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【当時の映像で見る地附山地すべり(山崩れ)】1985年(昭和60年)7月26日

地附山(ぢづきやま)は長野市街の北西側に位置し、標高732mで、盆地との比高は約300mである。(トップ画像は古里小学校あたりから地附山方面に向かう新しい道路が開通する日の写真です2/28)
1985年(昭和60年)7月26日午後5時頃大きな音とともに大地滑りが発生し、この模様はテレビで実況中継された。
地附山は、長野市の北に接する標高 733m の山塊で、山頂は大峰面群の一部とされる平坦な地形を呈する。地附山を含む北東から東西に連なる山稜は、長野盆地との比高 300m を有する急傾斜面を形成している。
この地域の地質は、新第三期中新世後期の裾花凝灰岩で構成され地すべり後の調査では変質や破砕を受けた特異な性格を有する事が判明している。
地すべりは、昭和 56 年に僅かな現象が見られたため、ここを通過している有料道路バードラインの管理者である長野県企業局による調査が行われたが、調査途中の昭和 60 年梅雨期の異常な大雨により加速度的に進み、昭和 60 年 7 月26 日午後 5 時過ぎ、標高 680m を頂部にして、予期できなかったほどの大規模地すべりが発生した。
地すべりの規模は、長さ 700m、幅 500m、深さ 60m で土塊量は約 360 万㎥に及んだ。地すべり土塊は一体性を保ちながら一気に活動し、湯谷団地、老人ホーム松寿荘へと押し寄せ、死者 26 名、全半壊家屋 64 戸という大きな被害をもたらした。
1,最初の30秒ぐらいが地附山の山崩れの模様
https://www.youtube.com/watch?v=bShSbzFtGko&t=9s
2,こちらは16分40秒辺りから
https://www.youtube.com/watch?v=XsxnlEoRCoI&t=1093s
3,この動画は2分30秒ぐらいのところから災害の様子が見れる。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm14011821
詳細は下記サイトより
https://japan.landslide-soc.org/.../main/jidukiyama%20.pdf


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