アメリカ移住、アメリカ式結婚、グリーンカード申請、領事館での婚姻届の手続き
数日前、グリーンカードのインタビューを終えました🌈 念願、、ようやくひと段落、、そんな折に、ボストン日本人コミュニティの中で、アメリカ人と結婚された日本人の方が、日本国総領事館での婚姻系の手続きに対する疑問を不安そうに投稿されているのを拝見しました。大丈夫だよ〜🥺 という想いからメッセージし合う中ですこしずつ親しくなり、グリーンカード申請における不安にも触れ、めっちゃわかるわ〜🥺 ということで、彼女やおなじような状況の人の助けになればと願い、私の体験をまとめて綴ることにしました💜
ひとりひとり状況が異なる可能性が高いのでご確認を
まずはじめに、結婚にせよ、グリーンカード申請にせよ、日本国総領事館での婚姻届の申請にせよ、ご自身とパートナーの状況(国籍の組み合わせやそれぞれが保持している VISA)次第で、過程や内容が大なり小なり異なる可能性があることをご留意いただきたく。
たとえば、日本人であるあなたが、アメリカ式で結婚する場合、パートナーがアメリカ人なのか、グリーンカードホルダーなアメリカ人ではない人なのかで、異なる可能性があります。また、あなたがどのようなVISAをお持ちかでも同様に。
アメリカ式の結婚の流れ、州によって多少異なるかも
もしかすると、結婚に関する過程は異ならないかもしれません。(私の場合、パートナーがグリーンカードホルダーのアメリカ人ではない人、ではないため、異なるか否かの確証はなく、恐縮ですが、確証を調べる気力まではないため。)もしかすると、VISAに寄っては、どのようなタイミングで結婚式を挙げるのが適切かは異なってくるかもしれません。といはいえ、基本的に、結婚の過程は以下です。
結婚式を挙げてもいいよ、という許可を得るための、Marriage License(結婚許可証)の申請のために、当事者である二人が揃って、さくっと市役所に赴き、現地で申請書(日本で言うところの婚姻届的なもの)を記載し、提出。Cambridge, MA の場合は、申請費として $35 をお支払い。(お支払いのタイミングは、申請時か受け取り時だったかは失念、、)
申請から数日後に Marriage License を受け取り、許可証の有効期間内に結婚式を挙げる、という流れ。(申請から受け取りに要する期間や許可証の有効期限は、州によって異なる。たとえば、MAの場合、受け取りまでに三日間。有効期限は60日。)
式の方法に寄りますが、City Hallで式を行う場合は、式の直後に Marriage Certificate を受け取れるでしょう。Marriage Certificate は、グリーンカード申請や日本領事館での婚姻届の手続きに必須。
日本とは異なり、アメリカでは、いわゆる婚姻届を出すだけだと結婚したとみなされず、結婚式を挙げる=誓いを立てることで初めて、結婚したとみなされます。結婚式の大小は問われないため、市役所での簡易の結婚式でも当然OK。(基本的にどこの市の市役所にも簡易の結婚式を挙げる用意がされているでしょう。)
ちなみに、City Hall in Cambridge での式はこんな感じです。通常は、外(芝生の場所)とのことですが、当日は雨だったため、市役所内にある議員会議室みたいなところにて。計五分ほどの市役所職員さんから誓いの文言を述べていただき、早々に終了。一カップルにつき割り当てられている30分の時間内に、参加者と写真を撮って、はい、おしまい💛
グリーンカード申請と領事館への届出
ひとりひとりの状況次第では提出書類や許可が降りるまでに要する時間が異なるので、ご自身とパートナーの状況を的確にご認識していただきたく。まずは、一例である私の状況をお伝えすると、、
日本生まれ日本育ちの日本人で、約五年間お付き合いしていたアメリカ人のパートナーとアメリカ式で結婚。(コロナ禍真っ只中の、)2021年十月頭。
同年七月下旬に、いわゆるVISAなしで ESTA にてアメリカに入国。
ESTA の90日期限が切れる二週間前にプロポーズを受け、翌週に City Hallにて、家族だけをお招きし、とりあえず簡易の結婚式を挙げる。(大きな結婚式は、コロナが治ってから追々の予定。私自身は、指輪にも式に関心がないので、なくていいなあ、それなら然るべく人たちに寄付したいなあ、という感じではある。)
共通して、急ぎで手をつけはじめた方がよい書類
パートナーの Birth Certificate 取得(不要な可能性もあり)
お手元にない場合は、取り寄せる必要がある。市や病院に寄って要する時間が異なるので、片手間でサクッと、すぐに手をつけよう。(私の場合、彼のご両親がカリフォルニアのご実家で管理されていて、まずは書類を探してもらうところからはじめていただき、郵送していただく必要があった。しかも管理者であるお父様が一ヶ月ほど出張中でご自宅を離れていたので、合計で一ヶ月半ほど時間を要した😂)
