愛華

立ち読み歓迎です。

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『虎に翼』が終わってしまう。

それにしても、朝ドラを観て、自分ごととして涙を流す日が来ると思わなかった。私にとって朝ドラで描かれる物語は、いつもどこか遠くにあった。 『虎に翼』は、すべての差別に本気だと、誰かがツイートしていた。その意見には深く同意する。差別にはどんなものがあるのか、法がなぜ存在するのか、社会ではどんな問題が起こっているのか………。それらを半年間、毎日伝え続けてくれた。エンターテイメントの偉大さを感じながら、日々胸を躍らせた。 でも、「私のことは決して描かれることはないんだろうな……」

    • 覚えておくこと

      ねえねえ、 みんなはさ、 どれくらい「死にてえ」って思ったことある? 私は、これまでの人生の中で、どれくらい「死にてえ」と思ってきただろう。その度に、「大丈夫??」とかいう、中途半端な慈悲の言葉を数々と投げかけられてきた。 いつも疑問なのだ。今すぐ「死ぬ」とは言っていないのに、なぜ、勝手に死ぬタイミングを予測されるのか。そして、その予測を振り切って私は今日まで生きてきた。 死というものを考えるとき、いつも孤独になる。 世の中の大抵のひとたちは、どうせ人は皆死ぬのだか

    『虎に翼』が終わってしまう。