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#纏える文化財 Kurume Kasuri Maxiの受注生産販売 [第三弾]のお知らせ

renacnattaの大河内です。毎度好評をいただいているKurume Kasuri Maxi第三弾の受注生産のお知らせです。織元さんや職人さんとのコラボレーションは一度きりの打ち上げ花火ではだめで、続けていくことこそに意味があります。前回、前々回と多くの人に求めていただけたおかげで3回目の新作を出すことができました。とても嬉しいです!

200年続く福岡県筑後地方の伝統工芸であり、国の無形重要文化財でもある「久留米絣」を使用したコレクション。そう、纏える文化財です!
久留米絣についてはこのページの一番下でご紹介しています。

本プロジェクトのパートナーは福岡県八女市に工場を構える下川織物さん。「伝統工芸の技術の継承・革新に挑戦し続けることでモノづくりの楽しさ・素晴らしさを久留米絣で表現する。」を企業理念に掲げる1948年から三代続く久留米絣を作る織元さんです。

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商品について

Kurume Kasuri Maxiは久留米絣とイタリアのミラノからオーダーしている綿生地のリバーシブルスカートになっています。

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第一弾、第二弾では95cmと85cmの丈を展開していましたが今回は多くの方からのご要望を受け85cmと75cmの丈の展開です。(もはやmaxiではない。笑)
95cm丈は今回はお休みです。

これまでと同様に
▶︎久留米絣は2種類
▶︎イタリアンコットンは3種類
▶︎丈は2種類
から好きな組み合わせをセミオーダーしていただき、受注生産する流れになっています。

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久留米絣の定番、紺色。第一弾の時の紺よりも深い色になっています。
優しい雰囲気のベージュもご用意しています。

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不安な日々が続く中で、纏う人も見る人も元気になれそうな柄をイタリアの生地屋さんから選んできました。
左から
Vacanza、Sicilia、Fiori
です。

久留米絣を表に着た場合はスッキリとしたモード寄りのシンプルなスカートになりますがイタリアンコットンを表にした場合はギャザーのたっぷり入ったボリュームを感じられるフェミニンな印象のスカートになります。リバーシブルならではの2面性を楽しんでいただけます。

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↑久留米絣 Navy 75cm丈

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↑久留米絣 Beige 85cm丈

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↑イタリアンコットン Vacanza 85cm丈

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↑イタリアンコットン Vacanza 85cm丈

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↑イタリアンコットン Fiori 75cm丈

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↑イタリアンコットン Fiori 75cm丈

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↑イタリアンコットン Sicilia 75cm丈

※モデル身長160cm

価格

38,500 yen 税込(+送料900円)

受注期間

5/22(土)10:00 〜 6/7(月)23:59

オーダー方法

オンラインショップの商品ページよりご注文いただけます。
(商品ページは5/21に公開されます。)
京都の展示会ではその場でのオーダーも可能です。

展示会について

東京と京都では試着できる機会がありますが緊急事態宣言の延長を受けて当初のお知らせから変更がありますのでご確認をよろしくお願いいたします。

【試着会@東京】
5/23に東京で予定していた試着受注会ですが、緊急事態宣言の延長を受け、中止にいたしました。(涙)関東圏にはお客様が多いので、密になるのを防ぐため、試着会という機会はないのですが試着できる場を別に設けました。
場所:The Crafted 東京都中央区銀座1丁目6-2
(銀座駅徒歩3分 / 銀座1丁目駅徒歩1分 / 東京駅徒歩7分)
期間:5/22,23,28〜30 10:00〜18:00 ※予約不要
私は不在ですので直接接客できず申し訳ないのですが、The Craftedのスタッフさんが接客してくださいます。The Crafted内の一角がrenacnattaの棚になっています。
ちなみにこのThe CraftedではDead Stock CollectionとNishijin Collectionもご覧・ご試着いただけます。ここでのrenacnattaの展示は7月20日までありますのでまた改めて告知させていただきます。

【試着会@京都】
5/30に京都で予定していた試着受注会は6/6(日)に変更いたしました。
こちらでは私が接客いたします。とても素敵な町屋なのでご希望の方には試着した際にスタッフのカメラマンに撮影してもらうこともできます。
場所:京都市中京区古城町367−1
(二条城駅前徒歩3分 / 烏丸御池駅徒歩7分)
日時:6/6 13:00〜18:00
少人数でのご案内になり、完全予約制ですので以下のフォームから申し込みをよろしくお願いいたします。
>>申し込みフォーム (申し込み期間:本日〜5/31)

会場でのオーダーも可能です。現金もしくはクレジットカードがご利用できます。
こちらでもDead Stock Collectionを試していただけるようご用意します。
コロナ感染対策をしてお待ちしておりますので気をつけてお越しください。

インスタライブ相談会

インスタライブ1回目:5/16(日)15:00〜 (※変更:5/17 21:00〜)
インスタライブ2回目:6/6(日)18:30〜

商品の紹介とその場で質問・相談に答えます。柄・丈感、迷われている方は一緒に考えます!

お届けまでの流れ

生地の組み合わせ・丈の長さをセミオーダー

イタリア:生地生産→発送
久留米絣工場:糸の染色

久留米絣工場:生地生産

縫製工場:商品生産

お届け(8月中予定)

受注後に糸の染色から始まり、職人さんが丁寧に織り上げてくださいます。そのため時間はかかりますが、楽しみに待っていただければと思います。
縫製も国内工場です。

・・・

お知らせは以上になります。

着画などは随時SNSでも公開していきます。質問などもお気軽にお問い合わせください。→support@renacnatta.com

それではどうぞよろしくお願いいたします!

久留米絣について

久留米絣は、福岡県南部の筑後地方一帯で製造されている綿織物です。丈夫な綿織物は仕事着に最適で、昔は各家庭で手織りされていました。実用性重視の普段着だけに、無地が一般的だった約200年前。米屋の娘、井上 伝(当時13歳)の偶然の発見により生み出されたのが、優しい風合いの柄を、織物に浮かび上がらせる技法です。「くくり」とよばれる技法であらかじめ染め分けた糸を用いて織ることで、微妙なズレが生じ、独特なかすれ模様となります。これが久留米絣の大きな特徴であり、魅力です。工程は非常に緻密で、柄を生み出すために糸束を縛って染色し、染めた糸束をまた一本一本の糸にほどき、織ることでやっと一枚の織物ができあがります。完成までには30もの工程を経て、完成までに1ヶ月以上かかり、柄によっては3ヶ月以上かかることも。機械の進化によって、作業の負担は昔よりも減ったものの、人の手仕事が不要な工程は一つもありません。経糸と緯糸の柄を合わせるのは非常に難しく、職人の高い技術を要します。
久留米絣の技法は1957年に国の重要無形文化財に指定され、1976年には経済産業大臣指定伝統工芸品に指定されました。
久留米絣には綿素材ならではの、夏は涼しく、冬は暖かい素材も多くの人に愛される理由の一つです。

読んでくださりありがとうございます。いただいたサポートは全てブランドで使用する生地の買い付け費用として使わせていただきます!