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愛知県サッカー選手権大会の1日(準備編)

2024(令和6)年5月11日(土)に、AIFA 第29回愛知県サッカー選手権大会 兼天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会愛知県代表決定戦が行われました。
場所は愛知県口論義(こうろぎ)運動公園、13:00キックオフで、FCマルヤス岡崎VS中京大学体育会サッカー部が決勝戦を争いました。
大会当日の動きをタイムライン的に記事にしてみました。今回の記事はキックオフまでの流れです。

準備前の口論義運動公園のグラウンドの様子

5月11日(土)の動き

09:00 スタッフ集合

13:00のキックオフに向けて、開始4時間程前の09:00にスタッフは集合し始めます。
大会運営本部や審判団、来賓の控室などの設置をするため、椅子や机などを運ぶ所から始まります。

大会運営本部の案内
机の運び出し・設置
ベンチへ椅子の運び出し
試合球への空気入れ

椅子であれば、ピッチに持っていくものだけでも、ベンチに11脚×2チーム、ボールパーソン用に8脚、担架隊4人1組×2組で8脚の38脚が必要です。これ以外にも各チームのロッカールーム、大会運営本部などにも必要になるので、相当な数を持ち運びます。

10:00 グラウンドで試合に向けた準備

大会運営本部の設営を行いつつ、試合に向けてピッチ周りの準備も始めます。全体の動きを、メンバーで集まって共有します。

進め方について打ち合わせ

まずはテクニカルエリアです。
スタジアムで行われる試合において用いられるもので、エリア内には、チーム役員、交代要員及び交代して退いた競技者の座席が設置されます。
エリアを明確にするためにマーキングします。

テクニカルエリアの設置

テクニカルエリアの設置を行いつつ、他のメンバーでコーナーフラッグやゴールの準備を行います。
ゴールは動かないように重しを持っていき、ネットの張り具合や破れた箇所がないかなどの確認をします。

ゴールの重しを運ぶ様子
ゴールの準備

ネットが破れている箇所があれば補修し、張りが緩いと感じたためテープなどを使い、強く張った状態にしました。

ネットの張り具合の確認と調整

AIFA 第29回愛知県サッカー選手権大会 兼天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会愛知県代表決定戦ですので、フラッグはAIFAのフラッグと、「RESPECT」のフラッグ、共催の共同通信社様と中日新聞社様の社旗を併せて掲揚します。

フラッグ掲揚の準備
フラッグの掲揚

フラッグの掲揚が済んだら、「愛知県サッカー選手権大会」横断幕の準備へ。この日は風が強く、横断幕を張るのも一苦労でした。

横断幕を強めに結ぶ様子

暑さ指数(WBGT)を計測する機械を置き、開始2時間前から計測していきます。

WBGT計測器を確認している様子

WBGTの観測は、キックオフの120分前、90分前、30分前と計測して、記録をして、大会運営本部で共有します。

11:30 フィールドインスペクション

審判団によるフィールドの確認である、フィールドインスペクションが行われます。
テクニカルエリア、アップ場所、ゴールのネットの張り具合など、様々なことをピッチで確認していきます。

フィールドインスペクション開始時

まずはテクニカルエリア、ベンチの確認を行いました。
椅子、テクニカルエリアのマーキングの位置はこれでいいかなど確認しました。

テクニカルエリア、ベンチの確認

試合に向けてのグラウンドの準備を終えて、試合が開始した際のそれぞれの役割や配置について、改めて確認を行います。

役割・配置の確認

12:15 アップ開始

FCマルヤス岡崎、中京大学体育会サッカー部、共にアップを開始します。

FCマルヤス岡崎のアップの様子。

中京大学体育会サッカー部のアップの様子

両チーム以外にも、審判団も試合開始前にアップをしています。

アップが終了し、両チームはいったんロッカールームに戻ります。
13:00のキックオフに向けて、担架隊は最終打ち合わせを行い、ボールパーソンと共に所定の位置に行きます。

担架隊の最終打ち合わせ

13:00のキックオフに向けて、どういったことが行われているかを書きました。次回の記事は、試合や表彰式の様子を書いていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。


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