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見殺しにするビジネスライクなわたしの葛藤。

今日、学んだスペイン語。

Tapar un hoyo haciendo otro.


『いっぽうの穴を(土で)塞ごうとすると、(掘ったところに)他の穴が出来る。』

つまり
2つの問題があって、両方は救えない。#仕事のジレンマ

はたしてそうなのか?
どうにか出来るんじゃないか?
何か打つ手を考えろ!
それをしないのは問題解決のできないやつ。


そういう意見もあると思うし、いいとおもう。
(実際に考えることを辞めてるひとっているもんね)

ただ今回は、それにあえて言い訳してみようとおもう。笑



さて、今わたしは、
非常に厳しい選択を迫られており、いっぽうを助けると他方は見殺しになります。#実話


こっちが死にたいよ、な状況。涙

でも気にしてなんかいられない。バッサバッサとやる(斬る)しかない。


会社の優先順位に逆らうな

利益重視、関係性重視、またはポテンシャル重視なのか。

自分の会社が、どれをいちばん大切にしているか、それに沿って優先順位づけをしなくちゃならない。

状況が深刻なときほど、個人の気持ちなんてどこかに捨てておけ。

勝手に自分の好みで決めて、会社のトッププライオリティを危険に晒すことは死んでもダメ。

クビがとぶよ。


がむしゃらの弊害

なんとか解をみつけたくて、がむしゃらに動く。

いくつもオプションを練って、
シュミレーションして、
他人の助けを借りて、
うんうん唸りながら、絶対諦めないぞ・・!


これは、とくに海外で外国人と働いていると、全く歓迎されない。。

そんなコストと時間をかける意味がどこにある。
ひとを巻き込むな。助けるな。
ビジネスライクにいけ。
以上。


渦中にいると、とても悲しい。


会社は驚くほど、捨てるものを、あっさり決めます。

でも、これは一理あるなと私も納得していて。



日本の会社ほど『何がなんでも』『意地でも』、と精神論で語るひとが本当にすごく多い。

精神論で進んだ先に、
長時間労働、コストもどんどん上乗せで赤字。

なんだか皆んなズタボロで働いてる、はよくある話。

がむしゃらの弊害、とわたしはひそかに呼んでいる。
 

ルールは逸脱してはいけない

何かアイディアを思いついたとしても、ルールはぜったいに破っちゃいけないのです。

それがどんな小さなことだとしても。

日本人同士のクローズドなコミュニティだと、
独特の商習慣の中で、抜け道を探すことができることがある。

海外で、お堅く会社勤めしてるわたし。周りは全員外国人。

《決して自己判断でグレーゾーンに入ってはいけない》


ルールに沿わないなら清く諦めるしかない。

慣れると戻れない

一度、このやり方に慣れると、元には戻れない。

助けてあげられないことに対して罪悪感を感じていた若かりしころが懐かしい。笑

涙目で「申し訳ないが、受け入れて頂くしかない」とお客さんに訴えた日々もあった。

もうその頃のわたしには戻れない。

(今はわかる、そのピュアな気持ちを利用されていたこともあったよ。)


。。。

ということで、

日々の仕事の葛藤を書いてみましたが、なんだか性格悪い感じになっちゃった。。



本当は、できるならとことんお客さんに尽くしたい。
良いひとでいたい。感謝されたい。

でも、そんな甘くないってことを、9年間の社会人経験で学んだのかなあ。







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