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こんばんは。お体にお気をつけくださいね。
大切だけどこっからどうやって文章書かせるつもりなんだろう。（筆者こと私は今、こうやって書いたらどうですか？みたいな感じで記載されていたうっすい下書き文字に文句を言っています。）

FOLLOWが今日で幕を閉じるらしい。なんだか遠い昔のようで、他人事のようだね。ボロボロの時期に会場に行って泣き散らしながら帰ったり、ボーッとしてしまう時期に会場に行って背中を未来に押してもらったりした。私はその期間の全てを今は愛おしいと思えていて、その全ては自分で考えて決断して出した今があるからだと傲慢ながらに思うのだけれど、この時期に一緒にいてくれたのがSEVENTEENでよかった。友達の誘いはそれとなく断っていたくせに、SEVENTEENには、CARATには会ってたんですよ、私（へへ）。そんな愛おしさを持たせてくれた時間を少し振り返る。こんばんは。お体にお気をつけくださいね。

知らないふり

「あ〜、これが一年に一回あったら生きていけるよね」って帰り道に友達に言った。吹いてくる風も、隣にいる友達も、心の温度も、全部全部があたたかかった。ライブの帰り道の温度が私は大好きなんだけど、SEVENTEENの温度はとにかく居心地のいいあたたかさだった。母親のお腹の中にいた温度と同じ。何も知らない無垢な状態、未来に希望を抱いていたのかな、とにかく、生きていけると思った、その温度の中で、私は。

思えばSEVENTEENのライブに行ったのは初めてで、（というか私はまだまだ知らないことだらけの新規だ、心を寄せすぎている）ライブが楽しめなかったらどうしようって実は不安がちょっとだけあったんだけど、楽しかったです。記念すべき初SEVENTEENなのにその時の私はちょっとしんどすぎて、何をするにも嫌になっていて、全部が怖くて、未来を考えたくなくて、アイドルが頑張っている姿を見ても何も思えなくて、他人と自分の境界線を明確に持つことでなんとか自分の輪郭を保とうとしていたと思う。そんなんだから、帰り道もずっと涙が止まらなかったんだ。電車でも想像以上にしっかり泣いた（笑）

スングァンがね、いたよね。会えるって思ってなかったから嬉しかった。隙を見てはスングァンのことをたくさんたくさん見ていたの。ソンムルで不恰好なみかん（とさくらんぼ）のキーホルダー作ったんだよ、一緒にいるよって。だからスングァンが凛とそこに立っていて、その姿があまりにも綺麗で、目が離せなかった。他人との間に作っていた濃い境界線がぼんやり滲んで、私はスングァンが頑張っている姿を見て私も頑張ろうって思えたの。スングァンが頑張っているんだから、私も頑張ってみよう、私にもできるはずだって思ったんだよ。その後も頑張れたかのかって聞かれたら胸を張れないけど、納得のいくくらいまでなんとか踏ん張れたよ。スングァン、私スングァンがいたから今があるよ。

一番聴けてうれしかった曲はKidultで、帰り道に電車で泣いた理由もKidult。私は私だけがずっと同じところで止まっている気がして、どんどん大人になっていく友達が嫌で、そんな友達を嫌だって思ってる自分も嫌だった。変わらない自分は好きだけど、変われないから一人ぼっちになるのは嫌だったんだと思う。だから、「僕たちは本当に似ているから一緒にいよう」って言ってくれるのが好きだった。アイドルを好きな理由は本当にたくさんあるけど、私は全員がありのままの姿で、一人の人間として愛されている姿が好き。歌、ダンス、演技、笑い、言葉、容姿、その一つ一つだけゃなくて全てを加味して愛されている、そのままの君のまま愛されている姿が好きで、多分ちょっと羨ましくて、でも自分もそのままの自分でいていいんだって思えるから好き。変な連帯感がある。子供みたいでも、大人みたいでも、何をしていても好きでいてくれる人は好きでいてくれるってなんかすごい、素敵な世界だと思う。私は相互的な社会の中でそこまで自信はなくて、相手のために何かができて、必要とされる自分がいて初めて存在できると考えている部分があって、多分。だから何もしなくても（特別な働きかけをしないように見えるのに）好かれている友達を羨ましく思ったし、ありのままで愛されている（ように見える）アイドルが好きなんだ。だから「僕たちは本当に似ているから一緒にいよう、君のありのままの姿で」って言ってくれるKidultが響く響く。私は自分らしく生きて、その姿を丸ごと愛してくれる人と生きていきたい。わがままかもしれないし、実はもうすでにそんな感じで生きてる気もするんだけど、今考えてみるとね、とにかくそんな人間が孤独を感じていた時に一緒にいようって言ってくれたのがKidultだったんだよね。なんでこの曲が選ばれたんだろう、頭が上がらない。

