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なくなったホテル「ケンディマス」

Hotel Kendi Mas

ケンディマス、クンディマス…発音が難しいのでカタカナにするのも難しい。クタのシンゴサリ通りにある部屋数の多いホテルで、予約しなくても大抵泊まれるので、深夜にデンパサール着でも安心してクタへ向かっていた。
今回も 夜中の2:00にいきなり訪ねても大丈夫だろうと思っていた。

初めて宿泊したときは、朝食付きで1泊800円のロスメン(安宿)だった。
20年前にプールが増設され、1泊2000円くらいの中級ホテルになった。
そして2020年、1泊いくらになっているだろう?とドキドキしながら尋ねてみたら…

ホテルがない?!

場所はシンゴサリ通りの真ん中あたり。
あるはずのKendi(=水差し)の看板がない

2014年撮影のGoogleマップで確認すると、たしかにKendiの看板があるんですよねー。しかし現在、現地では、この看板が枠だけ残されてなくなっているんです。
車1台がギリギリ通れる狭いこの道。赤矢印の方向へ入っていくと、ホテルの駐車場、続いてレセプションがあるはずです。

行ってみよう!

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大通りから中へ進んでみたところ、、、
駐車場や建物はありましたが、プールはごっそり埋め立てられていました。
ホテルとしては機能していないみたいです。

行き場のなくなった荷物預かり証

実は私、ケンディマスにスーツケースを丸ごと1つ預けていたんです。
中身は、サンダルとか帽子とか化粧品とか、どうでもいいモノばかり。
15年もの間、取りにいかなかったのんびり屋な私も相当なバリ人です。

ケンディマスホテルがなくなった理由とは?

さて、日本人はもちろん、欧米人にも人気だったこのホテル、なぜなくなってしまったのでしょう?

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