七五三の思い出

七五三の季節でしたね。
赤坂でも、お着物を着た子どもたちを目にしました。

「お着物大変だよね。小さな体でお疲れ様」
と言いたくなります。

私の着物は、姉のお下がりで、青い着物でした。
今見ても、とっても素敵な着物。

だけど、当時の私の気持ちとしては
「なんであおなんだ？」

幼稚園で、着物を着て花嫁行列の発表会をした時のこと。

赤やピンクの着物が主流で、
青い着物を着ていたのは、私と、もう1人くらいしかいなかったように記憶しています。

それがどうしても嫌で、
ステージに立った時、目の前のお客さんに
「あの子だけ青ね。」と笑われているような気持ちになったことを、今でも鮮明に覚えています。

（いや、「うわぁ〜みんな可愛いねぇ」の歓声だったに違いありません。）

そんな幼い時の、心の中に眠っている思い出。

30年以上経っても、大切に保管してくれている両親に感謝。

今は、青い色が一番好きになりました。