そして、ね、キムミンギュが、いました。そしてエスクプスも、いました。私はエスクプスがよく見える席だったんだけど、エスクプスが姿を見せてくれたタイミングとミンギュとの距離が一番近づいたタイミングが同じで、涙でよく見えない中、首を何度も何度も動かしながら二人がいることを記憶しようとしていた気がする。今はほんとに記憶にないし、もしかしたら何も見れていなかったかもしれないけど、とにかくそこにいたんだって実感はあった。視界を30°くらい下げた角度でミンギュのことを見ていたから、数日間はその角度を首が作るたびにミンギュがいるって気持ちになった。ミンギュがいてよかった。あとエスクプスの話をもう少しさせて。私はエスクプスをまさか見れると思っていなくて、それはそう、だからなんか色々と信じられなくて。「うちのメンバーは本当に最高で、僕の誇りだよ。いつもありがとう。」「ぼくたちの夢について来てくれてありがとう♡♡」って、そんなんありえない。当たり前じゃないじゃん。ステージにまで出てきてくれて、真剣な顔で怪我してるところ隠してくれる弟と自分が背中向きになっちゃうのにイヤモニ貸してくれる弟と、ギュッて車椅子に集まってみんなでみんなで出てきてくれて、これを大切と呼ばないでなんと呼ぶんだ、こんなグループを知ってしまって好きにならないなんてありえないじゃん。本当に、大切な日をもっともっと大切にしてくれて。大切なものがある人ってどんどん素敵になれる気がする、私の大切になってくれてありがとう。私たちまだまだ行こう。

一緒に日本語の曲歌えたのも嬉しかったね、東京ドームにいっぱいに響く声と天まで届くたくさんの笑顔と、幸せの音がした。本当にね、幸せだったんだ、私。

「私は幸せを知らないフリをするのが得意で、すぐに幸せってなんなんだろうとかどうして生きているんだろうとかなんで自分だけこうなんだろうとか考えちゃうけどSEVENTEENのライブに行って私幸せが何か知ってるのに知らないフリしてるだけじゃんって思ったの、でもきっとアイドルのライブとかだけじゃなくて今までの私には他にも幸せなことがあったはずだし現に今だって話を聞いて励ましてくれる家族と友達がいて、好きな情景や温度、作品があって、自分のことはなぜか好きで、服を買いに行きたい時に買いに行けて映画を見たい時に映画館に行けて、大したことも他の人が簡単にこなせるようなことも相変わらずできてないし情けないし恥ずかしいけど誰かと比べる相対的なものではなく自分の中に存在する絶対的な幸せを感じることができてもいいんじゃないかなって強がって言ってみることもできる、すいません、本当に口からでまかせレベルの強がりなので頭ではわかってるけど心では追いついていない感じがします、とにかく一番何が言いたいかというとSEVENTEENのライブは本当に最高で生きて生きて生き抜く温度がそこにはあって愛がなんだとか全部知ったかぶれてしまう、本当にSEVENTEENのこと好きになれてライブに行けてよかった( ◠‿◠ )」

ずーっと見てたよ

「ミンギュ  私ミンギュのことずーっと見てたよ」
「僕たちのそばにいつもいて（くれて）ありがとうございますって言ったミンギュが『いつも』を大きめの声で言うから泣きたくなった いつもいるんだよ」

私の目に映るミンギュは、なんだかたまに少し寂しい。広い会場を1人で駆け回るミンギュを見て、この人はこんなに走り回って1人でも多くのCARATに会いに行ってくれてるけど、ミンギュはちゃんと自分に向けられた愛に気づいているんだろうか。与えるだけが愛じゃない。私は遠くの席から、君のことを見ている人が、君だけを見ている人がここにいるんだよって言いたくなった。ミンギュの大きな心にたくさん詰まった愛が、会場のあちこちに届けられている姿を見て私の愛でも受け取って心を満たしてくれよって思ったのかな。会場すごい寒かったんだよね。だから勝手にそんなふうに考えていたのかも。ただ、私はずっとミンギュに世界中が敵になっても私だけはずっと味方でいるよ、って思っている。それは本当で、「いつでも君のそばにいる」、私はおもちゃの兵隊さんじゃないし、物理的にそばにいないし、そうなんだけど、君さえも気づいていない悲しみも痛みも私だけはなかったものにしたくないと思っていて、あたたかい心で君を眼差しながら君を好きでいたいと思っている。想っている。

二日目

「今日は本当にトロッコに乗りながら感じたことがあります。本当にたくさんの方々や遠くの方々を見ようと努力しました。本当にたくさんの方々が遠くからも愛に溢れた眼差しで僕たちのことを見てくれました。本当に（トロッコで）一周まわってる間に五回は泣きそうになりました。感動です。みなさんの期待に応えたいです。いつまでもいつまでも健康で、みなさんのそばでその期待に応えたいです。今日も本当にありがとうございます。」

