父娘の絆と旅の記憶:神奈川から兵庫、そして宮城への2200km
一般道の魅力:神奈川から兵庫への13時間ドライブ
高校三年生の長女が通う高校が第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会に出場するため、兵庫県まで行ってきました。敗退したらその場で解散するということで、車で向かいました。運転が好きで、特に長距離は楽しみなので、ドライブは快適でした。ただ、高速道路の運転はあまり楽しくなく、12月29日の移動は帰省ラッシュに巻き込まれることが予想されました。そこで、一般道を使って向かうことにしました。都内の運転も大変なので、小田原でレンタカーを利用しました。
朝8時に車を借り、ナビを起動したところ、走行距離は522.4キロで、到着予定が1:19分(約17時間後?)。帰省ラッシュを考慮に入れても、これは長いと感じました。もしこの予定通りなら、途中で高速を利用することを検討しました。ナビは平均時速30kmで計算しているようでしたが、それ以上のペースなら時間は短縮されるだろうと考えながら、車を進めました。以下は、可能な限り収集したデータです。
神奈川県小田原市 8:00 残り522.4km
静岡県沼津市 9:00 残り485.5km 移動距離 36.9km
静岡県静岡市 10:01 残り441.4km 移動距離 44.1km
静岡県磐田市 11:14 残り368.5km 移動距離 72.9km ※バイバスで最高速度が70km区間
愛知県豊橋市 12:00 残り324.4km 移動距離 44.1km
愛知県岡崎市 13:11 残り291.4km 移動距離 30.0km
愛知県刈谷市 13:58 残り269.1km 移動距離 22.3km
三重県四日市市 15:10 残り218.5km 移動距離 50.6km ※14時記録忘れ
三重県伊賀市 16:02 残り 164.3km 移動距離 54.2km
京都府木津川市 16:59 残り 127.6km 移動距離 36.7km
大阪府大阪市 18:22 残り 95.5km 移動距離 32.1km
兵庫県神戸市 19:21 残り 69.7km 移動距離 25.8km
兵庫県明石市 20:22 残り 32.6km 移動距離 37.1km
兵庫県姫路市 21:07 残り0km 移動距離 32.6km
13時間7分のドライブでした(笑)。予想された渋滞もほぼなく、運転はとても快適でした。食事は、ガッツリ食べると眠くなるため、少量ずつにしました。休憩も5分から10分程度を頻繁に取るように心掛けました。初日はそれほど疲れを感じませんでした。
緊張のサッカー試合
長女のサッカー試合が10時30分から始まるため、9時頃にホテルを出発し会場に向かいました。土地勘がないため、到着はぎりぎりとなり、さらに満車の駐車場のため遠くの駐車場への案内があり、バタバタとした状況でした。会場に少し遅れて到着すると、試合は既に始まっていました。前半戦は両校ともに慎重な動きで、スコアは0-0のままでした。後半に入り、長女が所属する高校チームが先制点を決めるものの、その後逆転されてしまいました。長女自身は試合に出場することはありませんでしたが、彼女のチームへの貢献と、この3年間で積み上げてきた成果は明らかでした。詳細については他の機会に改めて触れたいと思いますので、ここでは概要にとどめておきます。
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長女が3歳の時からシングルファーザーとして育ててきました。長女には多くの苦労をかけてしまいましたが、彼女が自分のやりたいことを伸び伸びと追求できるようサポートすることに大きな喜びを感じています。なぜシングルファーザーになったかについては、下記の小説で詳しく説明しています。
神戸牛の楽しみ
長女を次の日に迎えに行くため、午後は自由な時間があります。夜には職場で知り合った友人と大阪で食事をする予定です。その前に時間が少し空くので、試合会場近くの神戸で神戸牛を味わうことにしました。神戸牛は本当に美味しいですね。ジューシーでありながら、味が濃すぎず絶妙なバランス…。次回はもっと奮発してステーキを楽しみたいと思います。
友人と過ごす特別な夜:甲子園からお好み焼きまで
夜には大阪の梅田で友人と会う約束があったので、そちらに向かうことにしました。大阪府内での車の運転は難しく、駐車場の料金も不確定なため、途中で電車に乗り換えることに決めました(大阪の電車体験も楽しみの一つでした)。途中、「甲子園」という地名を地図で見つけ、阪神タイガースファンとして、立ち寄らずにはいられませんでした。近くの駐車場を見つけて車を停め、甲子園球場周辺を散策しました。
その後、電車で梅田に向かい、予定通り友人とすぐに落ち合えました。最初に訪れたのは地元の人に人気のお好み焼き屋さんで、少し待ちましたが、雰囲気が素晴らしく、お好み焼きも非常に美味しかったです。地元の人に連れて行ってもらうお店の良さを再認識しました。その後、喫茶店で大阪名物のミックスジュースを楽しみました。一人だったら思いつかなかったであろうこの選択は、地元民の知識の利点を示しています。リラックスして何気ない話ができる間柄の大切さを改めて感じました。
2200kmの長距離ドライブ:大阪から宮城への帰省
翌日、娘とは13時頃に堺で待ち合わせました。予想通り、長女は宮城県石巻にある実家に帰りたいと言いましたので、車で送ることにしました。彼女が普段寮生活をしているため、こういった共に過ごす時間は非常に貴重です。ただし、大阪から宮城までは遠距離なので、一度東京の自宅に戻ることに決めました。帰路は、堺から東京まで高速道路を利用し、約6時間で到着しました。
20時頃に東京の自宅に到着した後、RIZINを観ながら過ごし、その後就寝しました。翌朝は5時起きで、早朝ということもあり、高速道路を使わずに出発することにしました。お正月期間であったため、幸い車の混雑もなく、スムーズに石巻に向かいました。しかし、到着したのは15時で、所要時間は10時間にも及びました…。翌日の朝8時までに車を返さなければならないため、夜20時には実家を出発しました。仮眠を取ろうとしたところ、地震が発生し、ほとんど眠れませんでした(被災された方々に比べれば些細なことですが)。20時に石巻を出発し、翌朝6時頃に小田原で車を返しました。この旅は合計で約2200kmに及びました。
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