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災害食の彩りを知る

震災から10年。

非常袋の中には、消毒液やマスクを入れなくちゃ。
スマホじゃない携帯電話の手回し充電器は、もう要らないよね。


時代とともに、必要なものは変わっていく。


だけど、何があっても、どんな時も大切、
一番大事な災害食といえば、
やっぱり基本は、乾パンや栄養補助食品、お粥。

消費期限が切れる前に食べる乾パンは、
平時で食べるから、少々硬くても美味しい☺︎


でもきっと、非常時の環境下に置かれてしまい
心の栄養になるのが「日常に近い食事」


最近の災害食は、クオリティが高い!!
何度もニュースで見聞きして、そんなことは百も承知と思っていたけれど

実際に口に運んでみると、感動の嵐。

・お湯(水)を注げば、勝手におにぎりの形
・統一感のある生活雑貨店で売っていそうな、和風煮込み
・常温のままでも、袋のまま食べても、美味しいポタージュ
・水さえあれば60秒でぷにぷにの食感、餅スイーツ
・フリーズドライご飯の温かさは、心に沁みる


ゆっくりできる私の週末の食卓。
災害食の隣には、
圧力鍋で作ったチキンのトマト煮込みや、一時間かけて作ったポトフが並んでいるのに、
箸が進むのは、災害食の和風煮込み。

これはもう、日常食でもいいかもね。


…でも開封するのは、
「期限が切れそうになって食べるとき」
そう願って、いつもそばに、心が落ち着く食事を置いておきたい。

そう学ぶ、10年の節目。