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Yes,Andなら英語もこわくない!

AIFAプラクティショナー5期生の宮本茉未子(まみこ)です。
私は、もともとFD研修(教員向け研修)の講師としてひかるさんに出会い、教育理念やAIFAの活動に共感、賛同する部分が多々あり、私自身も2021年よりプラクティショナーとしてAIFA5期サロンに参加させてもらっています。
その中で、ぜひ何か一緒に面白いことやりましょう!というお話になり、こちらのカリキュラムが始動することになりました。

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さて、AIFAサロンの中でも土台になっているのが、ココロのイロ。わたし自身の観点からみたココロのイロをお勧めする理由をまとめました。

▼ココロのイロを知る・学ぶ・深めるメリット
①自分に全てのイロがあることをまずは認知し受け入れるところから始まるので、
「ありのまま」を受け止める練習になると思います。
→それをYes, Andできれば自己肯定感、自己効力感UPにつながっていくと信じています。
②その時々の気分や状況、相手が誰なのかによって自分のイロが変わっていくことが分かり、
 自分が相手にどのような印象をもたらしているか客観的に知ることが出来ます。
③各イロで取り入れたい要素について考え、「こういう人になりたい」、「周りにこういう
 印象を与える(もしくは与えない)人になりたい」というイメージを具体化できます。

▼誰に届けたい?なぜ?
Q. 誰に届けたい?
A. マネジメント/育児/ファシリテーター(教員含む)

Q. なぜ?
A. ココロのイロを理解し意識することで、仕事のアサインや人材育成、人間関係構築の工夫が出来るようになり、自分も周りも幸福度が上がると思うため。

自分自身と、周囲の人のイロを分析することで、今までであれば「意味が分からない」と感じていた態度や言動を、かみ砕いて受け止めることが出来るようになってくると感じています。

例えば、「モチベーションの低い部下」「言うことを聞かない子供」、「反論ばかりしてくる学生」と思っていた人たちが、どうしてそういう態度、言動を取ってくるのか、どんなイロがどういう時に強く出ているのか、ということを自分なりに深ぼって考え、解釈してみる。
次に、「自分はその人とどう接していきたいのか?」「どういう関係性を築いていきたいのか?」「そのためにはどういった対応が必要か?」ということをどんどんと考えるようになっていく。そうすると、自分なりにできる工夫はなんだろう?と、関係性改善のための行動変容が徐々に起こってくるのではないかと思います。

また、業務アサイン時や学校のクラス分けをする際も、どういうイロの組み合わせだとこのプロジェクトはうまく進みそうか、どんなキャラクターとイロのパターンが揃っていたらクラスルームダイナミクスが生まれそうか、などを考慮して、戦略的に調整をかけていく(他の人を説得する)材料になるのではと思います。(もちろん外部要因で難しい場合もありますが…)

そして、今まで感情的にマイナス or 困難に感じていたコミュニケーションが「何故そうなっているのか」というヒントが見えてくると、不安や苛立ち、緊張や恐怖などのストレスが緩和されて、これまでよりも心にゆとりが生まれてくる。そうすると、相手に寄り添った柔軟な対応を心がけることが前よりも少しずつ出来るようになって、自分も相手も周りもみんなハッピーになる!(幸福度があがる)と、私は信じています!!!


▼どんなシーンでつかってきたか?(例えば、親子の関係でとか、、)
・部下との1on1
マネジメント職に就いていた際に、自チームメンバーのイロを分析し、また本人たちにもどう感じているかヒアリングなどを行い、その内容によって1on1などでの接し方や評価FBの際の伝え方、コミュニケーションの取り方などを工夫していました。
実際に本人たちにチャートを見せながら自己分析をしてもらい、私から見えているイロと、本人たちが感じているイロと、ギャップや重なりがどこにあるのか、それはどうしてだろうか、などと、腹を割って話すことが出来たので、とても良かったです。
今振り返ると、「じゃ、こういう時は部下として上司に何色を強く持っていてほしい?どうして?」ともっと突っ込んが話が出来ていたらよかったなと思います。

・プロジェクトのアサイン
エンゲージメントサーベイを内製化するというプロジェクトにメンバーをアサインした際、黄色が強い子と青が強い子でペアを組ませて以下のような期待役割を伝えました。
※青の子のほうが等級は上です。

青:サーベイの方向性やメッセージングを、会社の状況や経営、現場の意向を分析して設計すること。レビューの際の説明の根拠を固めること。手を動かすのは黄色の子にやらせること。

黄色:サーベイの方向性が決まったらすぐに運用設計をつめて、導入までとにかくスピード感をもってプロジェクトを動かしていくこと。迷子になりそうになったらすぐに青の子に相談すること。

その結果、お互いの性格や素質、ココロのイロが非常にうまく機能し、サーベイは無事スケジュール通りに実施開始。回答率も以前導入していた外部サーベイよりも上がり、現場組織長や経営からも予想を超える良いFBが返って来ました。

本人たちも成功体験として蓄積することができ、総合的にプロジェクトは大成功と言えると思っています。(評価FBの時にもめっちゃ褒めました!笑)

▼その他、ココロのイロについてや、AIFAで、ファシリテーションを学んでよかったと感じることなんでも
・大学生や主婦、企業サラリーマンや自営業、教員など、様々な立場や年齢の人たちと交流できたこと
・それぞれ感じていることを無理のない範囲で自己開示し、安心してシェアすることが出来ていること
・その人が置かれている状況に想いを馳せたり、感情に寄り添う、といった感覚とマインドをより強く持つことが出来るようになったこと

文責:宮本茉未子

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