嬉しかった。

今日が楽しかったから人生が楽しい🧃

ミンギュにもう会えなくなるのかもしれないなんて勝手に思いながら一人、名古屋の街中を泣きながら歩いて、景色にも温度にも感情にも全部に浸って次の日。楽しいしか言えなくなっていた。心から、全てが楽しかった。なんだか集大成みたいな時間を、愛を知る土地で経験した。楽しいって思えたことが一番で、心が元気元気元気になれた。なんだか、それが一番だよね、って思った。今が一番楽しかったら未来に行っても過去がずっと楽しいわけだし、今を楽しめたのは何だか久しぶりの感覚で、ミンギュとSEVENTEENのおかげで失っていたものを取り戻せた気がする。取り戻したのは自分なんだけど、そこにいてくれなかったら小さな一歩なんて踏み出さなかったと思う。大きく大きく歩いていこうとする私を、日常に潜む小さな怖さにだって逃げずに向き合って打ち勝たせてくれたのはSEVENTEENじゃないかな。小さいカケラが今日を作って毎日の色になる。私、SEVENTEENに出会えてよかったね。あの日の温度を、私は忘れない。

MY CREW

エスクプス、私たち絶対に会えるよね、ね。
ジョンハン、大切にしたいものが痛いくらい伝わる、適当なことは言うのに適当じゃなくて、そこにいないとみんなが名前を呼びたくなるの。
ジョシュア、かわいくてかわいいよ、気合いが入ってるのが分かるのもかわいいよ、立ち続けるその姿、隣にいるあたたかさ。
ジュンジュン、当たり前のように毎回毎回その日に感じたことを自分の言葉で伝えるあなたを見て、並べられる言葉と声の心地よさにこの人ってなんでこんなに優しいんだろうって泣いたのは内緒だよ。
ホシくん、ステージから見える世界はどうですか、澄んだ瞳を見れば伝わるの、だから返事は要りません。
ウォヌ、ねえなんでそんなにかっこいいの、なんでそんなに朗らかで優しくいられるの、私ウォヌがみんなに好かれているのが本当に嬉しい、ウォヌが愛されてる世界って正しい世界だなって思う、多分みんなウォヌみたいになりたい。
ウジくん、なんて言えば伝わるの、何も言わなくても伝わっているこの気持ちたちを、どう届けたら喜んでもらえるの、自分のケータイで動画を回すあなたが見れて嬉しかった、クロムハーツを大切にする姿も、全部、いつだって嬉しい、嬉しくてありがたい、なんか、桃源郷でも見つけませんか、みんなで一緒に。
ハオハオ、思い出が鮮明以上に心に舞い戻るの、柔らかく笑ってくれるその姿を私はこれからも信頼していると思う、マカオ公演おめでとうね。
ミンギュ、好きだ、愛している。
イドギョムくん、DK（愛の原子記号）、夏も冬もドギョムくんがいるところだけはずっと春だった、あとね、アイドルすぎる、なりたくてもなれない非論理なドアイドル、キラキラで、暖かくて、みんなが大好きだよ、ドギョムくんもみんなが大好きだよね、イドギョムくん、たくさんの愛をありがとうね、ほんとに。
スングァン、グァンスンじゃないよ、スングァンが愛されてるの、私は当たり前だと思うよ、かわいくて綺麗な等身大の愛、大好きだよ。
バーノン、ちょっと最高すぎた、全部の会場の屋根が飛んでったの、バーノンの持つ力、会場全部を丸め込んで最高の熱で心を奮い立たせてくれた、バーノン選手がいなかったら正直もっと寂しかったと思う、かっこいい、かっこいいんだ。
ディノちゃん、スーパーヒーローイチャン、誠実で、かっこよくてかわいくて、まっすぐで、本気で、ほんとにヒーローみたいだって思う、SEVENTEENは13人だよね、ディノちゃんのお兄ちゃんはずっと12人だよね、ね。

君の名、

最後にね、私の反省点というかできなかったんだよねってことを書きます。君の名を、呼べませんでした。掛け声もできたの、友達の好きなメンバーが近づいた時に一緒に呼ぶこともできたの、密かにね、一番自分に距離が近づいた時に「キムミンギュサランへ」って頑張って言おうと思っていたんだけど、思ってたのほんとに、でも言えなかった。普通に照れた。

ライブに行って、ミンギュを見て、私何も言えなくなるの。他のメンバーのことはかっこいいかわいい言えるんだけどね、ミンギュのことは何も言えなくなるの泣くか笑うかしかできなくなって、直立不動で。普通に照れてしまう感じなの。

次はね、いつかわかんないけどミンギュにね、見てるだけじゃなくてちゃんと好きだよって言葉にできたらいい。聞こえなくてもいいけど届けたいと思う。私はミンギュのことが好きでここにいて、ミンギュのことが好きだよって言えたらいい。君の名は、キムミンギュ。私の好きな人。