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『UXデザインの法則』と『行動を変えるデザイン』を読む。

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訳者が2つのUX書籍について考えたことを紹介していきます。 『UXデザインの法則 最高のプロダクトとサービスを支える心理学』(オライリー・ジャパン、2021年)は、UXデザイン…
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2021年5月の記事一覧

訳者解説:『UXデザインの法則』を読む

『UXデザインの法則 最高のプロダクトとサービスを支える心理学』が5/18に発売になります。 この本はJon Yablonski氏のLaws of UX: Using Psychology to Design Better Products & Servicesの邦訳です。 このnoteでは、訳者の一人が翻訳をしながら考えたことや活用のポイントなどを語っていきます。 どんな本か?「UXデザインの法則」では、UXデザインに活用できる10の心理学法則を取り上げています。

『UXデザインの法則』は、10個の法則を学ぶための本ではない

『UXデザインの法則 最高のプロダクトとサービスを支える心理学』が5月18日に発売されました。この本は、Jon Yablonski氏の"Laws of UX: Using Psychology to Design Better Products & Services"の邦訳です。 この記事では、翻訳チームの1人であるtantotが考える「この本の良いところ」を3つご紹介します。 1.法則を10個しか取り上げないところ 2.必ず「起源(origin)」から語るところ 3.実

『UXデザインの法則』をなぜ訳したのか

翻訳に携わった『UXデザインの法則 最高のプロダクトとサービスを支える心理学』(オライリー・ジャパン、2021年、Jon Yablonski著、相島雅樹、磯谷拓也、反中望、松村草也訳)が2021/5/18に発売されます。発売を前に翻訳の意図や思いについてまとめておきます。 翻訳の意図の要約: ・「だってなんだかだってだってなんだもん」では済まされないITサービスに溢れた世界を生き延びるため、 ・薄くてわかりやすい、プロダクト・サービスと心理学の本を訳しました なぜそうした