ご自身の戸籍謄本(戸籍全部事項証明)もしくは、戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)の原本を取得
戸籍抄本でいいとされているので、戸籍抄本の取得をおすすめします。一人っ子であれば大差ないかもしれませんが、本来翻訳する必要のないご兄弟の分を翻訳する箇所が減る分(意図なく誤ってしまい、虚偽の申請となってしまう可能性も減る分)、楽です。
日本にいるご家族に取得+郵送をお願いする必要があるので、要する時間を認識しておくことをおすすめします。(あまりいないケースかとおもいますが、私の場合、大阪府出身ではあるが、戸籍は父の実家である富山県だったので、家族の誰かに、富山の市役所にまで足を運んでもらうかその市役所に郵送をお願い必要があった。。数年前から準備していたので結婚後に急ぐことはありませんでしたが。)
ちなみに、結婚すると、親からの独立という形になるため、本籍地の場所を変更可能。領事館にて、日本式の婚姻届を提出する際に。
戸籍謄本、戸籍抄本の英訳を用意
ご自身で作成するのも可能?その場合はこちらをご参考にどうぞ。五年ほど前に、アメリカに住むグリーンカードホルダーなドイツ人と結婚した日本人の友人は、ご自身で作成したとのこと。市役所の印鑑とかどうしてたんだろう〜と不思議におもっていたものの、印鑑文化は日本特有なので、そもそも印鑑がないのは問題ないねって😂
県庁所在地レベルの大きめな市役所であれば、有料でもお手頃であろう翻訳サービスがある可能性あり?(私は事前に準備を徹底的に行う性質なため、数年前から結婚する可能性を考慮し、自作の英訳による誤字を避けるため、市役所での有料の英訳サービスを依頼し、二ヶ月ほどかかって翻訳してもらっていたのを、今回は活用。)
アメリカ式での結婚後の、日本国総領事館での、届出などの流れ
婚姻届の届出(結婚三ヶ月以内、多少ズレても許してもらえる)
外国人との婚姻による氏の変更届の届出(希望者のみ、1と同時かその後に提出。日本の家庭裁判所の許可を得るなどの流れを生じさせたくない場合は、絶対に六ヶ月以内に)
以下、2の届出を出された場合のみ。日本の戸籍抄本/謄本における氏名が変更される(変更までに丸二ヶ月)
氏名(および本籍地)変更後の戸籍を取得+郵送してもらう(ご家族かどなたかに)
4と新たなパスポート写真を持参し、パスポート上の氏名変更を申請(受け取りまで約一週間)
パスポートを受け取る(VISAかMarriage Certificate の原本を持参)
日本国総領事館での、婚姻届の届出
日本国総領事館での婚姻届の申請の方が、グリーンカード申請よりも簡易であること、用意するものが重なるので、まずは、こちらからご説明しますね。各州に寄って異なる可能性は低そうですが、ご自身が住む州にある領事館のホームページをご確認くださいね。以下、在ボストン日本国総領事館の場合。
領事館への婚姻届の届出は、結婚後三ヶ月以内と定められていますが、多少ズレても遅延理由説明書を併せて提出すれば優しく認めてもらえます。(ボストンの領事館では、遅延理由説明書を渡してくださいました。該当しそうな理由にチェックをつけ、すこし詳細な理由を添えるだけ。忘れてた、とか、そもそも申請する必要があることを認識していなかった、とか。)なので、気負わずに、グリーンカード申請時の、弁護士やサービスからの待ちのタイミングでサクッと済ませてしまえばいいので、気持ち的に焦る必要はないでしょう。
さて。日本人が、アメリカ式で結婚する場合、パートナーが日本人なのか、日本人ではない人なのかに寄って、持ち物はすこし異なります。日本国と、それ以外の国では、言語や戸籍証明の書類が異なるためでしょう。とはいえ、混乱する必要はなくて。基本的には、日本国に提出するものなので、英語表記の書類であれば日本語に翻訳してくださいね〜や、パートナーが在籍している国の証明書を見せて確認させてね〜、ということ。日本では戸籍謄本や戸籍抄本が戸籍の証明になるものの、別の国では異なる形をしていても驚きはないですよね。たとえば、アメリカには、戸籍抄本的なものはなく、Birth Certificate が同様のものとみなされているようです。(翻訳といってもそわそわする必要はなく、簡単な翻訳用紙を領事館はご用意してくれているはずです。不安であれば、お電話で領事館にご確認されるのがよろしいかと。領事館という響きは近づき難い感がありますが、基本的に優しい人が多いのではないかと。ボストンは親切な方が多いです。)
届出に必要なものは、
戸籍謄本(戸籍全部事項証明)もしくは、戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)の原本
