私のペンギンさん

私のペンギンさんは、いまもダイソーで330円で買える。中学一年のとき、一目惚れして買ったペンギンさん。検索したら、同じのがきっと買える。でも、結構個体差があるから、それぞれ唯一無二のペンギンさんだよ。Twitterアイコンのペンギンのモデルはこの子。よくポッチャマに間違えられるね。
私は1番最初に目が合った子を手に取って、迷わず買った。それから毎日、毎日、毎日。隣で寝てる。たまに洗濯もする。

洗濯ばさみにバンザイしてがんばるペンギンさん

それまで布団の相棒は、水色のクマさんでした。誕生日が刻まれてるキーホルダー。多分お父さんからのお土産で貰ったんだと思う。
それともう1匹、チワワの小さなぬいぐるみも私のパートナーだった。小1のときの「たからもの」をテーマにした発表ではこの子を持っていったし、家族旅行にはもちろん、修学旅行宿泊学習にこっそりと一緒に連れて行って一緒に寝ていた。いまはお部屋に飾ってる。どっちも小さなサイズで、今の私が抱いて寝たら下敷きになってしまうから。

そんな訳で、毎日隣にいるペンギンさん。小さい頃、大人の枕くらいのサイズのペンギンぬいぐるみを持っていたのを思い出す。私はぬいぐるみをかじる癖がある子供だったので、よくくちばしをしゃぶっていたな…いまはもうしないけど、このペンギンさんはくちばしが丸いタイプでよかった。ペンギンの本も持っていた。いろんなペンギンの写真とか生態とか、種類とかがまとめられた子供用の本。小さい頃から何かとペンギンがそばに居たような気がする。

青が好きになってから、ペンギン好きも加速した。水族館でペンギンのキーホルダーとぬいぐるみを買って、コウペンちゃんも好きになって、タキシードサムも好きになって。

「ペンギンは飛べない鳥」だけど、それがいいんじゃないかって思う。私がこうやって抱きしめても、飛ばないでぎゅってし合えるのが、ペンギンでよかったって思う。

藍色 2024/02/03