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女性向けソシャゲ:学園もの

お久しぶりです!ソシャゲシナリオです!
これを書いてから「今って横画面のソシャゲ多いから1行辺りの文字数少ないのってポートフォリオとしてどこまで有効なんだ?」と気づいてしまった今日この頃。最近までiPhone6sを使っていたが故の弊害(ゲームを入れる余裕があまりなかった)
出来も色々悩むことがありましたが、これら理由で「習作として完結させて次にいこう!」精神で投稿します!
今回、キャラ名がありませんがご了承ください!

【概要】

ジャンル:女性向け学園ゲーム
文字数設定:1500字前後
想定シナリオ:ガチャシナリオ。出会いや初めて仲良くなったストーリーを想定。
舞台:日本の高校。部活動が盛んな学校で部活のサポート委員会があり、主人公はそこに所属。
主人公:高校2年生で部活サポート委員会所属(十代半ばを想定)
メインキャラ
・熱血男子/空手部のエース。大型わんこ
・クール男子/剣道部のエース。ストイックで実家も剣道の名門
・委員長/前述のサポート委員会の委員長。主人公の先輩。

【本文】

//廊下・昼
//立ち絵・熱血男子と委員長

【熱血男子】
あ、おはよう!

【委員長】
おはよう主人公くん
来て早々だがサポートの仕事だ

【委員長】
熱血男子くんが自主練の道具を
運ぶのに台車と人手がいるんだ

【熱血男子】
俺、空手部の熱血男子っす!
……て同じ学年だな!

【委員長】
幸い急ぎの仕事もない
彼を手伝ってほしい

【熱血男子】
ちなみに……運んでほしいのは
あれなんだ!

【委員長】
ふむ……丸太で出来た
等身大の人形……

【委員長】
あれは昔の映画で
使われていたものだね?

【熱血男子】
さすが委員長っす! その通り
アクション俳優が使ってた方法っす!

【熱血男子】
先輩に教えてもらったら
やりたくなっちゃって!

//選択肢
//A:騙されてない……?
//B:すごそうな特訓だね

//Aの場合

【熱血男子】
そんなことないって!
俺、ちゃんと映画も見たし!

【熱血男子】
体幹、力強い拳……。
あれは完成された肉体だ!

//A 終了

//Bの場合

【熱血男子】
ああ! 俺はあれを人に見立てて
間合いのとり方や瞬発力を鍛える

【熱血男子】
あの俳優みたいに
肉体を鍛え上げるんだ!

//B 終了

//ここから合流

【委員長】
ははは、熱意も結構。
その意気で大会連覇だな

【熱血男子】
うっす! それじゃあ
早速運びに行こう!

//武道館:昼
//立ち絵:熱血男子

【熱血男子】
……ふぅ、これで全部だな!

【熱血男子】
それじゃあ中に運びこもう!

【クール男子】
おい

//立ち絵:熱血男子、クール男子

【クール男子】
なんだこれは

【熱血男子】
俺の自主練道具だ!

【クール男子】
こんなふざけた道具がか

【熱血男子】
ふざけてないぞ
間合いを取る練習に使うんだ!

【クール男子】
ふん。非効率だ
剣道部の俺から見ても分かる

【クール男子】
それに道場にこんなデカくて
奇妙なものを持ち込むな

【クール男子】
落ち着かないし集中できない
邪魔だ

【熱血男子】
おいおい。効率なんて
実践しないとわからいないだろ?

【熱血男子】
それにこの見た目もその内
慣れると思うぞ!

【クール男子】
まったく……慣れるまでの時間が
もったいないだろう

【クール男子】
とにかく俺は反対だ
コレを使うならよそに行け

【熱血男子】
うーん
そんなこと言われても困るぞ!

//選択肢
//A:使う時間を決めよう
//B:ここでクール男子を倒す?

//Aの場合

【熱血男子】
それがいいな
短時間だと集中できるしな!

【熱血男子】
クール男子、それじゃダメか?

【クール男子】
……時間厳守だからな

//A終了

//Bの場合

【熱血男子】
ははは!暴力の解決はダメだぞ!
ま、試合なら大歓迎だがな!

【熱血男子】
空手VS剣道……
新しい種目の誕生か!?

【クール男子】
何を言ってるんだ
そもそも俺を倒そうとするな

//B終了

//ここから合流

【クール男子】
まったく……
少しの時間だけなら持ち込んでいい

【クール男子】
ささっと片付けろよ

【熱血男子】
ああ!ありがとう!

【熱血男子】
……なに? 主人公
片付けも手伝うって?

【熱血男子】
主人公もなにからなにまでありがとな!
この恩はいつか返す!

//時間経過
//武道館:昼
//立ち絵:熱血男子

【熱血男子】
はっ! ふっ!

【熱血男子】
ふんっ!

【クール男子】
……主人公。どうした?
ボーッとして

【クール男子】
ふむ。さすがに稽古の時は真剣だからな
声を掛けづらいのは当然だ

【熱血男子】
あ! 主人公!
お疲れさま!

【熱血男子】
片付けの手伝いに来てくれて
ありがとな!

【熱血男子】
クール男子もあの人形を
使わせてくれてありがとう!

【クール男子】
時間をちゃんと守ったし構わない

【クール男子】
それにしてもあの人形、
意外と頑丈だったな

【熱血男子】
そうだろう?
そういう木を選んだんだ!

【クール男子】
お前の蹴りに耐えてたからな

【熱血男子】
ああ! おかげで心置きなく
型と間合いの練習ができたぞ!

【熱血男子】
効率もなかなか良かったと思う!

【クール男子】
ふーん、アイツがね

【熱血男子】
ん? もしかしてクール男子、
興味が出てきたのか!?

【クール男子】
いや、僕は別に……

【熱血男子】
そんなこと言わず試してみろ!
集団の練習になるぞ!

【クール男子】
いや、いい!剣道に団体戦はあっても
集団戦はない!

【クール男子】
というか空手だってそうだろ!
やっぱりお前ふざけてるな!?

【熱血男子】
ふざけてない!真剣だ!
アクションスター並に強くなれる!

【クール男子】
くそ、ふざけてなくても
ちょっと浮かれてるだろ!

【クール男子】
主人公! 笑ってないで助けろ!

【熱血男子】
ははは! 目指せ武道の覇者だ!
クール男子! ははは!

<完>

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