【新規事業部】他者理解から始まるより良い社会を、global youth dialogueからつくりたい
こんにちは!アイセック・ジャパンです。
アイセックは、世界100以上の国と地域に支部を持ち、約30,000人の学生が所属する非営利組織です。
私たちは「平和で人々の可能性が最大限発揮された社会」の実現を目指し、若者のリーダーシップを育む事業への参加、そして運営をしています。
今回は、アイセックの運営する国際交流イベント“global youth dialogue”の運営に携わる小泉優奈さんにインタビューを行いました!
なぜ小泉さんはなぜglobal youth dialogueの運営に携わり、誰にどんな価値を届けているのでしょうか。
少しでも、アイセックの魅力が伝われば幸いです。
global youth dialogueの詳細については、こちらのInstagramページをご覧ください。
https://www.instagram.com/aiesec_gyd_official/
世界中の仲間と理想を追いかける体験に惹かれて
ーーまずは自己紹介をお願いします!
慶應義塾大学法学部1年の小泉優奈です。この1年で2回、global youth dialogueの運営に、コンテンツ設計として関わってきました。
ーー優奈さんは、どうしてアイセックに入会したんですか?
帰国子女ということもあり国際系の活動に興味があったので、大学では国際系のサークルに入ろうと思っていました。
そんなときに参加した国際系団体合同新歓でアイセックを知り、異なるバックグラウンドや価値観を持っていても、同じ理想を信じて世界規模で活動していることに魅力を感じ、入会することを決めました。
日本や海外のアイセックメンバーと話をしたり社会課題についてディスカッションをしたりする中で、実際に世界との繋がりを感じることができたり、社会にアンテナを張っていたりすることに魅力を感じたりもしていましたね。
異なるものを理解するきっかけに
ーー優奈さんがglobal youth dialogueに関わっている理由を教えてください!
私はアイセックに入会してglobal youth dialogueを運営する中で、自分の価値観が変わったなと思っているのですが、その経験を他の人にも届けたいという思いが今global youth dialogueを運営する原動力となっています。
私自身、入会してすぐは自己成長など自分にベクトルを向けて考えることが多いメンバーでした。
しかし事業運営に携わり始め、「どうすれば顧客のためになるのか」ということをたくさん考えていく中で、もっと人のために頑張れる人になりたいと思うようになりました。
以前よりも人のために行動することに価値や喜びを感じられるようになったと思っています。
私はglobal youth dialogue自体にも、参加してくれた人のベクトルをより「他者のために」向けられるようになる力があると信じています。
global youth dialogueは海外の学生とペアになって様々な話をするサービスですが、5日間という期間が終わってもペアとの関係が続く人がたくさんいます。そんな風にバディから友達になるなかで、対話をする過程で自分と異なる人やものに対して理解する力や経験を届けられるんだと思います。
またそんな力を持つglobal youth dialogueをもっと広めることができたら、アイセックの掲げる理想の達成に近づけると信じているのも、私がglobal youth dialogueに関わっている理由です。
アイセックは、平和で人々の可能性が最大限に発揮された社会の実現や、若者のリーダーシップを育むことを掲げていて、その達成のために異文化理解を促進することを大事にしています。
価値観やバックグラウンドが異なる人に出会ったとしても、それを理解しようとする姿勢を持てる人が多くなれば、争いは減っていき、アイセックの目指す「平和で人々の可能性が最大限に発揮された社会」にもっと近づくのではないかと思います。
だから異なるものを理解しようとする経験や、そのような姿勢を持つきっかけ作りとなるglobal youth dialogueをもっと広めたいんです。
「直接聞く」ことで世界が身近なものになる
ーー優奈さんは、global youth dialogueが届けられる価値をどんなものだと思っていますか?
私は大きく2つあると思っています。
さっきも少し話に出したのですが、「バディから友達になる」というのが1つ目の価値です。
本番の会期中の最終日に、あるグループで日本人参加者の子がバディ一人一人にメッセージを書いていたんです。
内容を見ると、「私たち4人は将来違う道を進むけど、global youth diaogueが結び付けてくれる」「5日間で話したことや関係性がいつか何かに結びつく」と書かれてて、それを見たときは、global youth dialogueを通じて本当に友達になってくれたのだなと感じました。
私は彼らのように会期が終わった後も関係性が続くことを願っていますし、それぞれがバディから友達になった原体験を糧にして、異なるバックグラウンドを持つ人とこれから出会った時に、わかり合おうとしてくれたらいいなと思います。
2つ目に世界を身近に感じられることが挙げられると思っています。テレビで見るニュースは遠い国の出来事かのように思ってしまいますが、global youth dialogueで友達から聞いた話は、「実際に起きていることなんだ」と感じることができます。
実際に私もglobal youth dialogue運営に携わる前に参加者として関わった際にスリランカのバディから自身が体験した戦争について聞くことがあり、戦争という事象をよりリアルに捉えることができるようになりました。
「なぜアイセックが運営するのか」という問いに答えられるように
ーーこれからglobal youth dialogueをどのように発展させたいと思っていますか?
今global youth dialogueは、アイセックの中では新規事業という位置づけの事業ですが、将来は海外インターンシップと肩を並べるくらいアイセックを代表する事業にしていきたいと思っています。
また私が今課題に感じていることとして、「global youth dialogueって何?」と聞かれたときにまだ国際交流イベントとしか答えられない、つまり他の機会との差別化が十分にできていないということがあります。
なぜアイセックがglobal youth dialogueを運営しているのかを追求し、私たちだからこそ届けられる価値を届け、アイセックの理念の達成に近づけたいです。
実際にその課題を解決していくために、リピート率の低さを解消していくべきだと考えています。よりたくさんの参加者を増やし事業を拡大していくためには、今は1割しかないリピート率を上げていく必要があります。
一度参加してくれた人にも毎回新たな気づきを得てもらえるように、もっと工夫をしていきたいです。
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