Marriage Certificate の原本
日本式の婚姻届(私は、カタカナ名前の書き方などミスしたくなかったので、すぐに確認しやすいように、領事館にて記載。ご自宅でもプリントアウトなのか郵送していただければ書くことができるかと。)
外国籍の方の国籍を証明する書類の原本。パスポートでもOK。(ですが、ミドルネームなどを加えた正式名が記載されているのは、Birth Certificate。)
日本国総領事館での、外国人との婚姻による氏の変更届の届出
変更したいご意向のある人だけ、婚姻届を出す際に併せて、さくっと提出すればOK。変更届は、領事館でいただけます。(たとえば、私の心友がフランス人と結婚した際、彼女は名前変更を望まなかったので、提出していないはず。)
ミドルネームが存在する日本以外の国ではあるあるかもしれないなと感じるので、注意喚起を。私のパートナーは、Marriage Certificate には正式名を、パスポートにはミドルネームの省略名を書いていたので、、若干、手間がかかりました😂 最初はパスポートで提出していてOKだったのですが、領事館というか日本での申請中に対応してくださった方が彼のミドルネームの違いを認識されたようで。どちらが正式名称ですか?というお問い合わせをいただき、正式名称をお答えしたところで、それを証明できるものがなかったため、ここではじめて Birth Certificate を取得する必要が生じました😂(グリーンカード申請には Birth Certificate は必須ではない。)領事館に Birth Certificate を持参するまでに要した時間分、戸籍に反映されるまでの時間が多めにかかりました。(パスポートでの氏名変更は、グリーンカード取得後と決めていたので、時間が要したこと自体に問題はなかったものの、手間が、、)
グリーンカード申請から取得に向けて
グリーンカード申請から取得までに要する時間
私はUSCISの機関で働いているわけではないので、はっきりと明言はできませんが、、申請数の多い中国人やインド人と比べると、日本人は、国民が多くはない分、申請数も多くないので、取得までに要する時間は短いと言われています。その上、アメリカ人と結婚の場合は、グリーンカードホルダーでアメリカ人ではない場合と比べると、確実に早いです。また、州の対応能力によっても、受け取りにかかる時間の長さは異なるはずでしょう。
グリーンカード申請から取得までの流れ
2022年現在、私の場合、Interview と取得までに五ヶ月でした。早い方だとおもいます。
ご質問をいただいたので、、ここからは私の推測になりますが、アメリカ人の中でも、どのような仕事に就いてるか、要はどれほど収入など社会的信頼があるかで、対応の早さは異なることは想像できます。要は、収入的に十分にスポンサーできるの?という問いにどれほど応えられるかによって、対応の早さが異なる可能性がある、というのは、超資本主義のアメリカでは容易に想像できるかなと。(日本だと考えにくいですが。) 結婚に伴う外国人(私たち日本人)が、パートナーのアメリカ人にスポンサーになってもらってグリーンカードを申請する場合、アメリカ人側に求められるのは、スポンサードできるだけの収入があるかどうかが鍵となります。(とはいえ、記憶は怪しいですが、それほど高額な収入が必要だった印象はありません。)
私のパートナーは、MIT卒業後すぐに起業した起業家で、200名ほどの社員さんが働いてくれているような規模の組織を経営しているという背景があり、収入や社会的信頼を得やすかった、ということが、私のグリーンカードの流れを早くしてくれた可能性はあるかもしれません。あくまでも私の推測で、可能性があるという感じなので、収入の高さがどれほど影響しているかはわかりませんので、この点はそうかもねーくらいにおもっていただけたらとおもいます。以下、私の場合の、申請から受け取りまでの一連の流れをご参考までに。
10/4、Marriage Certificate 取得(9/28、Marriage License)
12/31、USCIS (United States Citizenship and Immigration Services) Submitted(12/28 にUSPSより発送)
1/15、USCIS scheduled me for a Biometrics Appointment
2/11、Biometrics Appointment
4/8、USCIS scheduled an interview for your Form I-485, Application to Register Permanent Residence or Adjust Status.
