自殺を止めることはいいこと?/命を救うのは一瞬ではなく一生
ツイッターで自殺を止めた女子高生というニュースがありました。
結論からいうと、この女子高生の行動を称賛します。
ただ、ツイッターを眺めていると賛否両論ありました。
賛成も否定も一理あり、考えさせられました。
賛成はもちろん、自殺を止めたことはいいこと、一人の命を救ったヒーロー。
否定は主に下記のような意見です。
自殺する人は覚悟を持ってきている
その人の辛い今後を考えているのか
自殺しようとしている人の立場に立った時に、内心「誰か止めてくれ」と思っているのであれば、止めることは正しいことになります。
自殺する人が本当に覚悟を決めて自殺をしようとしていたら、止められることで、その止めた人のことを考えてしまい自殺できなかったら、その後また辛い日常を生きることになる現実…
自殺する人にとって、生きることそのものが辛いものです。
自殺を止めた人は(おそらく)自殺をする人の生きることの辛さを除くことまではできません。
私も経験上、自殺願望を持っていた人と過ごしました。
日常を通して、死なないように見守り続けました。
この当時に書いた詩(ラップ)で
「愛情だけで命を救えると思うなよ」
と書きました。
一人の命を救うには一生を懸かかる。そのくらい重みがあります。
自殺を止めることは称賛されるべきことですが、自殺願望がある人のその後も同時に考える必要があると、改めて考えさせられました。
命を救うのは一瞬ではなく一生
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