うくらい文化が違う

これは元々違う国だったからですね。

統一国家になったのはこの150年くらいですから。

イタリアが一つの国だったのは西ローマ帝国が崩壊するまでですから、ざっと1500年前です。

イタリアに来る方はきっと大きな有名都市を回るかと思います。

僕も最初はそうでした。

ローマ、ヴェネツィア、ミラノ、フィレンツェ、、

南イタリアの田舎に住んで10年経つと、この街の当たり前はぜんぜん北イタリアの当たり前じゃないということを痛感しますね。

でもそこに優劣はなく、北イタリアの人たちからしても、南の人たちの開けっ広げでおおらかな雰囲気が好きだといいます。

反対に、南イタリアの人が、北イタリアの雰囲気って素晴らしいね!!ということは絶対ありません。。

聞いたことありません。

地元愛でしょうね・・・


17 自分の生まれ育った街が世界で一番素晴らしいと信じている

これもイタリア人の素敵な美徳!!

ほとんどの人が、ご自分が生まれ育った街のことにとても詳しく、愛していらっしゃいます。

教会のこと、カトリック行事のこと、名物料理のこと、街出身のスポーツ選手やアーティストのこと、、

本当に詳しくて、聞いてる方に予備知識がないとサッパリなんてこともザラにあります。

それに、地元のバールや旅行代理店、それに理髪店や魚屋さんなど、その方の幼馴染だったりして、そういう間柄を眺めているだけでなんだか幸せな気分になります。

イタリア人は家族と友達を何よりも大切にすると言いますが、本当だなと思います。



18 地元愛が強すぎて旅行に興味ない人が多い


これもとても素敵なことだと思います!

ミラノやトリノなど都会の人はそうでもないようですが、田舎町に住んでいる人はそもそも街から出ることにあまり関心がないように見えます。

「どこに行きたい??」→「え?うちで家族と過ごすのが一番幸せだよ」

と、心から思っていらっしゃるんです。

僕は旅が大好きですけれど、こんなふうな価値観の人たちと一緒にいるととても落ち着きます。

幸せが遠くにあるのではなく、目の前にあるんだってことを教わっています。


19 新幹線の早割がありえないくらい割引されるため、かなり前から新幹線チケットを予約する

これはぜひ日本でもやって欲しいです!

イタリアの新幹線は二択で、ITALOイタロと、freccia rossa ふれっちゃろっさ があります。

これがどちらも早割が安い!!

通常料金でも、日本の新幹線の3分の2くらいの値段で、しかも最高営業速度300キロ。

さらにいい席だと軽食にワインなんかが付いてきます。

日本だと東京・東北のグランクラスでしかないサービス、、、

イタリア人ネイティブは、そういうわけで旅行にいくかなり前から新幹線を予約します。

日本みたいに満席になることはまずないのですが、早割は結構すぐ埋まるようです。


20 ベジタリアンが多い

イタリアといえばパスタっていうイメージかと思いますが、、、

グルテンフリーといって、小麦粉を使っていない食べ物sか食べないという人は割とよく見かけます。

そしてベジタリアンも多いです。

健康目的の場合と宗教目的の人がいて、健康目的の人はイタリア人か??と思うくらいあまり量を食べません。

お店にもベジタリアンメニューが当たり前にあるあたりが、日本ではあり得ない違いですね。


21 長財布を持っている人がいない

イタリアの人は二つ折りの財布が好きなようです。

長財布はそもそもブティックに売ってないです。

ポケットが膨らみすぎるから??

ちなみに、日本人ネイティブみたいにジーンズの後ろポケットに長財布を入れている人はいません。

スリがめちゃ多いからで、イタリアでそんなことしたら、街ゆく親切な人から「危ないよ!しまいなさい」とアドバイスされることでしょう






以上。

いかがでしたか??

イタリア旅行に行ったことがある方、イタリアに住んでいる方にもぜひ聞いてみたいです!!

イタリアあるある教えてくださいね

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