5/23、Interview
5/24、Your case for your Form I-485, Application to Register Permanent Residence or Adjust Status was approved.
5/26、Card Was Produced, Card Was Delivered To Me By The Post Office
5/28、Social Security Number with I-797 Notice of Action (Notice Type: Approval Notice, Section: Husband or wife of U.S. Citizen, 201 (b) INA) arrived at home
5/31、green card will arrive
グリーンカードは早く出そう、申請中の懸念点を認識しておこう
細かい過程をご覧になって、軽いパニックを生じさせてしまっていたらごめんなさい。。自身の経験に基づくと、グリーンカードの一連の流れは、グリーンカード申請後から認識しはじめる感じで十分でしょう💚 というのも、私含めて多くの人は、申請するまでにエネルギーを要するだろうからです。
大事なことなので、お伝えしておきますと、、グリーンカード申請と領事館への申請を比較すると、ほぼ同時もしくは、グリーンカード申請にいち早く手につけた方が、グリーンカード申請中の待ち日数が先送りにならないので、おすすめです。受け取りを急ぐ理由がない場合はよろしいかもしれません。が、受け取れていない期間の懸念点を適切に把握されてから、優先順位を高めることをおすすめします。
というのも、アメリカ式で結婚し、a green card through marriage の場合、グリーンカード申請中は、アメリカ出国が不可と認識してください。(日本にいながらグリーンカード申請をする場合は異なるかもしれませんが、経験がないので知りません。)厳密には、EMPLOYMENT AUTHORIZATION DOCUMENT (EAD) & TRAVEL DOCUMENTS を得るまでは出国不可。より厳密には、出国は可能な場合もあるものの、申請がより複雑化したり、複雑化する分、許可+受け取りが遅くなったり、申請が却下されて再申請が必要となる場合もあり、再申請となれば(怪しまれたりして)許可が降りにくい可能性があるため、どうしても出国したい場合は、弁護士からの手厚いサポートをいただくことを前提として捉えておいた方がよろしいかとおもいます。
アメリカから出られなくも問題なしだよ〜、せっかくアメリカにいるしわくわく〜といったようにおもう方もいらっしゃるでしょう。私もグリーンカード申請をしはじめるまでは、懸念点を想像できていませんでした。
私が避けたかったのは、日本に住む家族にEmergencyが起こった場合でも(突然の死や死ぬ間際、自然災害のような)、日本に逢いにいけない状況。
気にしなくてよろしい人が多いかとおもいますが、念の為。私は ESTA での入国であるため、ESTAの90日期間が過ぎて以降は、ビザのようなアメリカ国における法的な滞在を証明するものがない状況となり(アメリカ人と結婚する場合のみ、その特権として、滞在延長自体は合法的であるものの、合法だよ〜という証明書のようなものは手元にはない状況となる)、それに伴い、運転免許証取得のための申請すらできない、ことが判明。
申請方法、自力か弁護士かサービス活用か。費用は?
USCIS が提示している、How to Apply for a Green Card をご覧になりながら、ご自身で提出される方もいらっしゃるでしょう。
体験を通して、書類自体がむずかしかった記憶はありません。ただ、母国語ではない点(英語には苦手意識があり、疲れやすかったり)や、提出に必要なものが抜けていたりしたときに自分では気がつけない可能性を考慮して、不安に感じるのであれば、最低限のお金で見てくれるサービスの活用が、おすすめかなぁ、と。(不安にさせたくないのでお伝えするのは避けたいものの、はっきりとは言えませんが、)書類不備やすこしの間違いで、虚偽扱いになって面倒なことになったり、簡単に後回しにされるとかが起こりかねないようです。(冷静に考えて、そりゃそうよね、って感じですよね。)なので、注意深さと観察力、平静さがあれば、がんばれ❣️っておもいます。個々人の価値観と優先順位に次第なので、お好みをどうぞですが💛 注意深くよく読んで、ひとつひとつ提出する必要のあるそれぞれの書類をまとめていけば大丈夫だともおもいます。私は不安で心が消耗してしまい、疲労が絶えなかったので、助かりました。。(修行が足りませんでしたね。)
