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【新規事業部#1】アイセック・ジャパンが今新しい事業を作る理由

2020年に始まった新型コロナウイルスによって、海外渡航が制限されるようになり、アイセック・ジャパンの主幹事業であった海外インターンシップも運営停止を余儀なくされました。

そのような中で自分たちが今できることは、すべきことは何か。
考え抜いた末に生まれたいくつかの事業のうち、海外支部のネットワークという強みとオンライン環境を活かしたものが "global youth dialogue"、そして"Global Passion Lab"です。

対象は海外インターンシップと同じ「若者」であっても、開発も推進も、すべてが手探り。そんな2つの事業に真正面から向き合い続ける2人のプロダクト・マネージャーにインタビューしました。

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馬場健
同志社大学2年生/global youth dialogue プロダクトマネージャー
最近はラップにはまっている。宮崎県出身で、大学進学と共に京都へ。趣味は小説を読むこと、好きな作者は今村夏子、西加奈子、澁澤龍彦。

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平川颯汰
一橋大学2年生/Global Passion Lab プロダクトマネージャー
海外戦略、新規事業開発、送り出し事業市場調査、委員会執行部などを担当。
ふと眺めた夕焼けに心動かされる瞬間や、友人と酒を交わしながら熱く語る夜が大好きな21歳。


違いを伝え合い、行動を起こすために「対話」をする

ーー今2人がアイセックで取り組んでいる事業について教えてください。

馬場:僕がプロダクトマネージャーとして関わっている "global youth dialogue″は「対話」がキーワードになっているプロダクトです。
5日間海外の学生とペアを組んで、色んなトピックについて海外の学生と話すことができます。



ーーどうして対話が今の世界に必要だと考えているんでしょうか?

馬場:「同質化」っていう言葉が最近よく使われると思うんですが、それは僕自身強く感じていることでもあります。
今日話してるそうたも実際に会ったのは2回目だし、これまでオンライン上で話してたときも、変な話僕がパソコンを閉じればすぐに関係を絶つことだってできたと思うんです。

それ以外のコミュニティだって、コミュニケーションツールを解除してしまえばすぐに切り離すことができてしまう。
でもだからこそ余計に、そういう縛りみたいなものを無意識でも強く感じるようになったと思うし、「誰が友達でそうじゃないのか」をフォローする、されたで判断したりとか、考えが似てるから友達になりたいっていう風に決めることも増えたと思います。

相手に選んでもらえないかもしれないという不安を無くすために、より自分に近い人で周りを固める傾向も強くなりました。

そういう中で同じ考えの人が集まっていくことによって、例えば「若者が政治に関心がない」っていう風にひとくくりにしてしまうこともあるし、どこかの大統領選で「意外な人が選ばれました」とかっていう言い方をするように、考えが固まってしまうこともある。

極端に言えばいじめなんかもそこから繋がっていると思うし、そういう状況を対話によって解決していきたいと思って、このプロダクトのマネージャーをしています。

対話はコミュニケーションではないという風に言われています。

コミュニケーションは模倣性のある、例えばニュースのようなものだと言われますが
例えば僕がコーヒーが苦手で、そうたが好きだとしたときにそういう印象の違いを伝え合うのが対話だと思っています。
実際、dialogueの語源は「意味を流す」と表し、背景を理解することを意味します。

そのうえで「こうしたら甘くなるよ、おいしいよ」ってキャッチボールをして、行動をして、コーヒーは飲み方でおいしくなるんだっていう気付きを僕が得ることができたとしたら、また次の行動に繋がっていく。

global youth dialogueに参加することで、そんな風に同質化された範囲から意識的に外れ、そこから思いもかけなかったような気づきを得てほしい。
そんな思いで運営をしています。

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ーープロダクトマネージャーって、普段どんなことをしているんですか?

馬場:僕はプロダクトの進む方向を考えて、チームのみんながこれからどんなことをするのかを考えることはもちろんなんですが、
global youth dialogueという事業がどんなことを目指しているのか、なぜこの事業をやっているのか、そういう部分を伝え続けるような役割だと思っています。

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アイセックの中でも「本当にやる必要があるのか」って問われることもあるのですが、そこで「それでもやりたい」って言えるような思い、極端に言えばどんな状態になってもやりたいようなことがこの事業のVisionに当たる部分だと思っています。
そしてそれくらい強い気持ちをチーム全員で共有していないと新規事業は成り立たないと思っているので、意識して伝えるようにしています。


「社会を良くしたい」という若者のもやもやを形に


ーー平川さんはどうですか?

平川:僕がいま関わっているのは、Global Passion Labというプロダクトで、AIESEC International(アイセック国際本部)を中心に開発を進めているものです。

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今の若者って、社会に対していいことをしたいなっていうなんとなくの思いがありつつも形にできない、考えきれないもやもやがあると思っていて、そのもやもやにアプローチするようなサービスを作っていきたいと考えています。

どういうプロダクトにしていくのかっていうのは今まさに色々検証しようとしている段階で
グローバルな場で意見を交換するようなことも考えているし、その思いにフォーカスして社会人の方にメンター(日本語で相談者、指導者の意味。思考をサポートしてくれる存在)としてサポートしていただくことも考えています。


馬場:本当に思いを新しく形にするっていうところが魅力なのかな。

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平川:そうだね。
さっき言ったようなもやもやってなんで起こるんだろうって考えたときに、自分のためだけに生きることへの疑問とか、暗い社会の雰囲気を少しでも良くできないかなと考えはするけど、そういう気持ちを表現することや誰かに伝えることの難しさを感じてしまうようなことが、みんなにあると思うんです。
でもグローバルっていう非日常な場所だったらそういう気持ちをいつもより素直に伝えられることってあると思うし、自分より先を生きている大人にだったら「あ、こういう伝え方とか、行動の仕方があるんだ」って気づくことでその次の行動に繋がるようなこともあると思います。

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ーー「グローバル」は一つキーワードになっていると思うのですが、それをグローバルな場所でやる意味はどんなものがあると考えていますか?


平川:今ある問題って、色んなことがすごく複雑に絡み合って起こっていると思っています。
よくある話ですが、自分の些細な行動が地球の裏側に影響を与えているかもしれない。
でもその意識を持つのがすごく難しいんです。

例えばペットボトルのお茶を買ってしまったとして、それは環境破壊を助長することになっているかもしれないけど、自分の生活範囲には影響がないから買ってしまったことに対してあまり何も思わない。
僕は広島に住んでいたこともあり平和教育などをしっかりと受けて育ったのですが、例えばああいう環境だったらそこに当事者意識は自然と持てると思うんです。

そんな風に、自分がこれまで見てこなかった少し遠いにいる人と繋がってそこにある世界を知ってみること、そして考えてみることで、色んな課題が解決していくんじゃないかなと思っています。



インタビュー第2弾では、2人のバッググラウンドや、意気込みなどについて聞いてみました!

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