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NYUとOpen AIによるAI倫理プログラム【海外最新AIニュースまとめ】

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✍️本日のハイライト【約2分で読み終わります】

アーサー・L・カーター・ジャーナリズム研究所、ジャーナリズム倫理推進プロジェクトを立ち上げ

ニューヨーク大学のアーサー・L・カーター・ジャーナリズム研究所は、ジャーナリズムの倫理的な課題に取り組むための新しい取り組みを開始しました。このジャーナリズムと倫理のイニシアティブは、OpenAIからの39万5千ドルの助成金を受け、リーダーとして元ロイター編集長のStephen Adler氏が指揮します。

このプロジェクトは、プライバシー、政治キャンペーン、デマ情報、技術の進展など、ジャーナリズムの職業に直面する新しい倫理的な課題に焦点を当てます。特に、ジャーナリズムの決定を犠牲にして収益化可能なトラフィックを優先する財政的圧力、精度とニュース判断を脅かす可能性のあるAIツールの増加などに取り組む予定です。

このイニシアティブでは、キャンパスでのワークショップと討論を通じて、倫理と技術の関係など、ジャーナリズム倫理の最前線を探求する予定です。さらに、学生たちは、複雑な倫理的ジレンマを解決するための個別のガイダンスを受けることができるようになります。

NVIDIAのCEOがLAショーで生成AIを披露

世界がデジタル化、超接続化していく中で、生成AIが急速に進展しています。NVIDIAの創始者でCEOのジェンセン・フアン氏は、SIGGRAPH(世界最大のコンピュータグラフィックス会議)に華々しく登場しました。

彼は「生成AIの時代が到来した」と宣言。主な発表内容は次世代GH200グレース・ホッパー・スーパーチッププラットフォーム、NVIDIA AI Workbench(モデル調整とデプロイを簡素化するツールキット)、そしてNVIDIA Omniverseの生成AIとOpenUSDでの大幅アップグレードです。

NVIDIAは過去10年間の革新を統合し、グラフィックスとAIが切り離せない存在であることを強調。AIは仮想世界でスキルを学び、仮想世界を創造するのに役立つと述べました。

教育におけるAI - 機械知能の新時代への飛躍

ニール・スティーヴンソンの1995年のSF小説「ダイヤモンド・エイジ」では、高度な技術で作られた本を手に入れた少女ネルの物語が描かれます。この本は読者と対話し、質問に答え、教育するためのツールでした。このようなデバイスは、インターネットやタブレットが登場してもSFの世界に留まっていましたが、2022年11月に登場したChatGPTのようなAI技術により、現実のものとなりつつあります。

GoogleのCEO、サンダー・ピチャイはAIを「火や電気よりも深過ぎるもの」と評し、Bill Gatesは「マイクロプロセッサやパソコン、インターネット、携帯電話と同じくらい基本的なもの」と言います。開発者たちは、自然言語での指示に応じてテキストや画像、音楽、ビデオを生成するAIツールを次々とリリースしており、技術は急速に進展しています。しかし、偏見、適切な使用、盗作などの倫理的な問題も提起されています。

教育の分野では、学生の学び方、教師の働き方、教育制度の構造に影響を与えるとされています。Khan Academyの創設者であるSal Kahnは、AIが教育に「これまでで最も大きなポジティブな変革」をもたらす可能性があるとしています。一方で、AIがデマの拡散や学校でのカンニング、プライバシーの侵害、大規模な失業を引き起こす可能性も警告されています。肝要なのは、良い面を活用しつつ、悪影響を避けることです。

🛠新しいAI関連のツール紹介

  • Rasgo ML - GPT-4のパワーであなたのデータウェアハウスを。

  • StableCode by Stability AI - Stability初のコーディング用LLMジェネレーティブAI製品。

  • Amplitude AI - 製品チームがセルフサービスデータでよりスマートに構築し、より速く学習可能に。

  • Ask Qwokka - Whatsapp経由で映画やテレビ番組を推薦。

  • Height copilot - プロジェクト管理をAIで自動化。

  • Studdy AI - ポケットにAI家庭教師。

  • Respaid - AIとリスペクトを利用して、少額の借金を回収。

  • Vizard - AIで動画をソーシャル対応クリップに。

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