エア・GroupHug(三密回避)

全国で緊急事態宣言が解除されましたね。
 
正直、その辺に歩いている全ての人達と、Group Hugをしたい気分。もちろん、家族とも、病院の同僚とも、リモートで仕事をした仲間とも、遠く会えない友人ともみんなで。ただし、Group Hugなんて三密の極みなわけで、気持ちの中だけで「エア」Group Hugなわけだけども。
 
これで終わるわけではないけど、ひと息つくぐらいはさせてほしいと思うのが皆の正直なところではないかしら。
 
GNCの代表理事としても、初期研修を終え新しい病院で働き始めた医者3年目としても、この2カ月はいろんなことが起きた。あまりに怒涛だったのと、こんな経験は二度とないとおもって、稚拙な日記を書き溜めてはいるが、今ここで公開するのははばかられるので、もっと時間がたって冷静な状況で見返したいと思う。
 
新しい生活は、いつも刺激的で、その刺激が楽しいと思うタイプなのだが、今回は、本当に刺激的過ぎた。不安なこと、怖くてちびりそうなこと、実力不足でなきそうなこと、状況が状況すぎて焦ること、いろんな局面があった。
 
本当に現場が苦しい時、通勤しながら街に出ている人の様子を見て、「本当にお願いだから家にいてくれ!」と半ば切れ気味に思った時期もあった。家にいるだけで人の命を救えるのは、非医療職の特権なのだから、家にいてくれと。今から思えば、私の傲慢な考えで、当時、街にいたのはやむを得ず自宅から出なければならない人ばかりだったと思う。でも、そんな風に思ってしまうぐらい、自分が恐怖を感じていたのかもしれないと思う。
 
一方で、GNC代表としてはくちビルディングが出来なくなったその先に、多くの元気な高齢者が自粛生活をしていることに対して、長期的な影響が出てくるだろうなという心配を抱えていた。
 
事実、全国にいる私たちの仲間からも、高齢者サロンやデイサービス等が休止になったり、やっていても高齢者自身が控えていたりと、認知症のリスクや要介護のリスクがどんどん高まっている様子を耳にして、長期的な課題になっていくだろうことがよく分かった。
  
この調査結果も同様の結果を示している。
「介護サービスの利用控えをしている高齢者のグラフ」
https://www.joint-kaigo.com/articles/2020-05-25-2.html

とりあえず一息つこう。
 
でもこれから、もっと頑張らなきゃいけないと思っている。これからどうするか、どう生きるかを考えよう。

そのために皆で「エア」Group Hugしよう!
 
( ↑ 結局これが言いたいだけっていうwww)

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