私の場合、費用は決して安くはないので、当初は自力で提出する気だったのですが、パートナーが弁護士などをつけないと提出できない、と思い込んでいたのか、繰り返し私にそう言っていたので、え、そうなのかな、、金銭的にそれなりにするからそんなことなさそうやけど、、と思いつつ、面倒さと不安を解消したり、少しでも早く受け取れる可能性に賭けるために、最終的にサービスを活用しました。Boundless。こんな感じで、ファイリングまでサポートし続けてくれます。また、無料で質問に答えてくれます。
移民結婚専門の弁護士事務所にはいくつか電話で問い合わせしたが、費用がお高い印象が強かったのと、弁護士の力量が素人にはわからない以上、選ぶのにも骨が折れて、下手に頼むのも怖いな、、ということで、万遍的に活用されているサービスで、かつ費用が納得のいくものを選択することに。実は、サービスの中でも、Envoy というのをまずご紹介いただいのですが、$6,000 以上したので驚愕しました😂 そんなに払いたくないよ!って😂 Boundless Immigration の費用は覚えていませんが、以下の金額と似たようなものだったとおもいます。(以下の写真は、友人に参考例を出すときに作成した見積もりで、日本人同士の新婚で、パートナーがアメリカに住むグリーンカードホルダーという組み合わせであったので、ご自身のケースはご自身で確認してくださいませ。)
正直、ファイリングまで自分でサクッとしてしまえば、もしかすると二週間ほどでできちゃうかもしれません。Boundless が二重三重にチェックを重ねてくれたり、私たちが通知を見落としていたりしていたことで、二ヶ月半ほどかかりましたが。適切な情報収集源としても参考になるかと思いますので、安心のために、以下ご確認くださいませ。
グリーンカード申請においてむずかしかったこと、混乱したこと
むずかしかったこと、手間だったことは、、
パートナーが迅速に対応してくれるようにモチベートして協力を仰ぐことだったようにおもいます😂 書類系を好まない人にとっては苦痛ですよね。。スポンサーである彼には、スポンサーが可能だよ〜という証明として、収入証明やTaxの証明書?を揃えてもらう必要があり、また、継続的に結婚をしていく意思の証として、銀行口座や家の保険の名義を、共同名義に変更などをしてもらう必要があったので、それらも含めて、助けが必要でした。
得意ではない英語は、Deeplの有料の翻訳を活用して、英語で非常に疲れるみたいなことは結果的にはありませんでした。
いつ受け取れるかわからないことによる不安が疲労を生んでしまっていましたね。自分への慈悲不足でしたので、改善の余地ありです。
繰り返しますが、書類自体はむずかしくない印象です。ただ、手間はかかります。
たとえば、正式な結婚であることを証明するために、お付き合いの歴史やご家族との写真をまとめてドキュメントを作ったり。(私は、ミニマリストでかつ、整理整頓好きなので、資料や写真をいつでもクラウド上でちゃちゃっと取り出せるようにしているので、さほど時間もかからず。結婚のタイミングで、家族や親友にシェアするようにアルバムを作成した直後だったこともあり、簡単にできました。)
盲点、、申請書類の中で、直近五年間の住居を確認されるのですが、的確に書く必要があるため、引越が多い人はお気をつけください。あまり該当しない人が多いかもしれませんが。私は、東京だけでも三度引越したり、五年前に家を手放したりと、転々としていたので、部屋番号など細やかな住所が曖昧で、、住所の履歴を証明する戸籍附票という証明書を父に取得してもらう流れとなりました。
混乱したことは、、
州によって、EAD and/or advance parole travel document 順番が異なるようです。他にもいくつか不明点による混乱がありましたが、毎度、Boundlessに問い合わせて、確認して安心を得ていたので、さほどなかったようにおもいます。以下、私がお問合せさせていただいた内容に対していただいた答えです。ご参考になりそうなので、添付しておきますね。
グリーンカードの Interview 内容を知りたい
愛のあるお付き合いと結婚を通してのグリーンカード申請を経て、interview を受ける場合、一切恐れる必要はありませんので、ご安心を❤️ 気になる方は、こちらの質問事項をご覧になって、お気持ちを安らかにしてさしあげてくださいませ。持ち物だけはお忘れなく。
ちなみに。私たちは、interviewを楽しむぞ〜💓 的な感じでした。ご家族含め五年間のお付き合いを通して、(少なくとも私側には)パートナーについて知らないことは何もない、という感じだからです。そして、実際に楽しい時間を過ごしました、笑。ご心配なく、日本人で愛のあるご結婚の場合、受からない可能性はないんじゃないかな、、という印象です。詳細は、以下に記載しますね。
interviewer とお話しした(ご質問を受けた)内容は、、
