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AiCT入居企業紹介 - SAPジャパン編

こんにちは。AiCTの3階に入居しています、SAPジャパンの吉元です。一発目の活動紹介ということで他の企業があとに続きやすくて、かつ関心のありそうなネタをかければと思っております。

SAPはドイツを本社におくビジネスソフトウェアの企業でして、世界180ヵ国に取引先を持つ、実は知る人ぞ知るヨーロッパ最大の企業です。なんでそんな企業が会津にいるの?と思うかもしれません。まじめに答えると世界中で利用いただいているSAPはある意味社会のインフラといっても過言ではなく、社会をより良くする責任もあると考えております。そこでより良い社会や生活を実現するためにスマートシティ会津で様々な実証実験を行って日本中や世界中に展開していきたいということでAiCTに入居して活動を行っています。

色々な活動をして参りますが、今回はひとつ分かり易い取り組みをご紹介します。ごみ箱にIoTセンサーを取り付けて、ごみの収集を効率化する取り組みをドイツのハイデルベルグ市で実施しているのですが、さらにこれを発展させて1日にごみをどれだけ出しているか見える化することで町全体のごみの量を減量できないか、そんな実証実験をしたいと考えています。

皆さんは1日にごみをどれくらい出しているでしょうか?この問いに正確に答えられる人はいないと思います。ごみを減らそう運動は世の中にありますが、実はごみをどれだけ出しているかわかっている人はいないのです。これはダイエットに置き換えてみるととてもわかりやすいのですが、体重計がないのにダイエットをしているのと同じことです。ごみを減らす運動メニューはたくさんありますが、一体どの運動が効果的だったのかわからず、なんとなく運動しているという状態でダイエットをしているわけです。私はダイエットするときに最も重要なことは「ダイエットするぞ!」というモチベーションだと思っています。このダイエットするぞのモチベーションは体重計に乗ってみて「ヤバい!」と思うことがきっかけで、運動をして減っているのを確認して「よし!」とモチベーションが維持される、こういう仕組みをごみの削減に取り入れていきたいなと考えています。

ごみの問題はSDGsの一つのテーマであり、誰もが身近に関わっている問題です。決して一人でできる取り組みではないので、AiCTに入居している企業をはじめ、全ての人、企業、行政と一緒に取り組みを推進できればと考えています。



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