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3月6日: 高野秀行著「イラク水滸伝」で冒険の旅へ

3月6日は、「世界一周記念日」です。1967年のこの日に日本航空の世界一周路線が開通したことが由来の記念日です。

そこで本日は、高野秀行氏の冒険ノンフィクション作品『イラク水滸伝』をご紹介いたします。高野秀行さんは、「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」をモットーにしているノンフィクション作家さんです。

世界最古の湿地帯、アフワール

イラク南部にあるアフワールは、世界最古の湿地帯です。馬もラクダも戦車も通れない迷宮のような水路が広がり、謎の古代宗教を信奉するマンダ教徒や、水牛と共に生きる被差別民マアダンなど、独特な文化を持つ人々が暮らしています。

権力に抗うアウトローたちの物語

本書は、フセイン政権に抵抗した「湿地の王」や、サダム・フセインによる干拓計画によって苦境に立たされる人々の姿を描いたノンフィクションです。

3月6日に読むべき理由

3月6日は、世界一周記念日です。世界一周を実際にするのはとても難しいですが、本の中ならいつだって世界の秘境に潜り込むことができます。『イラク水滸伝』を読むことで、知られざる湿地帯の文化や、権力に抗う人々の生き様を知ることができます。

読後の感想

『イラク水滸伝』を読んだ後、私は未知の世界への好奇心と、人間の強さに感動しました。高野氏の臨場感あふれる文章は、私たちをアフワールの冒険へと誘ってくれます。

3月6日、世界一周記念日。
ぜひ『イラク水滸伝』を手にとってみてはいかがでしょうか?


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