まずはじめに。interview開始予定時間の45分ほどを過ぎて、名前を呼ばれました。前のinterviewが長引くことでの遅延はよくあることのような気がしています。なので、時間に余裕をもって、後の予定を入れないことをおすすめします。焦る材料を自ら設けてしまうと、心が落ち着かなくなり、すんなりと上手く事が運ぶことも、上手くいかなくなるというのはよくあることなので。
interviewerの方と共に歩きながら、部屋に入って座る前に、嘘をつきません、という誓いを立てましたね。右手を上げて、Yes, Sir的な。(私が右手、右腕をまっすぐに上げているのを、彼が見て笑っていました。印象さえ良ければ、軽く右手を上げるくらいで全く問題ないとおもいます、笑)
次に。グリーンカード申請を終えられた方であれば、犯罪したことありますか、違法で海を渡ってきたことはありますか、といったようなひたすらNOで答える(お答えできない場合は要相談的な、、)質問が長々とあったことを覚えていらっしゃるとおもいます。アメリカ社会に招く上で問題のない人物であることを再確認することは、interview の目的として最も優先順位が高いことが想像できます。
その後ははっきりとは覚えていないのですが・・interviewerの方がとても楽しそうで優しそうなおじさんで、親しくなりまして。逆に私たちが彼にinterviewするというか、彼に問いかけて、彼のプライベートな話に耳を傾けていました。interviewはちょうど一時間でしたが、ほとんどの時間をこの心暖まる時間に費やしていた印象です。これは、interviewerの方のパーソナリティと私たちの印象がかなり良かった可能性が高いためなので、一概には言えません。ちなみに、私たちは、共にジーンズにジャケットを羽織り(彼は水色と私は真っ白)、清潔感のある見た目を意識しました。普段からですが、二人とも微笑みを浮かべていることも、interviewer が安心感を感じる材料になった可能性はあるでしょう。
この過程で、パートナーが興味深い質問を投げました。どれくらいの頻度で、虚偽の申請があるのか、です。
回答としては、結構な頻度のようで、私たちは驚きました。私たちがインド系アメリカ人と日本人であったことから、まずはこの二カ国について言及され、文化的にそういうことをする人はいないんだろうねえ、とのこと。(なので、日本人が申請する場合は疑われていない可能性がかなり高いことが想定されるので、この記事を読まれている日本人のみなさんはご心配されなくてよろしいのでは、とおもいます🥰)
主に、ブラジル人かアフリカ人とのこと。私が、申請数の多いであろう中国人の割合はいかがですか?と問いかけると、んー、中にはいるけどあまりいないよ、とのことでした。このような裏側を知れると、interviewer からの視点が見えて、客観視しやすく、安心につながりますね。
その後、、interviewer から私たちへの質問は、ごくシンプルでした。ロボットではない以上、interviewerのパーソナリティ的なものは多少関係があるでしょうし、もしかすると話している中で既に彼から私たちへの疑いが薄かったからかもしれませんし、そもそも、そんなもんなのかもしれません。わかりませんが。ちなみに、彼は手書きで、質問に対して私たちが答えた回答をメモしていました。(パソコンに打ち込むわけじゃないんだ、管理的に手間そうだなぁと思ったので印象的で。私たちに見える形で目の前で書いていたので、相違がないようにという目的で、見えるように書いていたのかもしれませんね。)
どうやって出逢ったの?お付き合いの経緯を教えて
パートナーのご両親の名前を教えて
こどもはいるいない?
家のタイプを教えて
所有している車の車種を教えて
Medical Exam について知りたい
こちらから、グリーンカード専門の医療機関を探す必要があります。私がPrimary Doctor(大きな病院)に尋ねた際、専門のところに言ってね、と言われて、そうなんや〜知らんかった〜🥺 となりましたので、、適切なタイミングでアポイントを取られることをおすすめします。
私はこちらに行きました。Cambridgeにお住まいの方でしたらどうぞ。室内は清潔で、ご対応も良かったです。
OHS Total Care / Dr. Brian Morris / 1340 Soldiers Field Road, Brighton MA, 02135 / 866-510-3002
こんな感じでしょうか。ご質問がありましたら、私が覚えている範囲で、認識している範囲であればお答えしますので、お尋ねくださいませ。グリーンカード申請者の方の不安が、すこしでも和らぎますように。
お気持ちを添えていただけたこと心よりうれしく想います。あなたの胸に想いが響いていたら幸いです。