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MetaはAIの才能を失いつつある【海外最新AIニュースまとめ】

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✍️本日のハイライト【約2分で読み終わります】

MetaのAI内部騒動 〜計算リソースを巡って〜

Metaが今年2月に公開した新しい大型モデルシリーズ「Llama」は70億から650億のパラメータを持ち、Llama 2のリリースは大規模モデルの商用化の先駆けとなりました。LlamaとLlama 2は、その高い性能のため、多くの人々によってChatGPTなどの大規模モデルの無料オープンソース代替品として注目を浴びました。

しかし、Llamaプロジェクトに関与した一部の科学者やエンジニアにとって、その評価は十分ではなく、遅すぎるとの声があります。内部情報によれば、計算リソースをめぐるMetaの別の研究チームとLlamaチームの間で計算リソースを巡る対立があり、その結果、Llamaの論文を共著した14人のうち、何人かが新しいスタートアップ企業に移籍したり、起業を始めたりしているとのことです。

Hugging Face新価格計算ツール、AI訓練の高額さを明示

AI企業Hugging Faceが新サービス「Training Cluster as a Service」を提供開始しました。このサービスを利用すると、巨大な計算量を所有していなくても、AIモデルを訓練できます。

新サービスの価格計算ツールを使うと、ユーザーはモデルのパラメータ数、能力、訓練データの量、訓練速度に基づいて望むモデルを設定できます。最も安価なテキストモデルは約430万円で、訓練には約4日かかります。一方、最も高価な多モーダルモデル(テキストと画像)のコストは約18億円で、訓練には184日かかります。しかし、GPT-4やGoogleのGeminiなどのトップAIモデルは、Hugging Faceのサービスで訓練可能なモデルよりもはるかに高価で強力です。

将来、チップの進化、効率的なアーキテクチャ、高品質の訓練データにより、訓練の価格が下がる可能性があります。

「ベンチャーキャピタルは不要」:Midjourneyの創業者がベンチャーキャピタルを拒否しながらAIヒットを創出

David Holzは、外部投資家からの資金調達なしで、わずか40人の従業員で2億ドル以上の売上を上げることで、「AIセレブリティ」として名を馳せています。彼が2021年半ばにMidjourneyを設立して以来、ベンチャーキャピタリストたちは彼に投資の申し込みを熱心にしてきました。しかしながら、Holz CEOは資金調達の申し出を断固として(しかし礼儀正しく)拒否し続け、人工知能スタートアップの中で特異な存在となっています。

これにより、Midjourneyはベンチャーキャピタル界で非常に注目される存在となっており、その利益性と驚異的な成長は投資家を魅了しています。

🛠新しいAI関連のツール紹介

  • Helpkit AI - 概念データベースをチャットボットに変えて、カスタマーサポートの時間を節約。

  • SEC insights - 10-Kや10-Qなどの多面的な財務文書を分析。

  • Perplexity - 複雑な検索がiPhoneアプリとして利用可能に。

  • GPT author - GPT-4、Stable Diffusion、Anthropic APIコールの連鎖でオリジナルのファンタジー小説を生成。

  • Chirp v1 by Suno - 次世代のテキストtoミュージックがDiscordに登場。

  • Pentest Copilot by BugBase - AI を搭載した究極の倫理的ハッキングアシスタント。

  • Audionotes Pro - 音声とテキストメモを構造化された要約とコンテンツに変換。

  • Plutis - オンデマンドの現代版メンタルヘルスケア。

  • Atticus AI - GPT-4を使ってコンサルティング契約の交渉を迅速化。

  • Satlas - AIによって生成されたオープンな地理空間データ。

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